2019年03月

内藤選手参戦!3月29日アレナ・メヒコ金曜定期戦の対戦カード

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春の大一番オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスから2週間後の3月29日のアレナ・メヒコ金曜定期戦の目玉は新日本プロレス、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也選手の出場。
毎年インゴベルナブレス原点の地アレナ・メヒコに帰って来る内藤選手の対戦カードが発表されました。
内藤選手はもちろんメインに登場、ロス・インゴベルナブレスの盟友であるルーシュ選手&テリブレ選手とのトリオでカリスティコ選手&ボラドールJr.選手&バリエンテ選手と対戦します。

3月15日に開催されたオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスでインゴベルナブレスのテリブレ選手&ラ・ベスティア・デル・リング選手がニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ選手の兄弟とのカベジェラス・コントラ・カベジェラスに敗退し、髪を刈られました。
オメナヘから2週間後の内藤選手のアレナ・メヒコ参戦はこの抗争を引きずって内藤選手が加わったインゴベルナブレスとロハ選手&オロ選手との対戦が組まれるものと予想していました。
2009年のNO LIMITのCMLL武者修行時代に内藤選手とプライベートで最も仲が良かったというロハ選手&オロ選手との対戦ももちろん楽しみでしたが、発表されたカードは絶大なる人気を誇るCMLLテクニコのツートップであるカリスティコ選手とボラドール選手との対戦。
「楽しくて楽しくて仕方ない」という内藤選手の感情がライブ配信でも伝わってくる毎年のアレナ・メヒコ登場。
ルーシュ選手とテリブレ選手もいつも以上に制御不能に暴れるでしょう。
迎え撃つカリスティコ選手&ボラドール選手&バリエンテ選手はアレナ・メヒコで主役の座は渡すまいと俄然燃え上がること必至。
実に刺激的なカードで当日のライブ配信が本当に楽しみです。


また、前週22日のマッチ・レランパゴでバルバロ・カベルナリオ選手に勝利したフォラステロ選手のタイトル挑戦表明が通り、29日のセミでカベルナリオ選手の保持するナショナル ・ライトヘビー級王座にフォラステロ選手が挑戦します。
昨年11月にCMLLの象徴アトランティスからベルト奪取後の初防衛戦。
カベルナリオ選手は日本での闘いはどこかコミカルな部分が目立ちますが、誰が相手でも名勝負を繰り広げる実力者。
一方のフォラステロ選手はいとこのサンソン選手&クアトレロ選手とのラ・ヌエバ・ヘネラシオン・ディナミタでは一歩引いたサポート役に徹しているような気がしてなりませんが、この人も試合巧者。
実力者同士のルード対決となる王座戦にも注目しています。




ドラゴン・リー選手がメフィスト選手からCMLL世界ウェルター級王座を奪取

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3月19日のアレナ・メヒコ火曜定期戦のメインで王者メフィスト選手vs挑戦者ドラゴン・リー 選手のCMLL世界ウェルター級王座戦が行われました。
前週12日のミスティコ選手&ドラゴン・リー 選手&ディアマンテ・アスール 選手vsミステル・ニエブラ選手&メフィスト選手&レイ・ブカネロ選手でメフィスト選手から勝利したドラゴン・リー 選手が試合後のリング上での挑戦表明を受けてのもの。

CMLL世界ウェルター級王座戦は1時間50分19秒から

王者メフィスト選手のセコンドは父カオス選手、挑戦者ドラゴン・リー 選手のセコンドは兄ミスティコ選手でした。
一本目はメフィスト選手、2本目はドラゴン・リー 選手が互いに対戦相手の一瞬の隙をつく押さえ込みで取り合った後の勝負の3本目は両者ともに得意技、必殺技を繰り出しカウント2で返す白熱の展開。
メフィスト選手のコーナートップからのデビルス・ウイングスが決まった時にはこれで勝負あり、メフィスト選手の防衛かと思いましたが、これさえもカウント2で跳ね返したドラゴン・リー 選手が最後はデスヌカドーラの体勢からみちのくドライバーで叩きつけて熱戦にピリオドを打ちました。
健闘を称え合う両者に観客から大量のおひねりが降り注ぎました。

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第33代CMLL世界ウェルター級王者となったドラゴン・リー 選手はCMLL世界ライト級と合わせて二冠となりました。
なお、入場時に持参したベルトは右手の赤いベルトがMLA (Mucha Lucha Atlanta) ヘビー級、左手の黒いベルトがKOI (KING OF INDIES) のベルト。
なぜCMLL世界ライト級のベルトは持参しなかったのかは不明ですが、ローカルプロモーションのものを含めるとドラゴン・リー 選手は実に4本ものベルトを保持しています。

残念ながら敗れた前王者のメフィスト選手は2016年5月にマスカラ・ドラダ選手からタイトル奪取後、2年10ヶ月の長きにわたり王者に君臨してきましたが、14度目の防衛に失敗。
この間に退けてきた挑戦者はカリスティコ選手やネグロ・カサス選手、ミスティコ選手、ストゥーカJr.選手、ソベラノJr.選手、ティタン選手など錚々たる顔ぶれでした。

