2016年11月
マスカラ・ドラダ選手のCMLLラストマッチとなる11日のアレナ・メヒコ金曜定期戦のカードが発表されました。
ドラダ選手はセミファイナルに登場、アトランティス選手、ディアマンテ・アスール選手とトリオを結成、ネグロ・カサス選手、フェリーノ選手、バルバロ・カベルナリオ選手のラ・ペステ・ネグラと対戦します。
近年、CMLLから「世界」へ飛び出したのは初代ミスティコ=現カリスティコ選手とラ・ソンブラ=現アンドラデ・シエン・アルマス選手の2人。
初代ミスティコ選手は2011年に初開催されたファンタスティカマニアで最高の好敵手アベルノ選手とCMLL所属としてのラストマッチを日本で闘いました。
CMLL離脱を知っていたのは親しい選手や関係者のみでした。
ラ・ソンブラ選手は昨年のアニベルサリオでアトランティス選手に敗れてマスクを失った後、ロス・インゴベルナブレスの盟友ルーシュ選手とのマノ・ア・マノがラストマッチになりましたが、CMLL離脱の噂はかなり信憑性の高いもので、別れを感じさせる闘いでした。
カード発表前にドラダ選手のラストマッチを予想しても初代ミスティコ選手やソンブラ選手のような関係の濃い相手が思い浮かびませんでした。
ソンブラ選手、ラ・マスカラ選手とのトリオでCMLL世界6人タッグを、ストゥーカJr.選手、メトロ=現ディアマンテ・アスール選手とのトリオでナショナル6人タッグを獲得したことが個人的には印象に残っています。
記録を調べてみるとアトランティス選手とは2010年と2011年にグアダラハラ出身の同郷タッグでナシオナル・パレハス・インクレイブレスを連覇。
またファンタスティカマニア2015の新木場大会で行われたワンデイ・タッグ・トーナメントでも優勝しています。
ディアマンテ・アスール選手とは前記のストゥーカ選手とのトリオで2010年1月にナショナル6人タッグ王座を獲得し、3度防衛しました。
この時の3人のデザインがミックスされたコラボマスクも印象に残っています。
11日のアレナ・メヒコ金曜定期戦は日本時間12日 (土) 午前11時30分に開始されます。
この日は新日本プロレスワールドでもライブ配信される予定です。
マスカラ・ドラダ選手の旅立ちを見届けましょう。
ドラダ選手はセミファイナルに登場、アトランティス選手、ディアマンテ・アスール選手とトリオを結成、ネグロ・カサス選手、フェリーノ選手、バルバロ・カベルナリオ選手のラ・ペステ・ネグラと対戦します。
近年、CMLLから「世界」へ飛び出したのは初代ミスティコ=現カリスティコ選手とラ・ソンブラ=現アンドラデ・シエン・アルマス選手の2人。
初代ミスティコ選手は2011年に初開催されたファンタスティカマニアで最高の好敵手アベルノ選手とCMLL所属としてのラストマッチを日本で闘いました。
CMLL離脱を知っていたのは親しい選手や関係者のみでした。
ラ・ソンブラ選手は昨年のアニベルサリオでアトランティス選手に敗れてマスクを失った後、ロス・インゴベルナブレスの盟友ルーシュ選手とのマノ・ア・マノがラストマッチになりましたが、CMLL離脱の噂はかなり信憑性の高いもので、別れを感じさせる闘いでした。
カード発表前にドラダ選手のラストマッチを予想しても初代ミスティコ選手やソンブラ選手のような関係の濃い相手が思い浮かびませんでした。
ソンブラ選手、ラ・マスカラ選手とのトリオでCMLL世界6人タッグを、ストゥーカJr.選手、メトロ=現ディアマンテ・アスール選手とのトリオでナショナル6人タッグを獲得したことが個人的には印象に残っています。
記録を調べてみるとアトランティス選手とは2010年と2011年にグアダラハラ出身の同郷タッグでナシオナル・パレハス・インクレイブレスを連覇。
またファンタスティカマニア2015の新木場大会で行われたワンデイ・タッグ・トーナメントでも優勝しています。
ディアマンテ・アスール選手とは前記のストゥーカ選手とのトリオで2010年1月にナショナル6人タッグ王座を獲得し、3度防衛しました。
この時の3人のデザインがミックスされたコラボマスクも印象に残っています。
11日のアレナ・メヒコ金曜定期戦は日本時間12日 (土) 午前11時30分に開始されます。
この日は新日本プロレスワールドでもライブ配信される予定です。
マスカラ・ドラダ選手の旅立ちを見届けましょう。
本題に入る前に情報を2つ。
まずはマスカラ・ドラダ選手のCMLLラストマッチについての情報はCMLL公式HPにも掲載されました。〈INICIA MASCARA DORADA FUNCIONES DE DESPEDIDA/CMLL公式HP〉
