トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2019予選2週目

4月12日のアレナ・メヒコ金曜定期戦で開催されたトルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2019の予選1週目。
決勝に上がって来たのは奇しくも特別仕様のマスクやコスチュームに身を包んだカリスティコ選手&メフィスト選手とバルバロ・カベルナリオ選手&ティタン選手の2チームでした。
大本命と目されたカリスティコ選手&メフィスト選手を撃破し、26日開催予定の決勝戦に駒を進めたのはカベルナリオ選手&ティタン選手でした。

トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2019予選1週目は58分10秒から



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19日のアレナ・メヒコ金曜定期戦で開催される予選2週目に参加するのは以下の8チーム。

●ミスティコ選手&クアトレロ選手
●ボラドールJr.選手&ウルティモ・ゲレーロ選手
●ルーシュ選手&バンジェリス選手
●テリブレ選手&ニエブラ・ロハ選手
●アトランティス選手&ネグロ・カサス選手
●バリエンテ選手&グラン・ゲレーロ選手
●エチセロ選手&ストゥーカJr.選手
●テンプラリオ選手&アウダス選手

予選1週目で敗退決定後、ラ・ベスティア・デル・リング選手がアンヘル・デ・オロ選手を襲撃したのと同様に2月のカンペオン・ウニベルサル決勝戦で遺恨が勃発し、3月のオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスでカベジェラス・コントラ・カベジェラスを行ったばかりのテリブレ選手とロハ選手はやはり空中分解必至。
10日のインフォルマに2選手がゲスト出演した際に今までのことは水に流して共闘しようと握手せんとするロハ選手に対し、テリブレ選手は決して手を握り返そうとはしませんでした。
テリブレ選手と同じロス・インゴベルナブレスのルーシュ選手とバンジェリス選手の間には2017年6月にこの時はまだルーシュ選手とピエロー (現ラ・ベスティア・デル・リング) 選手の2人だけだったインゴベルナブレスにバンジェリス選手が加入しようと猛アピール、これを「顔じゃねぇ」とばかりに拒否し、翌7月にピエロー選手とバンジェリス選手がカベジェラ・コントラ・カベジェラで闘う因縁がありましたが、現在は鎮静化。
NWA世界ヒストリック・ライトヘビー級王者のストゥーカ選手と前王者のエチセロ選手はこのタイトルを懸けて3度対戦しているライバル関係ではありますが、仲間割れはないと思います。

組合せによってはルーシュ選手とミスティコ選手、ウルティモ・ゲレーロ選手とグラン・ゲレーロ選手の兄弟対決の可能性もあり。
そしてルーシュ選手とテリブレ選手のインゴベルナブレス対決もあるかもしれません。
2人が対決することになれば、おそらくまともに闘うことはないでしょうから、もしかすると予選2週目の結果に大きく影響を及ぼすかもしれません。
並居る強豪の中、ともに今年のファンタスティカマニアで初来日したテンプラリオ選手とアウダス選手のチームにはフレッシュさと首脳陣からの期待の高さを感じさせます。
個々の実力的にはボラドール選手とウルティモ・ゲレーロ選手のチームが抜きん出ているように思いますが、そこは普段はほぼ組むことのないテクニコとルードのタッグ。
意外なチームワークを発揮してカベルナリオ選手とティタン選手の待つ26日の決勝戦に駒を進めるのはいったいどのチームになるでしょう?




トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2019予選1週目

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4月12日のアレナ・メヒコ金曜定期戦からトルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2019がスタート。
テクニコとルードが組むレレボス・インクレイブレスが時折マッチメークされるCMLLではありますが‘、トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハスは普段はほぼ組むことのないテクニコとルードのタッグを結成、12日に予選1週目、19日に予選2週目が行われ、26日に予選を勝ち上がった2チームが決勝戦で激突するスケジュール。

12日の対戦カードが発表され、予選1週目に出場するタッグチームも明らかになりました。

●カリスティコ選手&メフィスト選手
●アンヘル・デ・オロ選手&ラ・ベスティア・デル・リング選手
●サンソン選手&ソベラノJr.選手
●バルバロ・カベルナリオ選手&ティタン選手
●ブルー・パンテル選手&マスカラ・アニョ・ドスミル選手
●フライエル選手&フォラステロ選手
●エウフォリア選手&ゲレーロ・マヤJr.選手
●レイ・ブカネロ選手&トリトン選手

