アトランティス選手の復帰とネグロ・カサス選手の欠場

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いよいよ来週12日に待望のファンタスティカマニア2018が開幕します。
そしてファンタスティカマニアに参戦予定で昨年7月から右膝の負傷で長期欠場を余儀なくされていたアトランティス選手が来日直前にメキシコで6カ月ぶりに復活!

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復帰戦の舞台は来週1月9日のアレナ・メヒコ火曜定期戦。
メインでカリスティコ選手&ボラドールJr.選手とのトリオでウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手のロス・ゲレーロス・ラグネロスと対戦。
ここのところ不穏な空気が流れるカリスティコ選手とボラドール選手ですが、御大アトランティス選手の復帰戦となれば、さすがに身勝手な行動は取れないのではないかと思います。
このアレナ・メヒコ火曜定期戦にはファンタスティカマニアに参戦のルチャドールが多数出場。
メインに登場するボラドール選手、ウルティモ・ゲレーロ選手、グラン・ゲレーロ選手をはじめ、ルーシュ選手、ドラゴン・リー選手、ソベラノJr.選手、アンヘル・デ・オロ選手、OKUMURA選手、フエゴ選手、そして初来日となるサンソン選手、クアトレロ選手、ディストゥルビオ選手、プーマ選手、ドローン選手、スタルJr.選手。
きっと、この日の試合を終えて日本へ出発するのだろうと思っていたところでとても残念なニュースが届いてしまいました。
この日のセミにも出場予定だった元日のシン・ピエダでサム・アドニス選手とカベジェラ・コントラ・カベジェラで勝利し、長髪のまま来日するはずだったカサス選手が、アドニス選手との試合中に肋骨を折っていたことがわかり、約8年ぶりとなる来日を断念せざるを得なくなってしまいました。
もしかするとアドニス選手が2本目に放った奥の手の450スプラッシュが負傷の原因なのかもしれません。
そうだとすると、肋骨の負傷を感じさせず3本目まで闘い切り、伝家の宝刀ラ・カシータでアドニス選手の髪を刈ったカベジェラ戦が一層重みを増します。
大の親日家で長州力選手を信奉し、長州イズムのハードトレーニングをメキシコに持ち帰ったことで知られるカサス選手。
獣神サンダー・ライガー選手との久しぶりの再開も期待されていただけに非常に残念ですが、まずはケガを治していただいて、来年以降の来日を願うしかありません。
CMLLではカサス選手の代替選手を検討しているようで、弟のフェリーノ選手や甥っ子でプーマ選手の兄のタイゲル選手の代打参戦を期待しますが、ファンタスティカマニア開幕が間近に迫っているなか、いかんせんビザの発給に要する時間がなくCMLLのルチャドールではなく、新日本プロレス所属のレスラーが緊急参戦することになるかもしれません。
イッテンヨンとイッテンゴが終わり、ファンタスティカマニアの全対戦カード発表はまもなくです。


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ネグロ・カサス選手vsサム・アドニス選手のカベジェラ戦 元日決戦「シン・ピエダ」

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CMLLの2018年元日決戦「シン・ピエダ」のメインは“レジェンダ・ビビエンテ (生ける伝説) ”ネグロ・カサス選手vs“トランプ大統領支持者”サム・アドニス選手の遺恨決着戦、カベジェラ・コントラ・カベジェラ。
先に入場したカサス選手のセコンドは奥さんでCMLL世界女子王者のダリス選手。
続いて入場のアドニス選手は外国人部隊のOKUMURA選手とジョニー・アイドル選手を伴って来ましたが、試合前にコミッショナーから「セコンドは1人」と警告を受け、アイドル選手がバックステージへ引き上げ、OKUMURA選手のみがセコンドに付きました。
アレナ・メヒコの観客はもちろんカサス選手へ大声援、アドニス選手へは大ブーイング。
メキシコvsアメリカの国の威信を懸けた闘いが始まりました。

