5月18日のトルネオ・デ・ラ・グラン・アルテルナィバ決勝戦の乱入劇に端を発し、翌週25日からアレナ・メヒコ金曜定期戦の度、4週に渡って激突してきたルーシュ選手とエレア・パーク選手。

33E86119-3454-4A70-AEC7-D1A731893FD1
6月22日にはついに1対1のマノ・ア・マノで対戦しました。

メインのルーシュ選手vsエレア・パーク選手は1時間57分頃から

1本目、2本目とも反則決着の予想通りの大荒れの展開。
2本目はルーシュ選手の父ラ・ベスティア・デル・リング選手が持ち込んだ写真額をエレア・パーク選手に奪われ、頭をぶち抜かれたルーシュ選手はガラス片により背中から流血も見られ、完全にグロッキー状態。
しかし、それでも攻撃の手を休めないエレア・パーク選手はノリエガレフェリーや慌てて出てきたCMLLスタッフの制止もお構いなしで場外でルーシュ選手をさらに続けます。
この間に決勝の3本目が開始され、ノリエガレフェリーは場外カウントを数え始めますが、それでもリングに戻らずにエレア・パーク選手はルーシュ選手への攻撃をやめることなく、結果的には両者リングアウト。
結果的には両者痛み分けのドローながら、どう見てもエレア・パーク選手の圧勝と言ってよい内容だったと思います。
ルーシュ選手の容態はもちろんのこと、現在のCMLLで最も熱い抗争を繰り広げ、9月14日開催のCMLL85周年記念大会アニベルサリオでマスカラ・コントラ・カベジェラが噂される2人だけに試合後にバックステージでどんなコメントを出すのか注目していましたが、いつも動画をアップするCMLL公式はもちろん、その他のメディアも一切なし。

7F4DD8D0-A4C7-4C68-BBD4-280344A6A329
さらには発表された29日の対戦カードにはルーシュ選手の名もエレア・パーク選手の名もなし。
メインにはシベルネティコ選手、ソロ選手、シャルリー・ロックスタル選手のユニット、クラン・カオスがエレア・パーク選手と入れ替わるかのようにラインナップされました。
あのマノ・ア・マノの荒れに荒れた試合内容がCMLL的にNGで2選手ともが出場停止の処分がくだされたのではないかとの憶測も飛び交いました。

しかし、この点についてルーシュ選手がゲスト出演した27日のCMLLインフォルマで事の真相が明かされました。


ルーシュ選手の出演は1時間49分頃から

エレア・パーク選手はCMLLから解雇された訳ではなく、また出場停止の処分がくだされた訳でもありませんでした。
CMLL所属ではないエレア・パーク選手のスケジュール上の都合によるものでCMLLとしては再参戦はいつでも大歓迎というスタンス。

AE314894-B3E7-420D-95ED-D23628799363
そしてルーシュ選手がアニベルサリオでのマスカラ・コントラ・カベジェラをついに明言。
ルーシュ選手としては究極の決着戦でエレア・パーク選手のマスクを奪い、何がなんでもリベンジしたいところ。
マスカラ・コントラ・カベジェラをアピールし続けていたエレア・パーク選手も異論はないはずです。
2ヶ月半後に開催されるCMLL年間最大興行アニベルサリオに向けた動きがいよいよ加速してきました。




人気ブログランキングへ にほんブログ村 格闘技ブログ プロレスへ blogram投票ボタン