闘ってみないことにはわからない部分はありますが、3月15日のオメナヘア・ドス・レジェンダスでカベジェラス・コントラ・カベジェラスまで抗争が発展したアンヘル・デ・オロ選手とベスティア・デル・リング選手は空中分解の可能性大。
その他、ここ数年で因縁があるといえばサンソン選手とソベラノ選手。
2017年4月のコパJr.決勝戦で対戦し、ソベラノ選手が優勝。
同年6月開催のトルネオ・デ・ラ・グラン・アルテルナティバではカリスティコ選手&ソベラノ選手が決勝戦でウルティモ・ゲレーロ選手&サンソン選手を破り優勝。
この年11月に新設された“死者の日ベルト”レイ・デル・インフラムンドの初代王者を決めるトルネオで再びサンソン選手とソベラノ選手が決勝戦で激闘し、サンソン選手が優勝。
一触即発の危険性もはらんでいますが、今年のファンタスティカマニア最終戦のフィナーレでサンソン選手にTシャツを脱いで客席に投げるよう促していたのがライバル関係にあるソベラノ選手でした。
ライバル視はしつつも互いに実力を認め合っている関係性!?

また、普段は組むことのないテクニコとルードのタッグトーナメントゆえ、組み合わせによってはマスカラ・アニョ・ドスミル選手とサンソン選手とフォラステロ選手、そしてエウフォリア選手とソベラノ選手のファミリアが対峙する可能性もあります。

トルネオの行方とともに楽しみなのが普段は組まない者同士の特別仕様のハーフやコラボのマスク。
こういう時には決まってコラボマスクを被るカリスティコ選手とメフィスト選手のタッグ結成。
このチームはおそらく今回も特別なマスクで視覚的にもファンの注目を集めるでしょう。

翌週19日の予選2週目の参加チームのうち、テリブレ選手&ニエブラ・ロハ選手、ミスティコ選手&クアトレロ選手の2チームは既に発表されています。


最後に2010年に始まったこのタッグトーナメントの優勝チームを振り返り。

2010年 アトランティス選手&マスカラ・ドラダ (現グラン・メタリク) 選手
2011年 アトランティス選手&マスカラ・ドラダ選手
2012年 アトランティス選手&ミステル・ニエブラ選手
2013年 ボラドールJr.選手&ラ・ソンブラ (現アンドラーデ) 選手
2014年 アトランティス選手&エウフォリア選手
2015年 テリブレ選手&マキシモ選手
2016年 ミスティコ選手&メフィスト選手
2017年 ボラドールJr.選手&バルバロ・カベルナリオ選手
2018年 ルーシュ選手&テリブレ選手

現在もCMLLに上がっている選手で複数回優勝はアトランティス選手の4回、ボラドール選手とテリブレ選手の2回。

昨年の優勝チームのルーシュ選手&テリブレ選手はこのトーナメントを制覇し、ルーシュ選手からのラブコールに応える形でテリブレ選手のロス・インゴベルナブレス電撃加入というドラマがありました。
今年も何かが動き始めるのか注目しています。




【2019年4月改訂版】CMLLの週間スケジュールとライブ配信

メキシコは4月7日(日)午前2時からサマータイムに突入します。
10月27日(日)午前2時までがサマータイム期間となり、通常は日本との時差はマイナス15時間ですが、サマータイム期間は1時間早くなり、マイナス14時間となり、この間はライブ配信の開始が今までよりも1時間早くなります。
ライブ配信のある定期戦としては4月8日のアレナ・プエブラ月曜定期戦 (日本時間では9日火曜日) から今までより1時間早い開始になります。
ファンタスティカマニアも今年で9年目の開催。
年々、CMLLに興味を持つ方が増えているように感じます。
週に3回も無料のライブ配信があり、リアルタイムでの視聴は無理でもアーカイブが残りますので、日本からでも展開が追えます。
以下にCMLLの週間スケジュールとライブ配信の開始時間をまとめています。


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【日曜】
●アレナ・メヒコ 17:00開始
●アレナ・コリセオ・グアダラハラ 18:00開始