1本目、開始から程なくアドニス選手の足をすくったカサス選手が得意のサソリ固めで先取。
2本目はアドニス選手が劣勢を跳ね返すが如く猛反撃。
コーナー最上段から450スプラッシュでイーブンに。
出来ると言う話は知ってはいましたが、194cmと長身のアドニス選手が放った450を初めて目撃して驚きました。
1対1で迎えた決勝の3本目、2本目の勢いのまま、場外戦でさらにカサス選手を攻め込み、みちのくドライバー、デスバレーボム、コーナーからのブレーンバスターで勝利を掴まんとするアドニス選手。
しかし、これを凌いだ海千山千のベテランのカサス選手が最後は伝家の宝刀ラ・カシータで激勝!
勝利の喜びを爆発させたカサス選手はダリス選手と歓喜のダンス。


悔しさを滲ませるアドニス選手は意外にも潔く髪を刈られていましたが、一転、花道のカサス選手に襲いかかり、さらにはダリス選手にまでパンチを振り下ろそうとしました。

↑カベジェラ戦のダイジェスト動画

↑1月1日「シン・ピエダ」全試合ノーカット動画

一応の決着とはなったものの、この抗争はカサス選手のユニット、ペステ・ネグラのミステル・ニエブラ選手とフェリーノ選手、アドニス選手の多国籍軍ユニット、OKUMURA選手とアイドル選手を巻き込んで続行されそうな予感もします。
多国籍軍ユニットは1度はマッチメイクされたものの消滅してしまったボラドールJr.選手&ミスティコ選手&バリエンテ選手のスカイチームとのCMLL世界6人タッグ王座戦も実現させたいところでしょう。
新年早々に髪の毛を失う屈辱を味わってしまったアドニス選手と多国籍軍はCMLLでますます猛威を振るいそうです。
勝利したカサス選手は久しぶりの来日となるファンタスティカマニア2018に長髪のまま参戦が決定。
ファンタスティカマニアのカードは発表されていませんが、獣神サンダー・ライガー選手とのじっくりこってりとしたルチャが披露される場が設けられることを期待します。


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Feliz ano nuevo 2018

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試合結果はもちろん大事。

でも、もっともっと深い所を探求していきたいと思います。

本年も宜しくお願いします。


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年明けのCMLLの大会日程

基本的には毎週毎週、曜日ごとに決まっている定期戦スケジュールのCMLLですが、年末年始はさすがに特別日程が組まれています。
2017年の大会は30日のアレナ・コリセオ土曜定期戦で終了。

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◉1月1日 (月) アレナ・メヒコ「シン・ピエダ」
メインはネグロ・カサス選手vsサム・アドニス選手のカベジェラ・コントラ・カベジェラ。

12月29日のアレナ・メヒコ金曜定期戦での前哨戦後のバックステージでも両者は乱闘。
コメントスペースでの乱闘はCMLLでは珍しいシーン。
新年早々、髪の毛を失う屈辱を味わうことになるのはどちらか?
もしカサス選手が敗れてしまった場合は久々の来日となるファンタスティカマニア2018に丸坊主で参戦になってしまいます。

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◉1月1日 (月) アレナ・プエブラ
プエブラ月曜定期戦は通常開催。
アレナ・メヒコ「シン・ピエダ」とほぼ同時開催のこちらのメインはメフィスト選手の保持するCMLL世界ウェルター級王座にカリスティコ選手が挑戦。
当初発表された「シン・ピエダ」のカードにはセミにカリスティコ選手の名前がありましたが、アレナ・メヒコとプエブラのダブルヘッダーするにはかなりタイトなスケジュール。
結局はプエブラのみの出場になりました。
カリスティコ選手は12月29日のアレナ・メヒコ金曜定期戦でボラドールJr.選手の保持するNWA世界ヒストリックウェルター級王座に挑戦。
1─1のイーブンで迎えた勝負の3本目、必殺のラ・ミスティカが決まり王座奪取かと思われた瞬間、ボラドール選手のセコンドで甥っ子のフライエル選手がエプロンに上がり、ティランテスレフェリーはボラドール選手のタップを見逃すという幻の王者交代劇。
直後にカナディアンデストロイヤーを喰らい、無念の敗退となってしまいました。
2015年のCMLL復帰以来、度々タイトル挑戦のチャンスはありましたが、ことごとく敗退。
ボラドール選手との対戦でも明らかなようにメキシコのルチャファンの支持は圧倒的なものがあります。
もはやベルトを超越した存在ではありますが、2018年こそ輝くベルトをその腰に巻いて欲しいというのが神の子ファンの願い。