もう1度、お別れ週間となってしまう来週のドラダ選手のスケジュールを記載しておきます。
●7日 アレナ・プエブラ月曜定期戦 セミファイナル
マキシモ・セクシー&ドラゴン・リー&マスカラ・ドラダ vs メフィスト&ポルボラ&エフェスト
●8日 アレナ・コリセオ・グアダラハラ火曜定期戦 メイン
マルコ・コルレオーネ&ディアマンテ・アスール&マスカラ・ドラダ vs ルーシュ&ピエロー&ラ・マスカラ
●11日 アレナ・メヒコ金曜定期戦
カード未定
そしてもう1つ。
こちらもCMLLの公式HPに掲載されていたファンタスティカマニア2017の日程、1月16日 (月) に場所が未定ながら開催されるとなっていましたが、新日本プロレスからも追加日程が発表されました。〈『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2017』 1月16日(月)名古屋大会の追加開催が決定!/新日本プロレスHP〉
これによりファンタスティカマニア2017は全7戦となりました。
●1月13日 (金) 18:30 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場 (エディオンアリーナ大阪)
●1月14日 (土) 18:00 愛媛・アイテムえひめ (松山市)
●1月15日 (日) 18:00 京都・京都KBSホール
●1月16日 (月) 18:00 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール大会
●1月20日 (金) 18:30 東京・後楽園ホール
●1月21日 (土) 18:30 東京・後楽園ホール
●1月22日 (日) 18:30 東京・後楽園ホール
さて、ここからが本題です。
去る者もいれば来る者もいる。
往年の名ルチャドール、サングレ・チカナ選手の息子、サングレ・インペリアル選手が8日のアレナ・メヒコ火曜定期戦の第1試合で中央デビュー。
「サングレ・インペリアル」の名にピンと来ない方も「スペル・シウダダーノ」の名前ならご存知かもしれません。
ウルティモ・ドラゴン校長が毎年“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコで開催しているドラゴマニアで市民団体とタイアップしたキャラクターがスペル・シウダダーノ選手。
このスペル・シウダダーノ選手の中身 (と言って良いのか?) が実はサングレ・インペリアル選手なのです。
ただし、昨年のドラゴマニアのシウダダーノ選手はインペリアル選手ではなく別人でした。
登龍門メキシコなどのインディー団体に出場しつつ、アレナ・メヒコのルチャスクールで“神の子”カリスティコ選手の叔父でマグヌス選手の父であるトニー・サラサール先生の指導を受け、ついにアレナ・メヒコデビューを飾ります。
デザイン自体は全く異なりますが、お父さんと同じく、今時のルチャドールにしては超シンプルなデザインのマスクを愛用しています。
このままのデザインを貫き通すのか?
念願のCMLLデビューを果たし、これを機に新しいデザイン、または現状を活かしつつ少し変化させるのか?
また1人、ドラゴマニアからCMLLへステップアップする若者が現れました。
まずはマスカラ・ドラダ選手のCMLLラストマッチについての情報はCMLL公式HPにも掲載されました。〈INICIA MASCARA DORADA FUNCIONES DE DESPEDIDA/CMLL公式HP〉
もう1度、お別れ週間となってしまう来週のドラダ選手のスケジュールを記載しておきます。
●7日 アレナ・プエブラ月曜定期戦 セミファイナル
マキシモ・セクシー&ドラゴン・リー&マスカラ・ドラダ vs メフィスト&ポルボラ&エフェスト
●8日 アレナ・コリセオ・グアダラハラ火曜定期戦 メイン
マルコ・コルレオーネ&ディアマンテ・アスール&マスカラ・ドラダ vs ルーシュ&ピエロー&ラ・マスカラ
●11日 アレナ・メヒコ金曜定期戦
カード未定
そしてもう1つ。
こちらもCMLLの公式HPに掲載されていたファンタスティカマニア2017の日程、1月16日 (月) に場所が未定ながら開催されるとなっていましたが、新日本プロレスからも追加日程が発表されました。〈『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2017』 1月16日(月)名古屋大会の追加開催が決定!/新日本プロレスHP〉
これによりファンタスティカマニア2017は全7戦となりました。