【月曜】
●アレナ・プエブラ 21:00開始
日本時間火曜11:00からYouTubeのVideosOficialesCMLLでライブ配信 (アーカイブが残ります)

【火曜】
●アレナ・メヒコ 19:30開始
日本時間水曜9:30からYouTubeのVideosOficialesCMLLでライブ配信 (アーカイブが残ります)
●アレナ・コリセオ・グアダラハラ 20:45開始

【水曜】
●数人のルチャドールをゲストに迎える情報番組「CMLL INFORMA」 16:00開始
日本時間木曜6:00からYouTubeのVideosOficialesCMLLで配信 (アーカイブが残ります)

【金曜】
●アレナ・メヒコ 20:30開始
日本時間土曜10:30からClaro sportsでライブ配信あり (アーカイブは残りません)
Claro sportsのライブ配信終了から数時間後にYouTubeのVideosOficialesCMLLにアップロード (アーカイブが残ります)

【土曜】
●アレナ・コリセオ 19:30開始




【Campeones de CMLL】Marzo 2019

月に1度、各タイトルの動向を振り返るCampeones de CMLL。
CMLLで防衛戦が行われている主要タイトルの2019年3月末日現在のチャンピオン一覧、カッコ内は防衛回数と3月に行われたタイトルマッチです。

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●カンペオン・ウニベルサル
2009年 ウルティモ・ゲレーロ選手
2010年 獣神サンダー・ライガー選手
2011年 ラ・ソンブラ選手
2012年 テリブレ選手
2013年 棚橋弘至選手
2014年 ウルティモ・ゲレーロ選手
2015年 アトランティス選手
2016年 バリエンテ選手
2017年 ボラドールJr.選手
2018年 未開催
2019年 テリブレ選手


●CMLL世界ヘビー級
第20代 ウルティモ・ゲレーロ選手 (2度防衛 3月4日 アレナ・プエブラでバンジェリス選手に防衛)

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CMLL世界ヘビー級王座戦は1時間44分47秒から

●CMLL世界ライトヘビー級
第16代 ニエブラ・ロハ選手 (5度防衛)

●CMLL世界ミドル級
第19代 クアトレロ選手 (3度防衛)

●CMLL世界ウェルター級
第33代 ドラゴン・リー選手 (0度防衛 3月19日 アレナ・メヒコでメフィスト選手から奪取 前王者メフィスト選手は14度目の防衛に失敗)

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CMLL世界ウェルター級王座戦は1時間50分19秒から



●CMLL世界ライト級
第15代 ドラゴン・リー選手 (6度防衛)

●CMLL世界ミニ
第14代 ショッケルシート選手 (5度防衛 3月31日 アレナ・メヒコでペケーニョ・ピエロー選手に防衛)

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●CMLL世界女子
第19代 マルセラ選手 (1度防衛)

●CMLL世界タッグ
第40代 ディアマンテ・アスール選手&バリエンテ選手 (2度防衛 3月10日 アレナ・メヒコでウルティモ・ゲレーロ選手&グラン・ゲレーロ選手に防衛)

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CMLL世界6人タッグ
第30代 ウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手 (2度防衛 3月15日 アレナ・メヒコでカリスティコ選手&ボラドールJr.選手&ドラゴン・リー選手に防衛)

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CMLL世界6人タッグ王座戦は1時間33分24秒から




●NWA世界ヒストリック・ライトヘビー級
第7代 ストゥーカJr.選手 (2度防衛 )

●NWA世界ヒストリック・ミドル級
第8代 カリスティコ選手 (1度防衛)

●NWA世界ヒストリック・ウェルター級
第9代 ボラドールJr.選手 (2度防衛 3月5日 アレナ・コリセオ・グアダラハラでバルバロ・カベルナリオ選手に防衛)

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●ナショナル・ヘビー級
第65代 テリブレ選手 (3度防衛)

●ナショナル・ライトヘビー級
第71代 バルバロ・カベルナリオ選手 (1度防衛 3月29日 アレナ・メヒコでフォラステロ選手に防衛)

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ナショナル ・ライトヘビー級王座戦は1時間37分5秒から