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◉1月2日 (火) アレナ・メヒコ

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◉1月2日 (火) アレナ・コリセオ・グアダラハラ

2日火曜日はアレナ・メヒコとグアダラハラで通常開催。
注目は前日に「シン・ピエダ」でカサス選手とカベジェラ戦を行った後のサム・アドニス選手がグアダラハラのメインでボラドール選手とマノ・ア・マノで激突。

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◉1月6日 (土) アレナ・メヒコ
5日のアレナ・メヒコ金曜定期戦と6日のアレナ・コリセオ土曜定期戦はなく、土曜にアレナ・メヒコ大会が開催されます。
セミで二エブラ・ロハ選手vsグラン・ゲレーロ選手の今年のアニベルサリオのマスカラ・コントラ・マスカラの再戦、第3試合では現ナショナルウェルター級王者ソベラノJr.選手vs前王者レイ・コメタ選手と2つのマノ・ア・マノが組まれています。

現在、発表されているのはここまで。
この後、7日 (日) 、8日 (月) 、9日 (火) の定期戦を終えるとファンタスティカマニア参戦ルチャドールは日本に向けて出発だと思います。
気になるのは発表されているCMLLのカードにファンタスティカマニアに参戦予定のアトランティス選手の復帰戦が組まれていないこと。
ファンタスティカマニアで復帰となるのでしょうか?


それでは皆様、良い年をお迎えください。


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ドラゴンゲートに初来日が決まったバンディード選手

待望のファンタスティカマニア2018開幕までいよいよ2週間を切りました。
史上最大の20選手が飛来する“ルチャの祭典”を目前にワクワク感は増幅するばかりですが、ちょうど同じ時期にドラゴンゲートに初来日することが決定したルチャドールがいます。


ほぼほぼCMLLしかチェックしていなくとも自然と目にする機会が多くなっていたバンディード選手がドラゴンゲートに初来日決定。
2〜3年前に当時はCMLLと協力関係にあったリーガ・エリーテに参戦していた頃に長髪を出し、ギャングが口元をバンダナで隠すような独特なマスクデザインが目を引きました。
特に赤、白、緑のメキシコ国旗カラーのマスクはとても魅力的に映りました。
これがバンディード選手の第1印象。

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それからしばらくして、今年10月1日にアレナ・コリセオ・コアカルコでのルチャ・メメス興行でソベラノJr.選手とマノ・ア・マノで激突。

ここはほとんど屋外と言ってよい会場でトタンやシートを屋根にしているのが映像でも確認出来ます。
またこの日は雨が降った後だったのか、場外は所々濡れていて、リングに上がった両選手はしきりにリングシューズに付いてしまった泥を気にしていますが、それでも何度も足を滑らすバッドコンディション。
さらに不運なことにソベラノ選手のトペコンヒーロを受け止めたバンディード選手が観客席にパワーボムで叩きつけた際、受け身をとったソベラノ選手の左手がビール瓶で裂傷。
この傷の出血はかなり酷く、程なくしてリングドクターにより包帯が巻かれましたが、すぐにその包帯も真っ赤に染まっていきます。
直後の場外戦で両者リングアウトとなりますが、様々なアクシデントが重なり、このまま試合を続けることは不可能だと判断した両選手が苦渋の決断をしたようにも感じました。
今年、飛ぶ鳥を落とす勢いでナショナルウェルター級王座奪取などCMLLのトップ戦線に躍り出たソベラノ選手と互角の勝負を繰り広げたインディーの若き雄、バンディード選手。
上背はないもののスピードはもちろんパワーもありそうです。
ソベラノ選手やバンディード選手など、これからのルチャリブレを担う若きルチャドール達はインターネットで各国の様々なスタイルを見て学んでいる世代。
アレナ・メヒコでは決して見せないソベラノ選手のエクストリームな部分も垣間見れました。
バンディード選手も何でもこなす万能型ルチャドールのように感じます。
何よりソベラノ選手に勝るとも劣らない声援が送られていて人気の高さが伝わります。
バンディード選手は現在CMLLの前座戦線で奮闘中のマヒア・ブランカ選手やミラノコレクションA.T.さんが新日本プロレスワールドのCMLL配信のゲスト解説をされた時に絶賛していたテンプラリオ選手と同じウルティモ・ゲレーロ・ジム門下生。