●1月13日 (金) 18:30 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場 (エディオンアリーナ大阪)
●1月14日 (土) 18:00 愛媛・アイテムえひめ (松山市)
●1月15日 (日) 18:00 京都・京都KBSホール
●1月16日 (月) 18:00 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール大会
●1月20日 (金) 18:30 東京・後楽園ホール
●1月21日 (土) 18:30 東京・後楽園ホール
●1月22日 (日) 18:30 東京・後楽園ホール
さて、ここからが本題です。
去る者もいれば来る者もいる。
往年の名ルチャドール、サングレ・チカナ選手の息子、サングレ・インペリアル選手が8日のアレナ・メヒコ火曜定期戦の第1試合で中央デビュー。
「サングレ・インペリアル」の名にピンと来ない方も「スペル・シウダダーノ」の名前ならご存知かもしれません。
ウルティモ・ドラゴン校長が毎年“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコで開催しているドラゴマニアで市民団体とタイアップしたキャラクターがスペル・シウダダーノ選手。
このスペル・シウダダーノ選手の中身 (と言って良いのか?) が実はサングレ・インペリアル選手なのです。
ただし、昨年のドラゴマニアのシウダダーノ選手はインペリアル選手ではなく別人でした。
登龍門メキシコなどのインディー団体に出場しつつ、アレナ・メヒコのルチャスクールで“神の子”カリスティコ選手の叔父でマグヌス選手の父であるトニー・サラサール先生の指導を受け、ついにアレナ・メヒコデビューを飾ります。
デザイン自体は全く異なりますが、お父さんと同じく、今時のルチャドールにしては超シンプルなデザインのマスクを愛用しています。
このままのデザインを貫き通すのか?
念願のCMLLデビューを果たし、これを機に新しいデザイン、または現状を活かしつつ少し変化させるのか?
また1人、ドラゴマニアからCMLLへステップアップする若者が現れました。
日本人ルチャドールのOKUMURA選手を除くと初開催の2011年から今年まで唯一ファンタスティカマニアに連続参戦していたマスカラ・ドラダ選手。
先日発表された2017年の参加ルチャドールに名前がなかったことから、やはりそういうことなのだろうとは思ってはいましたが、FacebookのCMLLオフィシャルページからドラダ選手との別れを告げる来週のスケジュールが発表されました。
●7日 アレナ・プエブラ月曜定期戦 セミファイナル
マキシモ・セクシー&ドラゴン・リー&マスカラ・ドラダ vs メフィスト&ポルボラ&エフェスト
●8日 アレナ・コリセオ・グアダラハラ火曜定期戦 メイン
マルコ・コルレオーネ&ディアマンテ・アスール&マスカラ・ドラダ vs ルーシュ&ピエロー&ラ・マスカラ
●11日 アレナ・メヒコ金曜定期戦
カード未定
ドラダ選手のCMLLラストマッチは来週11日のアレナ・メヒコ金曜定期戦となります。
今週4日のアレナ・メヒコ金曜定期戦後、いつものように来週のカードが発表されます。
どんなラストマッチが組まれるのか?
そして、どのような形でCMLL、そして“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコにしばしの別れを告げるのか?
残念ではありますが、その時は刻一刻と近付いています。
先日発表された2017年の参加ルチャドールに名前がなかったことから、やはりそういうことなのだろうとは思ってはいましたが、FacebookのCMLLオフィシャルページからドラダ選手との別れを告げる来週のスケジュールが発表されました。
●7日 アレナ・プエブラ月曜定期戦 セミファイナル
マキシモ・セクシー&ドラゴン・リー&マスカラ・ドラダ vs メフィスト&ポルボラ&エフェスト
●8日 アレナ・コリセオ・グアダラハラ火曜定期戦 メイン
マルコ・コルレオーネ&ディアマンテ・アスール&マスカラ・ドラダ vs ルーシュ&ピエロー&ラ・マスカラ
●11日 アレナ・メヒコ金曜定期戦
カード未定
ドラダ選手のCMLLラストマッチは来週11日のアレナ・メヒコ金曜定期戦となります。
今週4日のアレナ・メヒコ金曜定期戦後、いつものように来週のカードが発表されます。
どんなラストマッチが組まれるのか?
そして、どのような形でCMLL、そして“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコにしばしの別れを告げるのか?