●ナショナル・ウェルター級
第75代 ソベラノJr.選手 (6度防衛 3月30日 アレナ・コリセオでテンプラリオ選手に防衛)

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●ナショナルライト級
第50代 エレクトリコ選手 (4度防衛)

●ナショナル女子
第20代 メタリカ選手 (0度防衛)

ナショナル6人タッグ
第40代 サンソン選手&クアトレロ選手&フォラステロ選手 (8度防衛 3月19日 アレナ・コリセオ・グアダラハラでティタン選手&トリトン選手&エスフィンへ選手に防衛)

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参照 : 〈CAMPEONES/CMLL公式HP〉 〈Championships/Luchawiki〉

3月のCMLLは15日に開催されたビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」でニエブラ・ロハ選手とアンヘル・デ・オロ選手のロス・エルマノス・チャベスがロス・インゴベルナブレスのテリブレ選手とラ・ベスティア・デル・リング選手とのカベジェラス・コントラ・カベジェラスで勝利。
しかし、大一番で敗れて丸坊主となるも前哨戦も含めてテリブレ選手とベスティア・デル・リング選手の強さ、実力者ぶりばかりが印象に残っています。
そして29日のアレナ・メヒコ金曜定期戦にはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也選手がルーシュ選手とテリブレ選手と合体。
内藤選手とカリスティコ選手の日墨カリスマ対決に期待していましたが、インゴベルナブレスが勝敗度外視の反則で幕。
この続きは来年のファンタスティカマニアで見られるのか?見られないのか?
その答えはもちろん、トランキーロ、あっせんなよ…と言ったところでしょうか。
とにもかくにも3月のCMLLマットは制御不能に染め上げられました。

タイトル戦線に目を移すと2月はカンペオン・ウニベルサル開催の影響で1度も行われなかったタイトルマッチが3月は9度も行われました。
うち8タイトルは王者が防衛しましたが、メフィスト選手が2016年5月から13度も防衛してきたCMLL世界ウェルター級王座がドラゴン・リー選手に移動。
ドラゴン・リー 選手はCMLL世界ライト級と合わせてCMLL世界王座の二冠、さらにはMLA (Mucha Lucha Atlanta) ヘビー級とKOI (KING OF INDIES) と4本のベルトを保持しています。
俄然、4月6日マディソン・スクエア・ガーデンでIWGPジュニアヘビー級王座奪取への期待高まります。
10年ぶり3人目のメキシコ人IWGPジュニアヘビー級王者の誕生なるか!?




内藤選手参戦!3月29日アレナ・メヒコ金曜定期戦の対戦カード

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春の大一番オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスから2週間後の3月29日のアレナ・メヒコ金曜定期戦の目玉は新日本プロレス、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也選手の出場。
毎年インゴベルナブレス原点の地アレナ・メヒコに帰って来る内藤選手の対戦カードが発表されました。
内藤選手はもちろんメインに登場、ロス・インゴベルナブレスの盟友であるルーシュ選手&テリブレ選手とのトリオでカリスティコ選手&ボラドールJr.選手&バリエンテ選手と対戦します。

3月15日に開催されたオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスでインゴベルナブレスのテリブレ選手&ラ・ベスティア・デル・リング選手がニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ選手の兄弟とのカベジェラス・コントラ・カベジェラスに敗退し、髪を刈られました。
オメナヘから2週間後の内藤選手のアレナ・メヒコ参戦はこの抗争を引きずって内藤選手が加わったインゴベルナブレスとロハ選手&オロ選手との対戦が組まれるものと予想していました。
2009年のNO LIMITのCMLL武者修行時代に内藤選手とプライベートで最も仲が良かったというロハ選手&オロ選手との対戦ももちろん楽しみでしたが、発表されたカードは絶大なる人気を誇るCMLLテクニコのツートップであるカリスティコ選手とボラドール選手との対戦。
「楽しくて楽しくて仕方ない」という内藤選手の感情がライブ配信でも伝わってくる毎年のアレナ・メヒコ登場。
ルーシュ選手とテリブレ選手もいつも以上に制御不能に暴れるでしょう。
迎え撃つカリスティコ選手&ボラドール選手&バリエンテ選手はアレナ・メヒコで主役の座は渡すまいと俄然燃え上がること必至。
実に刺激的なカードで当日のライブ配信が本当に楽しみです。