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バンディード選手の2018年はアレナ・サン・フアンでの二エブラ・ロハ戦でスタート。
ゆくゆくはCMLLに参戦し、ソベラノ選手やドラゴン・リー選手などと激しくやり合う姿を想像していましたが、既にメキシコインディー界ではかなりの売れっ子ルチャドール。
マヒア・ブランカ選手やテンプラリオ選手とは別の道を歩むのかもしれません。
エリーテ・ウェルター級、WWA世界ウェルター級、AMLLウェルター級とインディー団体のベルトを保持する三冠王。
実力はもちろん、ルックスも良く、日本でも人気が出そうな注目のルチャドールです。


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日本とアメリカとニュージーランドの多国籍軍が快進撃

CMLLに新たに誕生したサム・アドニス選手&OKUMURA選手&ジョニー・アイドル選手のルードユニット「ラ・レヒオン・エクストランヘラ」の結成から2週間。
その勢いが止まりません。

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トランプ大統領支持者キャラで大ブレイクしたサム・アドニス選手。
憎悪の感情を抱くのは観客だけではなく、対戦相手はもちろんのこと味方のはずのパートナーとも上手くいかず。
しかし、ルーシュ選手とピエロー選手のロス・インゴベルナブレスの親子とのトリオではなぜか機能する不思議。
今年8月にブルー・パンテル選手とのカベジェラ・コントラ・カベジェラで勝利し、ブルー・パンテル選手の髪を奪い、実績は残していますが、トリオでの闘いが主流のCMLLで孤立無援状態からの脱却は良い方向に作用しそうです。

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首の大怪我から奇跡の復帰を果たしたOKUMURA選手。
長期欠場のブランクを感じさせないファイトを展開中。
現在は新日本プロレスからヤングライオンの武者修行はなく、CMLLに登場する唯一の日本人選手。
メキシコに渡ってから早13年。
新ユニットの司令塔的役割が期待されます。

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ニュージーランド出身の中堅テクニコだったジョニー・アイドル選手がさらなる上のポジションを目指し、決意のルード転向。
時折、ルードらしいアピールは行いますが、ファイトスタイル的にはテクニコ時代と大きくは変化していないように感じます。
今後、どう変わっていくのか注目です。

多国籍軍トリオの初陣となった12月5日のアレナ・メヒコ火曜定期戦のセミでボラドールJr.選手&ミスティコ選手&バリエンテ選手のCMLL世界6人タッグ王者組のスカイチームに勝利。
試合後にタイトル挑戦をマイクアピール。

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トランプ大統領の顔入り星条旗とともに入場するサム・アドニス選手に倣い、OKUMURA選手もジョニー・アイドル選手もそれぞれの国旗を持参するようになっていましたが、12月11日のアレナ・プエブラ月曜定期戦からは3選手ともが3カ国の国旗がデザインされたタイツを着用して多国籍軍ユニットらしさがさらに増しました。
翌12日のアレナ・メヒコ火曜定期戦ではボラドールJr.選手&ドラゴン・リー選手&バリエンテ選手を撃破。

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十分過ぎる結果を残し、来週19日のアレナ・メヒコ火曜定期戦で早くもCMLL世界6人タッグ王座挑戦のチャンスを掴みました。
OKUMURA選手は2010年5月に棚橋弘至選手とタイチ選手とのトリオで同王座を奪取していますが、サム・アドニス選手、ジョニー・アイドル選手はCMLLでのカンペオナートはおそらく初めてだと思います。
ラ・レヒオン・エクストランヘラの3人が暴れれば暴れるほどブーイングが浴びせられ、必然的に大メヒココールが起こります。
観客から大ヒートを買うルードユニットの誕生。

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2018年元日のシン・ピエダでネグロ・カサス選手とのカベジェラ・コントラ・カベジェラが決定しているサム・アドニス選手。
ラ・レヒオン・エクストランヘラがタイトルを奪取すれば、新ユニットもサム・アドニス選手個人もますます勢いを加速させることでしょう。


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ファンタスティカマニア2018で初来日するディストゥルビオ選手の「乱れ」Tシャツ