4月6日にマディソン・スクエア・ガーデンで石森太二選手のIWGPジュニアヘビー級王座挑戦が決定しているなかで負けられない闘いを制したドラゴン・リー 選手。
IWGPジュニアに最も近いルチャドールの戴冠を期待せずにはいられません。
1999年のフベントゥ・ゲレーラ選手、2009年の初代ミスティコ (現カリスティコ) 選手に続くIWGPジュニアヘビー級史上3人目のメキシコ人王者誕生なるか?
…とこれを書いていて、ちょうど10年に1人メキシコ人王者が誕生していることに気づきました。
今年は初代ミスティコ選手の戴冠からちょうど10年。
もちろん、もう1人の挑戦者バンディード選手もメキシコ人ですが。
今、ドラゴン・リー 選手の頭にはマディソンでIWGPジュニアを奪取して初防衛戦の相手に相思相愛の最高のライバル“GATITO”を指名することしかないような気がしています。
メキシコで生まれた名勝負数え唄が新たな局面で再び奏でられることを期待しています。


そして、この日もう1つ見逃せない出来事がありました。
それは第4試合に出場したカワト・サン選手の出で立ち。

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昨年2月2日にアレナ・メヒコでCMLLデビュー以来、白と赤の日の丸カラーの入場コスチュームとパンタロンで闘ってきたカワト選手が髪の毛の色と合わせたのか?青を基調としたコスチュームに一新。
青と白銀のハーフカラーの入場コスチュームにこれまでのパンタロンスタイルからロングタイツとなり足元は黒のニーパッドとレガースが剥き出しとなりました。
ロングタイツもニーパッド、レガースも文字や模様は一切なし。
日本もメキシコもコスチュームが複雑に、豪華に、派手になる一方で、こうした懐かしさを感じさせるシンプルなデザインは逆に目立つと思います。
足元がスッキリしたからか、ニーパッドとレガースの黒のせいなのか、カワト選手が得意とする蹴り技が以前よりも鮮やかに映えていたように感じました。
ここのところアレナ・メヒコ火曜定期戦のセミに出場する機会も増え、徐々にポジションを上げてきています。
大阪府池田市出身で同郷の大先輩OKUMURA選手は虫垂炎で欠場中。
孤軍奮闘する日本人ルチャドールの進化にも期待しています。




ニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ選手の兄弟がインゴベルナブレスの髪を刈る オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2019

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3月15日に開催されたCMLL春の大一番オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス。
ライブ配信はなく、大会終了から数時間後にYouTubeのCMLL公式チャンネルに全試合がアップされました。



CMLL創設者のサルバドール・ルテロ氏とともに今年、その偉大なる功績を称えられたのが故ブルー・デモン選手。
ビッグショーとなると普段よりも豪華で特別なマスクやコスチュームで登場するルチャドールが多くなりますが、第1試合のアウダス選手、第3試合のメフィスト選手、テンプラリオ選手、エフェスト選手はブルー・デモン選手のデザインを落とし込んだマスクを着用しました。

セミでウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手のロス・ゲレーロス・ラグネロスが保持するCMLL世界6人タッグ王座に挑戦したカリスティコ選手&ボラドールJr.選手&ドラゴン・リー 選手は3人のデザインがミックスされたコラボマスクで登場。
カリスティコ選手はコラボマスクの下にもう1枚通常デザインのマスクを着用。
ボラドール選手はもちろん試合は素顔で行いましたが、ドラゴン・リー 選手だけはコラボマスクのまま闘いました。
1ー1で迎えた3本目、勝負はカリスティコ選手とウルティモ・ゲレーロ選手のキャプテン同士の闘いとなり、カリスティコ選手のラ・ミスティカが鮮やかに決まり王座奪取かと思ったところでウルティモ・ゲレーロ選手が上手く丸め込み、ゲレーロスが2度目の防衛に成功。
トップ中のトップの3人が組んでも鉄壁の連携を誇るゲレーロスの牙城は崩せませんでした。

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メインは2月15日のカンペオン・ウニベルサル2019決勝戦で勃発した因縁の決着戦、ニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ 選手のロス・エルマノス・チャベスvsテリブレ選手&ラ・ベスティア・デル・リング選手のロス・インゴベルナブレスのカベジェラス・コントラ・カベジェラス。
カンペオン・ウニベルサル決勝戦からオメナヘのカード決定、そして毎週組まれる前哨戦ではことごとくインゴベルナブレスが圧倒的に優勢。
それだけにロハ選手選手、オロ選手の兄弟は大一番でスカッと勝利したかったことでしょう。
しかし、この日もインゴベルナブレスの勢いは止まらず。
ロハ選手とオロ選手には女性ファンからの黄色い声援は飛ぶものの男性ファンからは野太いブーイングが容赦なく浴びせられました。
勝負を決する3本目、ロハ選手、ベスティア・デル・リング選手の順に敗退。
オロ選手とテリブレ選手の対戦でいよいよ決着というところでアクシデント発生。
オロ選手の放ったトペ・スイシーダでテリブレ選手が右肩を負傷。
なんとかリングに戻り左腕のみで闘おうとするテリブレ選手ですが、すぐにオロ選手のシャープシューターに捕まり無念の敗北。
思えばテリブレ選手は昨年も右肩の負傷で欠場していた時期がありました。
もしかすると完治はしていなかったのかもしれません。
3月18日のアレナ・プエブラ月曜定期戦のカードにテリブレ選手の名前がありますが、ケガの具合と今後が心配です。