また、前週22日のマッチ・レランパゴでバルバロ・カベルナリオ選手に勝利したフォラステロ選手のタイトル挑戦表明が通り、29日のセミでカベルナリオ選手の保持するナショナル ・ライトヘビー級王座にフォラステロ選手が挑戦します。
昨年11月にCMLLの象徴アトランティスからベルト奪取後の初防衛戦。
カベルナリオ選手は日本での闘いはどこかコミカルな部分が目立ちますが、誰が相手でも名勝負を繰り広げる実力者。
一方のフォラステロ選手はいとこのサンソン選手&クアトレロ選手とのラ・ヌエバ・ヘネラシオン・ディナミタでは一歩引いたサポート役に徹しているような気がしてなりませんが、この人も試合巧者。
実力者同士のルード対決となる王座戦にも注目しています。




ドラゴン・リー選手がメフィスト選手からCMLL世界ウェルター級王座を奪取

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3月19日のアレナ・メヒコ火曜定期戦のメインで王者メフィスト選手vs挑戦者ドラゴン・リー 選手のCMLL世界ウェルター級王座戦が行われました。
前週12日のミスティコ選手&ドラゴン・リー 選手&ディアマンテ・アスール 選手vsミステル・ニエブラ選手&メフィスト選手&レイ・ブカネロ選手でメフィスト選手から勝利したドラゴン・リー 選手が試合後のリング上での挑戦表明を受けてのもの。

CMLL世界ウェルター級王座戦は1時間50分19秒から

王者メフィスト選手のセコンドは父カオス選手、挑戦者ドラゴン・リー 選手のセコンドは兄ミスティコ選手でした。
一本目はメフィスト選手、2本目はドラゴン・リー 選手が互いに対戦相手の一瞬の隙をつく押さえ込みで取り合った後の勝負の3本目は両者ともに得意技、必殺技を繰り出しカウント2で返す白熱の展開。
メフィスト選手のコーナートップからのデビルス・ウイングスが決まった時にはこれで勝負あり、メフィスト選手の防衛かと思いましたが、これさえもカウント2で跳ね返したドラゴン・リー 選手が最後はデスヌカドーラの体勢からみちのくドライバーで叩きつけて熱戦にピリオドを打ちました。
健闘を称え合う両者に観客から大量のおひねりが降り注ぎました。

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第33代CMLL世界ウェルター級王者となったドラゴン・リー 選手はCMLL世界ライト級と合わせて二冠となりました。
なお、入場時に持参したベルトは右手の赤いベルトがMLA (Mucha Lucha Atlanta) ヘビー級、左手の黒いベルトがKOI (KING OF INDIES) のベルト。
なぜCMLL世界ライト級のベルトは持参しなかったのかは不明ですが、ローカルプロモーションのものを含めるとドラゴン・リー 選手は実に4本ものベルトを保持しています。

残念ながら敗れた前王者のメフィスト選手は2016年5月にマスカラ・ドラダ選手からタイトル奪取後、2年10ヶ月の長きにわたり王者に君臨してきましたが、14度目の防衛に失敗。
この間に退けてきた挑戦者はカリスティコ選手やネグロ・カサス選手、ミスティコ選手、ストゥーカJr.選手、ソベラノJr.選手、ティタン選手など錚々たる顔ぶれでした。

4月6日にマディソン・スクエア・ガーデンで石森太二選手のIWGPジュニアヘビー級王座挑戦が決定しているなかで負けられない闘いを制したドラゴン・リー 選手。
IWGPジュニアに最も近いルチャドールの戴冠を期待せずにはいられません。
1999年のフベントゥ・ゲレーラ選手、2009年の初代ミスティコ (現カリスティコ) 選手に続くIWGPジュニアヘビー級史上3人目のメキシコ人王者誕生なるか?
…とこれを書いていて、ちょうど10年に1人メキシコ人王者が誕生していることに気づきました。
今年は初代ミスティコ選手の戴冠からちょうど10年。
もちろん、もう1人の挑戦者バンディード選手もメキシコ人ですが。
今、ドラゴン・リー 選手の頭にはマディソンでIWGPジュニアを奪取して初防衛戦の相手に相思相愛の最高のライバル“GATITO”を指名することしかないような気がしています。
メキシコで生まれた名勝負数え唄が新たな局面で再び奏でられることを期待しています。