来年1月12日に愛知・名古屋国際会議場・イベントホールで開幕し、22日の後楽園ホールの最終戦まで全8戦が予定されているファンタスティカマニア2018。
2011年に初開催されたファンタスティカマニア、来年は史上最多の20人のルチャドール参戦が発表され、期待は高まるばかりです。
20人の参加ルチャドールのうち、初来日となるのが、テクニコはドローン選手とスタルJr.選手。
ルードがサンソン選手とクアトレロ選手の兄弟にプーマ選手とディストゥルビオ選手の計6選手。
最大の注目は先日のコパJR. VIPでミスティコ選手とドラゴン・リー選手を撃破し、急成長をアピールしたサンソン選手。
4月に行われた若手ルチャドール参加のコパJRでは決勝でソベラノJr.選手に敗れて準優勝。
6月に行われたグラン・アルテルナティバではウルティモ・ゲレーロ選手と組み決勝でカリスティコ選手とソベラノJr.選手に敗れ、またもや準優勝。
しかし、11月の死者の日興行に新設されたレイ・デル・インフラムンドの初代王者を決めるトルネオではついにソベラノ選手を撃破し、紫のベルトを腰に巻きました。
因縁浅からぬソベラノ選手が保持するナショナル・ウェルター級王座にサンソン選手が日本で挑戦する機会が与えられるのか、全大会カードの発表が待たれます。

サンソン選手に限らず、今回の初来日組は注目のルチャドール揃い。
中でも最近、ひょんなきっかけから俄然注目しているのがディストゥルビオ選手です。
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ファンタスティカマニア参戦が発表された直後の10月25日に配信されたCMLLインフォルマに同じくファンタスティカマニアで初来日が決まったプーマ選手とスタルJr.選手とゲスト出演したディストゥルビオ選手は持参した神風の文字が入った日の丸のハチマキを巻きました。
日本行き決定がよほど嬉しかったのでしょう。
しかし、当たり前ですが漢字を知らないディストゥルビオ選手は表裏を逆に巻いてしまい、神風の文字が反転してしまいました。
初来日をこんなにも喜んでくれているディストゥルビオ選手がもし日本でもハチマキをこのまま間違えて巻いてしまっては気の毒だと思い、正しい巻き方の画像を添えてメッセージを送ってみました。
それまでは何も接点がなく、ひょっとしたら怒らせてしまうのではないかと恐る恐るでしたが。
程なくして「教えてくれてありがとう。あなたの美しい国への訪問を楽しみにしています」との返信があり、ホッと安心しました。
そして、それから数週間後に送られて来たのが、現在ディストゥルビオ選手がTwitterやFacebookのプロフィール画像に使用しているものでした。

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ディストゥルビオ選手自身のイラストに大きく日本語で「乱れ」の文字。
リングネームの「DISTURBIO」を日本語にすると「動乱」「暴動」「波乱」「混乱」「騒乱」などの意味だということは知ってはいたので「乱れ」と入っている意味はすぐに理解出来ましたが、それにしてもかなりユーモラスな日本語のチョイスだなと思いました。
この「乱れ」の文字の面白さは日本人でなければ理解することが難しく、正直、度肝を抜かれました。
デザインが既に完成していたので「暴動」や「騒乱」の方が良いんじゃない?とは決して返信出来ずに「Muy buena imagen (とても良いデザインです) 」と伝えました。
このデザインはきっとTシャツになるのだろうとも思いつつ。
しかし、数日経つうちにこれはこれで良いのではないかと思うようになりました。
華麗な空中戦を得意とする訳ではなく、また見た目が華やかなマスクマンでもない中堅ルードのディストゥルビオ選手。
ロングヘアーを部分的に赤く染め、目元に赤と黒のペイントを施していますが、他のファンタスティカマニア参戦ルチャドールと比べれば地味な印象は拭えません。
普段からCMLLのライブ配信を見ている少数派には認知されていると思いますが、一般的な日本のプロレスファンの方々にとってはほぼ無名の存在。
残念ながら決して注目度が高いとは言えないディストゥルビオ選手を予備知識なく見た時に「何故あの選手は『乱れ』の文字の入ったTシャツを着ているのか?」と注目され、話題になるのではないかと考えたのです。
この「乱れ」Tシャツがきっと日本のファンをざわつかせる?

