10月はマイケル・エルガン選手が優勝したグランプリ、そして新日本プロレスのSUPER Jr. TAG LEAGUE 2018にCMLLからボラドールJr.選手とソベラノJr.選手が参戦。
星取り的には残念な結果になりましたが、華麗な空中戦で各大会を盛り上げました。
特に3度目の来日にして初めてファンタスティカマニア以外の新日本戦を闘い切ったソベラノ選手は日本での知名度とともに毎試合前におこなわれたTシャツサイン会のまさしく王子のような対応に女性ファンを中心に好感度も急上昇。

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観戦に出掛けた10月27日の後楽園ホールでTシャツを購入し、サイン会の列に並び、ボラドール選手とソベラノ選手の登場を待っていると目の前の扉が開いて2人が姿を現しました。
ソベラノ選手は爽やかな笑顔で手を振り「Hola amigo」とファンの人々に言って歩いて行きました。
ファンを大事にするこういうことを極自然にさりげなく出来る所がソベラノ選手の魅力の1つだと改めて思いました。


さて、本題です。
CMLLで防衛戦が行われている主要タイトルの2018年10月末日現在のチャンピオン一覧、カッコ内は防衛回数と10月に行われたタイトルマッチです。

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●カンペオン・ウニベルサル
2009年 ウルティモ・ゲレーロ選手
2010年 獣神サンダー・ライガー選手
2011年 ラ・ソンブラ選手
2012年 テリブレ選手
2013年 棚橋弘至選手
2014年 ウルティモ・ゲレーロ選手
2015年 アトランティス選手
2016年 バリエンテ選手
2017年 ボラドールJr.選手


●CMLL世界ヘビー級
第20代 ウルティモ・ゲレーロ選手 (0度防衛 第19代王者マルコ・コルレオーネ選手の返上で空位となっていたが10月16日 アレナ・メヒコでディアマンテ・アスール選手との新王者決定戦に勝利し同タイトル2度目の戴冠)

1時間49分48秒からがCMLL世界ヘビー級新王者決定戦

●CMLL世界ライトヘビー級
第16代 ニエブラ・ロハ選手 (4度防衛)

●CMLL世界ミドル級
第19代 クアトレロ選手 (2度防衛)

●CMLL世界ウェルター級
第32代 メフィスト選手 (13度防衛)

●CMLL世界ライト級
第15代 ドラゴン・リー選手 (6度防衛)

●CMLL世界ミニ
第14代 ショッケルシート選手 (4度防衛)

●CMLL世界女子
第18代 ダリス選手 (16度防衛)

●CMLL世界タッグ
第39代 ルーシュ選手&テリブレ選手 (0度防衛)

CMLL世界6人タッグ
第30代 ウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手 (0度防衛)


●NWA世界ヒストリック・ライトヘビー級
第7代 ストゥーカJr.選手 (0度防衛)

●NWA世界ヒストリック・ミドル級
第8代 カリスティコ選手 (1度防衛 10月2日 アレナ・メヒコでグラン・ゲレーロ選手に防衛)

1時間52分26秒からがNWA世界ヒストリック・ミドル級王座戦

●NWA世界ヒストリック・ウェルター級
第9代 ボラドールJr.選手 (1度防衛 10月8日 アレナ・プエブラでバルバロ・カベルナリオ選手に防衛)

1時間34分50秒からがNWA世界ヒストリック・ウェルター級王座戦


●ナショナル・ヘビー級
第65代 テリブレ選手 (2度防衛)

●ナショナル・ライトヘビー級
第70代 アトランティス選手 (6度防衛)

●ナショナル・ウェルター級
第75代 ソベラノJr.選手 (5度防衛)

●ナショナルライト級
第50代 エレクトリコ選手 (4度防衛)

●ナショナル女子
第19代 プリンセサ・スヘイ選手 (5度防衛)

ナショナル6人タッグ
第40代 サンソン選手&クアトレロ選手&フォラステロ選手 (6度防衛 10月2日 アレナ・コリセオ・グアダラハラでソベラノJr.選手&トリトン選手&エスフィンへ選手に防衛)


参照 : 〈CAMPEONES/CMLL公式HP〉 〈Championships/Luchawiki〉


しばらくの間、空位だったCMLL世界ヘビー級王座はウルティモ・ゲレーロ選手が戴冠し、CMLL世界6人タッグ王座と二冠になりました。
今年も早いもので残り2ヶ月を切り、今年はまだ開催されていないカンペオン・ウニベルサルがいつ始まるのかと注目しています。
NWA世界ヒストリック・ウェルター級王者のボラドール選手とナショナル・ウェルター級王者のソベラノ選手が新日参戦を終えて帰国。
あとはテレビ番組出演が長く続いているドラゴン・リー選手のリング復帰を待って開催されるものと思います。
カンペオンだけに出場が許されるカンペオン・ウニベルサル。
現在の出場資格保持者はウルティモ・ゲレーロ選手、ニエブラ・ロハ選手、クアトレロ選手、メフィスト選手、ドラゴン・リー選手、ルーシュ選手、テリブレ選手、エウフォリア選手、グラン・ゲレーロ選手、ストゥーカ選手、カリスティコ選手、ボラドール選手、アトランティス選手、ソベラノ選手、サンソン選手、フォラステロ選手の15人。
開催までの間にタイトル移動があれば参加選手ももちろん変動する訳ですが、例年の出場枠は16で1人足りません。
足りない1枠をかつて「宇宙一」の称号を獲得したライガー選手や棚橋選手のように提携団体の新日本プロレスかROHからチャンピオンを招聘することになるのかもしれません。

そして、いよいよ発表された来年1月のファンタスティカマニア2019の全日程と参加ルチャドール。
残る発表はカード発表のみとなりました。
例年通りに日本で来日ルチャドールの保持するタイトルの防衛戦がいくつか行われるものと思われます。
こちらもファンタスティカマニアまでに移動の可能性はありますが、現段階で日本での防衛戦が可能なタイトルを記しておきます。

●ウルティモ・ゲレーロ選手のCMLL世界ヘビー級
●クアトレロ選手のCMLL世界ミドル級
●ドラゴン・リー選手CMLL世界ライト級
●カリスティコ選手のNWA世界ヒストリック・ミドル級
●ボラドールJr.選手のNWA世界ヒストリック・ウェルター級
●テリブレ選手のナショナル・ヘビー級
●アトランティス選手のナショナル・ライトヘビー級
●ソベラノJr.選手のナショナル・ウェルター級
●サンソン選手&クアトレロ選手&フォラステロ選手のナショナル6人タッグ

以上の9タイトル。
今年のファンタスティカマニア2018では第18代王者だったアンヘル・デ・オロ選手に特別ライバル関係ではなかったクアトレロ選手が1月19日の後楽園ホールで挑戦し、タイトル奪取。
この日本で生まれた火種が本国メキシコで大炎上。
両者の抗争の決着戦が3月16日のアレナ・メヒコ、オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスでのマスカラ・コントラ・マスカラにまで発展。
結果、オロ選手はマスクを失うことになりました。
ファンタスティカマニア2019のカード発表までタイトルの動向にも目が離せません。




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