そして、この日もう1つ見逃せない出来事がありました。
それは第4試合に出場したカワト・サン選手の出で立ち。

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昨年2月2日にアレナ・メヒコでCMLLデビュー以来、白と赤の日の丸カラーの入場コスチュームとパンタロンで闘ってきたカワト選手が髪の毛の色と合わせたのか?青を基調としたコスチュームに一新。
青と白銀のハーフカラーの入場コスチュームにこれまでのパンタロンスタイルからロングタイツとなり足元は黒のニーパッドとレガースが剥き出しとなりました。
ロングタイツもニーパッド、レガースも文字や模様は一切なし。
日本もメキシコもコスチュームが複雑に、豪華に、派手になる一方で、こうした懐かしさを感じさせるシンプルなデザインは逆に目立つと思います。
足元がスッキリしたからか、ニーパッドとレガースの黒のせいなのか、カワト選手が得意とする蹴り技が以前よりも鮮やかに映えていたように感じました。
ここのところアレナ・メヒコ火曜定期戦のセミに出場する機会も増え、徐々にポジションを上げてきています。
大阪府池田市出身で同郷の大先輩OKUMURA選手は虫垂炎で欠場中。
孤軍奮闘する日本人ルチャドールの進化にも期待しています。




ニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ選手の兄弟がインゴベルナブレスの髪を刈る オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2019

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3月15日に開催されたCMLL春の大一番オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス。
ライブ配信はなく、大会終了から数時間後にYouTubeのCMLL公式チャンネルに全試合がアップされました。



CMLL創設者のサルバドール・ルテロ氏とともに今年、その偉大なる功績を称えられたのが故ブルー・デモン選手。
ビッグショーとなると普段よりも豪華で特別なマスクやコスチュームで登場するルチャドールが多くなりますが、第1試合のアウダス選手、第3試合のメフィスト選手、テンプラリオ選手、エフェスト選手はブルー・デモン選手のデザインを落とし込んだマスクを着用しました。

セミでウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手のロス・ゲレーロス・ラグネロスが保持するCMLL世界6人タッグ王座に挑戦したカリスティコ選手&ボラドールJr.選手&ドラゴン・リー 選手は3人のデザインがミックスされたコラボマスクで登場。
カリスティコ選手はコラボマスクの下にもう1枚通常デザインのマスクを着用。
ボラドール選手はもちろん試合は素顔で行いましたが、ドラゴン・リー 選手だけはコラボマスクのまま闘いました。
1ー1で迎えた3本目、勝負はカリスティコ選手とウルティモ・ゲレーロ選手のキャプテン同士の闘いとなり、カリスティコ選手のラ・ミスティカが鮮やかに決まり王座奪取かと思ったところでウルティモ・ゲレーロ選手が上手く丸め込み、ゲレーロスが2度目の防衛に成功。
トップ中のトップの3人が組んでも鉄壁の連携を誇るゲレーロスの牙城は崩せませんでした。

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メインは2月15日のカンペオン・ウニベルサル2019決勝戦で勃発した因縁の決着戦、ニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ 選手のロス・エルマノス・チャベスvsテリブレ選手&ラ・ベスティア・デル・リング選手のロス・インゴベルナブレスのカベジェラス・コントラ・カベジェラス。
カンペオン・ウニベルサル決勝戦からオメナヘのカード決定、そして毎週組まれる前哨戦ではことごとくインゴベルナブレスが圧倒的に優勢。
それだけにロハ選手選手、オロ選手の兄弟は大一番でスカッと勝利したかったことでしょう。
しかし、この日もインゴベルナブレスの勢いは止まらず。
ロハ選手とオロ選手には女性ファンからの黄色い声援は飛ぶものの男性ファンからは野太いブーイングが容赦なく浴びせられました。
勝負を決する3本目、ロハ選手、ベスティア・デル・リング選手の順に敗退。
オロ選手とテリブレ選手の対戦でいよいよ決着というところでアクシデント発生。
オロ選手の放ったトペ・スイシーダでテリブレ選手が右肩を負傷。
なんとかリングに戻り左腕のみで闘おうとするテリブレ選手ですが、すぐにオロ選手のシャープシューターに捕まり無念の敗北。
思えばテリブレ選手は昨年も右肩の負傷で欠場していた時期がありました。
もしかすると完治はしていなかったのかもしれません。
3月18日のアレナ・プエブラ月曜定期戦のカードにテリブレ選手の名前がありますが、ケガの具合と今後が心配です。