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既に「乱れ」Tシャツは完成し、ファンタスティカマニアまで1カ月以上あるにもかかわらず、早くもディストゥルビオ選手ご本人が試合で着用。
「日本に行けることが今から楽しみで楽しみで仕方ない」と本当に嬉しそうなディストゥルビオ選手の溢れる日本愛が詰まった「乱れ」Tシャツはご本人が着用するだけでなく、きっとファンタスティカマニアの各会場のグッズ売店で販売されるものと思われます。

新日レスラーがCMLL遠征すれば、決まってルード側に組み込まれますが、ディストゥルビオ選手に限らず、ほとんどのCMLLのルチャドール達は日本という国に憧れ、また日本人に対して好意を抱いてくれているように感じます。
日本行きが決まったルチャドールの嬉しそうな姿に接し、日本人で良かったと最も思わせてくれる季節の到来を実感。
ファンタスティカマニア2018開幕までいよいよ1カ月余り。
憧れの国、日本で持てる力をいかんなく発揮せんとするルチャドール達の姿を想像しながら、年に1度のルチャの祭典を心して待ちたいと思います。


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【12.22 レジェンダ・デ・アスール】【12.25 シン・サリダ】【1.1 シン・ピエダ】

12月6日、CMLLが記者会見を行い、年末年始の大会について発表がありました。

◉12月22日のアレナ・メヒコ金曜定期戦でレジェンダ・デ・アスール開催

参加選手は
・ウルティモ・ゲレーロ選手
・グラン・ゲレーロ選手
・レイ・ブカネロ選手
・エウフォリア選手
・テリブレ選手
・エチセロ選手
・ミステル・ニエブラ選手
・ルーシュ選手
・ショッケル選手
・サンソン選手
・フォラステロ選手
・クアトレロ選手
・バンジェリス選手
・ミステリオッソJr.選手
・ピエロー選手
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今年のレジェンダ・デ・アスールはルード15人と「テクニコでもないルードでもない」ロス・インゴベルナブレスのルーシュ選手の計16選手が参加。
今年の参加選手のうち過去のレジェンダ・デ・アスール覇者は2006年のブカネロ選手、2008年のテリブレ選手、2011年のミステル・ニエブラ選手、2016年のウルティモ・ゲレーロ選手の4人。
今年、青い盾とベルトの栄冠を手にするのは誰だ?


◉12月25日 (月) のアレナ・メヒコは「シン・サリダ」
若手と中堅選手の金網マスカラ・コントラ・マスカラ

こちらの参加選手は
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〈テクニコ〉
・フィエロ選手
・スタルJr.選手
・オロJr.選手
・ペガソ選手

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〈ルード〉
・カンセルベロ選手
・ラシエル選手
・イホ・デル・シグノ選手
・テンプラリオ選手

会見では前日5日のアレナ・メヒコ火曜定期戦で奪ったと思われるオロJr.選手のマスクをラシエル選手がポケットに忍ばせていて、そのマスクでルード勢1人1人の靴を磨くという超侮辱行為。
これに激怒したオロJr.選手がラシエル選手に殴りかかるなどクリスマス決戦を前にテクニコとルードの間で一触即発。
ファンタスティカマニア2018で初来日が決まっているスタルJr.選手がもし負けてしまった場合はもちろん素顔で来日となってしまいます。
マスクを失うのはベテラン勢のような気がしますが…。
通常であれば開催されるはずのアレナ・プエブラ月曜定期戦は行われるのかも気になります。


◉1月1日 (月) のアレナ・メヒコは「シン・ピエダ」
ネグロ・カサス選手vsサム・アドニス選手のカベジェラ・コントラ・カベジェラ決定

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遺恨深まる両者がついにカベジェラ戦で激突。
カサス選手は昨年3月にボラドールJr.選手に敗れて髪を失って以来のカベジェラ戦。
サム・アドニス選手は今年8月にブルー・パンテル選手にカベジェラ戦に勝利。
ブルー・パンテル選手に続き、カサス選手の髪を刈ることになれば、レジェンドキラーの称号を手に入れることになりそうです。