残念ではありますが、その時は刻一刻と近付いています。
CMLLで防衛戦が行われている主要タイトルの2016年10月末日現在のチャンピオン一覧、カッコ内は防衛回数と当月に行われたタイトルマッチです。
●カンペオン・ウニベルサル
2009年 ウルティモ・ゲレーロ
2010年 獣神サンダー・ライガー
2011年 ラ・ソンブラ
2012年 テリブレ
2013年 棚橋弘至
2014年 ウルティモ・ゲレーロ
2015年 アトランティス
2016年 バリエンテ (10月28日 アレナ・メヒコでボラドールJr.に勝利し優勝)
動画はこちらの新日本プロレスワールドで→ (有料)〈CMLL 2016年10月29日 アレナ・メヒコ 全試合〉
●カンペオン・ウニベルサル
2009年 ウルティモ・ゲレーロ
2010年 獣神サンダー・ライガー
2011年 ラ・ソンブラ
2012年 テリブレ
2013年 棚橋弘至
2014年 ウルティモ・ゲレーロ
2015年 アトランティス
2016年 バリエンテ (10月28日 アレナ・メヒコでボラドールJr.に勝利し優勝)
動画はこちらの新日本プロレスワールドで→ (有料)〈CMLL 2016年10月29日 アレナ・メヒコ 全試合〉
●CMLL世界ヘビー級
第18代 マキシモ・セクシー (8度防衛)
●CMLL世界ライトヘビー級
第15代 ラ・マスカラ (0度防衛)
●CMLL世界ミドル級
第17代 ドラゴン・ロホJr. (14度防衛)
●CMLL世界ウェルター級
第32代 メフィスト (3度防衛)
●CMLL世界ライト級
第15代 ドラゴン・リー (2代目) (2度防衛)
●CMLL世界ミニ
第13代 アストラル (5度防衛)
●CMLL世界女子
第18代 ダリス (5度防衛)
●CMLL世界タッグ
第37代 ネグロ・カサス&ショッケル (12度防衛 10月11日 アレナ・コリセオ・グアダラハラでボラドールJr.&グバリエンテに防衛)
●CMLL世界6人タッグ
第27代 ボラドールJr.&ミスティコ (2代目) &バリエンテ (8度防衛 10月31日 アレナ・プエブラでラ・マスカラ&エウフォリア&グラン・ゲレーロに防衛)
1時間36分頃からがCMLL世界6人タッグ王座戦
●NWA世界ヒストリック・ライトヘビー級
第5代 レイ・ブカネロ (2度防衛)
●NWA世界ヒストリック・ミドル級
第7代 ウルティモ・ゲレーロ (7度防衛 10月1日 アレナ・コリセオでバリエンテに防衛)
●NWA世界ヒストリック・ウェルター級
第7代 ボラドールJr. (11度防衛 10月7日 アレナ・メヒコでバルバロ・カベルナリオに防衛)
●ナショナル・ライトヘビー級
第66代 アトランティス (3度防衛)
●ナショナル・ウェルター級
第74代 レイ・コメタ (0度防衛)
●ナショナルライト級
第50代 エレクトリコ (2度防衛)
●ナショナル女子
第18代 セウシス (8度防衛)
●ナショナル6人タッグ
第39代 メフィスト&エフェスト&ルシフェルノ (6度防衛)
参照 : 〈CAMPEONES/CMLL公式HP〉 〈Championships/Luchawiki〉
10月のCMLLの最大のトピックはカンペオン (チャンピオン) のみに出場権が与えられる“CMLL版G1”「カンペオナート・ウニベルサル2016」の開催。
14日と21日の2週に渡って2ブロックの予選が行われ、1週目はバリエンテ選手、2週目はボラドールJr.選手が勝ち上がり、28日に両者による決勝戦が行われました。
戦前はドラゴン・リー選手と抗争、アニベルサリオで敗れてマスクを失い、ルーシュ選手と和解しロス・インゴベルナブレス再加入へと、今年の話題を独占したラ・マスカラ選手の優勝を予想していましたが、予選で敗退。
となると、ボラドール選手の優勝が大方の予想だったと思いますが、伏兵バリエンテ選手が優勝し、今年の「宇宙一」の称号を獲得。
バリエンテ選手は1972年5月30日生まれの42才、キャリア20年のベテラン。
今までCMLL世界6人タッグを2度獲得した他はシングルではナショナル・ウェルターを1度戴冠したのみですから、今回の優勝がバリエンテ選手にとっては最大の栄冠ということになるでしょう。
優勝を予想していたマスカラ選手にしても、実力は持っているものの、どこか地味だったのが、インゴベルナブレス加入と離脱、そしてルーシュ選手一族との抗争によって上手くていやらしい大ルードへと変貌を遂げました。
バリエンテ選手が今回の優勝でどう変化していくのか?
新日本プロレスのYOSHI-HASHI選手の言葉ではありませんが、まさしく「物事が変わるのは一瞬」だということを再認識させられたバリエンテ選手のウニベルサル制覇。
再びCMLLの風景が変化しそうです。