潔く髪を刈られたテリブレ選手とベスティア・デル・リング選手。
しかし、怒りは収まらずにロハ選手とオロ選手に再び襲いかかりました。
一応の決着はつきましたが、もう1人のインゴベルナブレスのメンバーにしてベスティア・デル・リング選手の長男ルーシュ選手を加えて、まだまだこの抗争はしばらく続きそうな気配。
大一番で髪切り成功という勲章は得たものの、観客の反応を含めて、実はリベンジしなくてはならないのは勝者チームのロハ選手とオロ選手の兄弟の方なのではないかという印象が強く残るオメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2019 でした。






現状打破への決意の表れか!? コメタ選手が大胆イメチェン

春の大一番、ビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2019」を1週間後に控えた3月8日のアレナ・メヒコ金曜定期戦。
メインでは「オメナヘ」のカベジェラス・コントラ・カベジェラスの前哨戦が行われ、この日も勝敗を度外視したロス・インゴベルナブレスがニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ選手の兄弟を蹂躙しました。

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この日1番驚かされたのが、第2試合に出場したレイ・コメタ選手の豹変ぶりでした。
インディアンのようなコスチュームに身を包み、顔には不気味な白と黒のペイント。
しかし変化は見た目だけのものでルード転向ではもちろんなく、ファイトスタイルは変わっていないように見えました。

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「彗星の王」のリングネーム通りのコスチュームを長年愛用してきたコメタ選手。
2008年にAAA離脱後、CMLLに定着。
2012年9月14日、79アニベルサリオでプーマ・キング選手とのマスカラ・コントラ・マスカラに敗れ素顔に。
2013年3月15日、オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスのメインでストゥーカJr.選手と組みOKUMURA選手&ナマハゲ選手とのマスカラ・イ・カベジェラ・コントラ・マスカラ・イ・カベジェラに勝利し、OKUMURA選手を丸坊主に、ナマハゲ選手を素顔に。
2013年4月26日、アレナ・メヒコ57周年記念大会でナマハゲ選手とのカベジェラ・コントラ・カベジェラの勝利しナマハゲ選手を丸坊主に。
2014年9月19日、81アニベルサリオでバルバロ・カベルナリオ選手とのカベジェラ・コントラ・カベジェラに敗れ丸坊主に。
2016年6月10日、アレナ・メヒコで王者カベルナリオ選手からナショナル ・ウェルター級王座奪取。
2016年7月1日、アレナ・メヒコでカベルナリオ選手とのカベジェラ戦に再び敗れ2度目の丸坊主に。
2017年3月14日、アレナ・メヒコで前王者カベルナリオ選手にナショナル ・ウェルター級王座初防衛。
2017年5月12日、アレナ・メヒコでソベラノJr.選手に敗れナショナル ・ウェルター級王座陥落。

一昨年のファンタスティカマニアで初来日を果たし、メキシコに帰国後メキメキと頭角を現し、スペル・エストレージャへの階段を駆け上がったソベラノ選手にナショナル ・ウェルター級王座を明け渡した後のコメタ選手は注目を集める機会を掴めずにいます。
ただでさえ選手層の厚いCMLL。
毎年のファンタスティカマニアで初来日するルチャドールを見ればわかるように才能溢れる若者が次から次へとアレナ・メヒコに上がってきます。
将来を期待されつつも気づいてみればいつのまにか見かけなくなってしまったルチャドールも多数。
その中で長年に渡ってCMLLに定着し、生き残っているだけでも凄いことだとは思いますが、今回のコメタ選手のイメージチェンジは中堅の座に甘んじることなく、現状打破へ決意の表れに思えてなりません。
2度も刈られた髪の毛もようやく以前の長さに戻り、カベルナリオ選手には是が非でもリベンジしたいところでしょう。
心機一転、コメタ選手の巻き返しに注目しています。