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サム・アドニス選手は首のケガから復帰を果たしたOKUMURA選手とルード転向したジョニー・アイドル選手とユニットを始動。
5日のアレナ・メヒコ火曜定期戦では現CMLL世界6人タッグ王者組のボラドールJr.選手&ミスティコ選手&バリエンテ選手のスカイチームを撃破。
当然、タイトル挑戦をアピールしましたが、翌週のタイトル挑戦は叶わず。
OKUMURA選手は2010年5月に棚橋弘至選手とタイチ選手との今となっては考えられないトリオで故エクトール・ガルサ選手&ラ・マスカラ選手&イホ・デル・ファンタスマ選手から同タイトルを奪取、第21代王者組となっています。
日本、アメリカ、ニュージーランドの多国籍軍トリオが今後のCMLLの台風の目になりそうな気配です。


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コパJR. VIP 2017優勝はニエブラ・ロハ選手

12月1日のアレナ・メヒコ金曜定期戦のメインは二世ルチャドールが覇を競うコパJR. VIP 2017。
参加選手はカリスティコ選手、ボラドールJr.選手、ミスティコ選手、ドラゴン・リー選手、ニエブラ・ロハ選手、ストゥーカJr.選手。
ルードがネグロ・カサス選手、メフィスト選手、ショッケル選手、エウフォリア選手、フェリーノ選手、そして当初予定されていたドラゴン・ロホJr.選手が負傷欠場し、サンソン選手が代打出場。
テクニコ6人、ルード6人の計12人がCMLL式イリミネーションマッチのトルネオ・シベルネティコで激突しました。

ストゥーカ選手、フェリーノ選手、ドラゴン・リー選手、エウフォリア選手、ショッケル選手、ボラドール選手、ネグロ・カサス選手、ミスティコ選手、サンソン選手、カリスティコ選手の順に敗退、退場し、最後まで生き残ったのはメフィスト選手とニエブラ・ロハ選手。
カリスティコ選手のラ・ミスティカで敗退となったものの、ドラゴン・リー選手とミスティコ選手の兄弟を連破したファンタスティカマニア2018で初来日するサンソン選手の健闘も光りました。


メフィスト選手の猛攻を凌ぎ、カンパーナでニエブラ・ロハ選手が競合揃いのコパJR. VIP 2017を制しました。
ニエブラ・ロハ選手は前々日のボディービルコンテストで中級部門で優勝したばかり。
今年の二エブラ・ロハ選手はウルティモ・ゲレーロ選手率いるロス・ゲレーロス・ラグネロスで不穏行動。
その後、ゲレーロスを脱退し、テクニコに転向。
6月10日にはラ・マスカラ選手のCMLL解雇で空位となったCMLL世界ライトヘビー級王座に戴冠。
ゲレーロスとの因縁は、ついに9月16日のCMLL年間最大興行アニベルサリオでグラン・ゲレーロ選手とマスカラ・コントラ・マスカラで激突することになりました。
激闘の末、マスクを失う結果となりましたが、マスクに隠されていた素顔は噂通りのグアポ。
最近ではリングに登場した時はロングタイツですが、試合中にロングタイツを脱ぎ捨ててショートタイツにチェンジするスタイルで女性ファンから黄色い声援を集めています。
鍛え上げられた肉体にはショートタイツがよく似合い、今では完全にマスクマン時代のイメージから脱却する変貌を遂げています。
まだ1カ月弱残ってはいますが、今年CMLLで最も飛躍したルチャドール。
コパJR. VIPの栄冠を勝ち取り、層の厚いCMLLのトップの1人に踊り出ました。

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2014年以来4年ぶり2度目のファンタスティカマニア参戦、弟のアンヘル・デ・オロ選手と兄弟揃っての来日が実に楽しみです。


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12.1 アレナ・メヒコ金曜定期戦はコパJR. VIP 2017開催

OKUMURA選手の9ヶ月ぶりの復帰戦、サンソン選手&クアトレロ選手&フォラステロ選手のヌエバ・ヘネレシオン・ディナミタのコパ・ディナスティアス優勝、ネグロ・カサス選手が抗争続くサム・アドニス選手へカベジェラ・コントラ・カベジェラを要求など、様々な出来事があった11月24日のアレナ・メヒコ金曜定期戦。
ファンタスティカマニア2018で初来日するサンソン選手とクアトレロ選手は決勝は反則裁定の不透明決着ながら強豪チームを押し退けて優勝。
また1つ栄冠を勝ち取り、初来日の期待感は高まるばかり。