潔く髪を刈られたテリブレ選手とベスティア・デル・リング選手。
しかし、怒りは収まらずにロハ選手とオロ選手に再び襲いかかりました。
一応の決着はつきましたが、もう1人のインゴベルナブレスのメンバーにしてベスティア・デル・リング選手の長男ルーシュ選手を加えて、まだまだこの抗争はしばらく続きそうな気配。
大一番で髪切り成功という勲章は得たものの、観客の反応を含めて、実はリベンジしなくてはならないのは勝者チームのロハ選手とオロ選手の兄弟の方なのではないかという印象が強く残るオメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2019 でした。






現状打破への決意の表れか!? コメタ選手が大胆イメチェン

春の大一番、ビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2019」を1週間後に控えた3月8日のアレナ・メヒコ金曜定期戦。
メインでは「オメナヘ」のカベジェラス・コントラ・カベジェラスの前哨戦が行われ、この日も勝敗を度外視したロス・インゴベルナブレスがニエブラ・ロハ選手&アンヘル・デ・オロ選手の兄弟を蹂躙しました。

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この日1番驚かされたのが、第2試合に出場したレイ・コメタ選手の豹変ぶりでした。
インディアンのようなコスチュームに身を包み、顔には不気味な白と黒のペイント。
しかし変化は見た目だけのものでルード転向ではもちろんなく、ファイトスタイルは変わっていないように見えました。

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「彗星の王」のリングネーム通りのコスチュームを長年愛用してきたコメタ選手。
2008年にAAA離脱後、CMLLに定着。
2012年9月14日、79アニベルサリオでプーマ・キング選手とのマスカラ・コントラ・マスカラに敗れ素顔に。
2013年3月15日、オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスのメインでストゥーカJr.選手と組みOKUMURA選手&ナマハゲ選手とのマスカラ・イ・カベジェラ・コントラ・マスカラ・イ・カベジェラに勝利し、OKUMURA選手を丸坊主に、ナマハゲ選手を素顔に。
2013年4月26日、アレナ・メヒコ57周年記念大会でナマハゲ選手とのカベジェラ・コントラ・カベジェラの勝利しナマハゲ選手を丸坊主に。
2014年9月19日、81アニベルサリオでバルバロ・カベルナリオ選手とのカベジェラ・コントラ・カベジェラに敗れ丸坊主に。
2016年6月10日、アレナ・メヒコで王者カベルナリオ選手からナショナル ・ウェルター級王座奪取。
2016年7月1日、アレナ・メヒコでカベルナリオ選手とのカベジェラ戦に再び敗れ2度目の丸坊主に。
2017年3月14日、アレナ・メヒコで前王者カベルナリオ選手にナショナル ・ウェルター級王座初防衛。
2017年5月12日、アレナ・メヒコでソベラノJr.選手に敗れナショナル ・ウェルター級王座陥落。

一昨年のファンタスティカマニアで初来日を果たし、メキシコに帰国後メキメキと頭角を現し、スペル・エストレージャへの階段を駆け上がったソベラノ選手にナショナル ・ウェルター級王座を明け渡した後のコメタ選手は注目を集める機会を掴めずにいます。
ただでさえ選手層の厚いCMLL。
毎年のファンタスティカマニアで初来日するルチャドールを見ればわかるように才能溢れる若者が次から次へとアレナ・メヒコに上がってきます。
将来を期待されつつも気づいてみればいつのまにか見かけなくなってしまったルチャドールも多数。
その中で長年に渡ってCMLLに定着し、生き残っているだけでも凄いことだとは思いますが、今回のコメタ選手のイメージチェンジは中堅の座に甘んじることなく、現状打破へ決意の表れに思えてなりません。
2度も刈られた髪の毛もようやく以前の長さに戻り、カベルナリオ選手には是が非でもリベンジしたいところでしょう。
心機一転、コメタ選手の巻き返しに注目しています。






早期回復とリング復帰を祈ります OKUMURA選手が虫垂炎で入院

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父の偉大なるリングネームを継承し、日出ずる国、日本でデビューしたアトランティスJr.選手とファンタスティカマニア2019で連日に渡り激闘を展開、1月21日の最終戦、後楽園ホールでのマノ・ア・マノで惜敗した後、マイクを握り勝利を称え「ルチャリブレへようこそ」とエールを送ったOKUMURA選手。
長年にわたりCMLLでルードとして活躍されているOKUMURA選手が3月3日に右下腹部の痛みで入院、虫垂炎と診断され手術したことをご自身のSNSで明かされました。〈OKUMURA選手のInstagram〉

2004年5月に単身メキシコに渡ったOKUMURA選手。
今年はルチャドールとしてのキャリア15周年を迎えます。
1日も早い回復とリング復帰を祈ります。

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