早期回復とリング復帰を祈ります OKUMURA選手が虫垂炎で入院

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父の偉大なるリングネームを継承し、日出ずる国、日本でデビューしたアトランティスJr.選手とファンタスティカマニア2019で連日に渡り激闘を展開、1月21日の最終戦、後楽園ホールでのマノ・ア・マノで惜敗した後、マイクを握り勝利を称え「ルチャリブレへようこそ」とエールを送ったOKUMURA選手。
長年にわたりCMLLでルードとして活躍されているOKUMURA選手が3月3日に右下腹部の痛みで入院、虫垂炎と診断され手術したことをご自身のSNSで明かされました。〈OKUMURA選手のInstagram〉

2004年5月に単身メキシコに渡ったOKUMURA選手。
今年はルチャドールとしてのキャリア15周年を迎えます。
1日も早い回復とリング復帰を祈ります。

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オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2019対戦カード変更

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3月15日 (金) に開催されるビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」が変更になりました。〈CMLL公式HP〉

●第6試合 カベジェラス・コントラ・カベジェラス
ニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ選手vsテリブレ選手&ラ・ベスティア・デル・リング選手
※変更なし

●第5試合 CMLL世界6人タッグ王座戦
〈王者組〉ウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手vsカリスティコ選手&ボラドールJr.選手&ドラゴン・リー選手〈挑戦者組〉
※キング・フェニックス選手とペンタ・エル・セロ・エメ選手が不出場となり第3試合に出場予定だったカリスティコ選手とドラゴン・リー選手がボラドール選手とのトリオでタイトル挑戦

●第4試合
サンソン選手&クアトレロ選手&フォラステロ選手vsジルベルト・エル・ボリクア選手&ネグロ・カサス選手&バルバロ・カベルナリオ選手
※変更なし

●第3試合
ディアマンテ・アスール選手&ソベラノJr.選手&ティタン選手vsメフィスト選手&テンプラリオ選手&エフェスト選手
※カリスティコ選手とドラゴン・リー選手が第5試合のCMLL世界6人タッグ王座戦に挑むことになり出場予定のなかったディアマンテ・アスール選手と第1試合に出場予定だったティタン選手に変更

●第2試合
ミクロマン選手&ガジート選手&アトモ選手vsチャムエル選手&ミヘ選手&ペリコ・サカリアス選手
※変更なし

●第1試合
トリトン選手&エスフィンへ選手&アウダス選手vsバンジェリス選手&イホ・デル・ビジャノ形手&ポルボラ選手
※ティタン選手が第3試合に出場となり出場予定のなかったアウダス選手に変更


「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」最大の注目であるメインのカベジェラ戦は変更ありませんが、セミでボラドール選手とのトリオでロス・ゲレーロス・ラグネロスの保持するCMLL世界6人タッグ王座に挑戦予定だったペンタ・エル・セロ・エメ選手とキング・フェニックス選手のルチャ・ブラザースが不参加になりました。
これによりカリスティコ選手&ボラドールJr.選手&ドラゴン・リー選手の強力トリオがタイトル挑戦決定。
カリスティコ選手はNWA世界ヒストリック・ミドル級、ボラドール選手はNWA世界ヒストリック・ウェルター級、ドラゴン・リー選手はCMLL世界ライト級をそれぞれ保持する実力者トリオ。
個々の力は互角、もしくは挑戦者チームが上回っている気もしますが、トリオとしての力はもちろん鉄壁の連携を誇るゲレーロスに一日の長あり。
とても興味深いカードが組まれました。

当初の発表では第3試合に組まれていたカリスティコ選手&ドラゴン・リー選手&ソベラノ選手のカッコ良さとお茶目さを合わせ持つ、メキシコはもちろん日本でも見たい魅惑のトリオが消滅してしまったのは個人的に残念です。
カリスティコ選手、ミスティコ選手、ソベラノ選手が組んだ25日のアレナ・プエブラ月曜定期戦ではこんなシーンがありました。

そして第1試合にはファンタスティカマニア2019で驚異の身体能力の一端を見せてくれたアウダス選手が出場することになりました。




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