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翌週12月1日のアレナ・メヒコ金曜定期戦はコパJR. VIP 2017が開催されます。
コパJR.というと今年4月にソベラノJr.選手が優勝したCMLLの次代を担う若手ルチャドールの大会がすぐに浮かんできますが、今回はVIPと冠したトップ戦線で闘う二世ルチャドール12人が参加する大会になります。
VIPの方は2014年以来2度目の開催でこの時の優勝者はマキシモ選手でした。
参加ルチャドールの名前を見て、すぐに父の名が思い浮かぶ選手もいれば、そうではない選手もいるので〈Lucha wiki〉で調べてみました。
カッコ内がお父さんです。

●カリスティコ選手 (ドクトル・カロンテ選手)
●ネグロ・カサス選手とフェリーノ選手 (ぺぺ・カサス選手)
●ボラドールJr.選手 (ボラドール/スペル・パルカ選手)
●メフィスト選手 (カオス/アストロ・レイ選手)
●ミスティコ選手とドラゴン・リー選手 (ピエロー選手)
●ショッケル選手 (ルベン“パト”ソリア選手)
●エウフォリア選手 (ソベラノ選手)
●ニエブラ・ロハ選手 (アポロ・チャベス選手)
●ドラゴン・ロホJr.選手 (?)
●ストゥーカJr.選手 (オソ・ガルシア選手)

なお、マスクマンの血縁関係については、今年ニエブラ・ロハ選手がアニベルサリオでグラン・ゲレーロ選手に敗れてマスクを失った際にアポロ・チャベス選手が父であることが初めて公表されたように未知の部分も多く、今までも「Jr.」を名乗っていたルチャドールがマスクを失い本名を明かしたら何の血縁関係もなかったことがあり、通説が間違っていたこともあります。
今ではムニョス家の家長、ルーシュ選手、ミスティコ選手、ドラゴン・リー選手の父としてすっかりお馴染みのピエロー選手は昨年3月のオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスで行われたルーシュ選手とマキシモ・セクシー選手とのカベジェラ戦でルーシュ選手の影武者として入場。
まだマスクマンだったピエロー選手とルーシュ選手の親子関係はほとんど知られていなかったなんてこともありました。

今回のコパJR. VIPで少しややこしいのはエウフォリア選手、ドラゴン・ロホJr.選手、ストゥーカJr.選手の3人でしょうか。
エウフォリア選手はかつてテクニコでソベラノJr.を名乗っていたように父がソベラノ選手で兄がイホ・デル・ソベラノ選手。
エウフォリア選手とイホ・デル・ソベラノ選手は揃って現在のソベラノJr.選手のマスクを手掛けるマスク職人でもあります。
今年初来日し“王子”として日本でも人気となったソベラノJr.選手はエウフォリア選手の息子で2代目のソベラノJr.、初代のソベラノ選手の孫にあたります。
念の為に書いておくと、これはメキシコでは普通に知られていることで、CMLLのライブ配信を見ているとソベラノJr.選手が出てくると「イホ・デ・エウフォリア」と実況陣が紹介することもあります。
次はストゥーカJr.選手。
この選手は「Jr.」を名乗っていますが、先代のストゥーカ選手は父ではなく兄にあたります。
最後に1番やっかいなのがドラゴン・ロホJr.選手。
もともとはディアマンテ・ネグロの名でCMLLに上がっていましたが、アニメ「ロス・カンペオネス・デ・ラ・ルチャ・リブレ」とのタイアップでキャラクターチェンジ。
それ以前にドラゴン・ロホを名乗るルチャドールは数人いたようですが、もちろん血縁関係はありませんし、Lucha wikiのロホ選手のページの家族欄は空欄になっています。
数年前まではディアマンテ・ネグロのマスクデザインがモロ一族から継承されたもので現在はNXTで活躍中のアンドラデ・アルマス=ラ・ソンブラ選手といとこ説がありましたが、真相は定かではありません。


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