STRONG STORM IN SAGAMIHARA ポスター日付は変わってしまいましたが、リアルジャパンプロレス初の地方興行「STRONG STORM IN SAGAMIHARA」を観戦して来ました。

少年時代からの憧れのヒーロー、初代タイガーマスクの試合を生で観るのは1983年1月6日、後楽園ホールでの対小林邦昭、NWA世界ジュニアヘビー級戦を以来と実に26年半ぶりとなります。

スポーツナビを見たら、この大会について何も書かれていませんでしたので、少しではありますが、試合ごとに印象に残ったことを記してみようかと思います。

<第1試合 バトラーツ提供試合 B-1 CLIMAX Bブロック公式戦 20分1本勝負>
○ 臼田勝美 (11分39秒、アームロック) 焙煎TAGAI ×

臼田は知っているものの、両者とも試合を観るのは初めてです。
凸凹プロレス編集長お勧めのバチバチファイトが観られるかと思っていましたが、予想に反してグランド中心の展開に。
この両者だから、こういった展開になったのでしょうか!?
焙煎のローキックに苦しむ場面もありましたが、最後は臼田の貫禄勝ちでしょう。


<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○ 折原昌夫&和田城功 (10分24秒、コンソリクト・コンソリクター) 間下隼人&齋藤彰文 ×

リアルジャパンの若手2人に比べ和田はリキプロらしくプロレスラーらしい体。
この試合もキャリアで勝る折原の牙城は崩せずといった展開でした。 


<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○ タイガー・シャーク&ブラック・シャドー (16分7秒、シャープデスバイドッグ) グラン浜田&ケンドー・ナカザキ ×

ケンドー・ナカザキ、あれ!?この体つき観たことある!
なるほど、あの選手だ。
素顔の時と違って高音の奇声をあげながら技を繰り出すキャラなんですね。
マスクを被ったり、ペイントしたりすると人格が変わるのはわかるような気がします(笑)
頑張ってほし〜いのぅ・・・。
一方、リアル・ダーク軍の2人、ブラック・シャドーはバックを取られての急所蹴りなどヒールっぽいところがありましたが、タイガー・シャークはベビーフェイスっぽいですね。
なかなか見どころのある選手で今後に期待しちゃいます。


<第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○ 石川雄規(10分29秒、卍固め) 泉州力 ×

この試合はある意味、猪木vs長州なのですよね?
泉州の方は完全なオマージュレスラーだと思いますし、動きはまんま長州なのですが、長州最大の魅力と言ってよい気迫までは真似出来ないのか、泉州に元気がなかったのが気になります。


<第5試合 セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負>
○ 鈴木みのる&スーパー・タイガー (17分23秒、エビ固め) 関本大介&石川晋也 ×

やはり鈴木みのるは千両役者です。
入場から退場まで観客も対戦相手も手のひらに乗せての試合運び。
大日本だけに留まらない活躍を見せている関本も見せ場を作りましたが、最後は若い石川が捕まってしまいました。
みのるは心底プロレスを楽しんでいるのが伝わってきました。


<第6試合 メインイベント タッグマッチ 30分1本勝負>
○ 初代タイガーマスク&藤波辰爾 (10分33秒、回転足折り固め) ザ・グレート・サスケ&アレクサンダー大塚×

試合の見せ場は藤波のドラゴンスクリュー、タイガーのタイガースピンとフロント・ネックチャンスリー・ドロップくらいだったでしょうか。
唐突にタイガーの丸め込みで終了してしまったといった感想です。
入場の時もコーナートップに上がらず、「私がタイガーマスクとして、リングで闘うことの出来る時間も限られおります。年令的にも、体力的にも、既にタイガーマスクとしては限界であることは、自分自身が一番理解しております。」と自身の公式ブログファンの皆様へで綴っていた言葉が気になります。
でもですねぇ、やはりあの時代を知っている者からすると藤波とタイガーがそこに並んで立っているだけで満足だったりする部分もあります。
新日の黄金期を知る世代にとって“ケロちゃん”こと田中秀和リングアナウンサーが全試合、コールしたことが、よりあの時代を思い出させてくれて嬉しかったですね。


さて、それでは試合以外のことも書いておきます。
ちょっと早めに会場に到着して選手の会場入りを待っていました。
こういうのが地方での試合の醍醐味ですからね。

タイガー・シャークタイガー・シャーク サイン誰か来ないかなぁ・・・と思っていたら既に会場入りしていたタイガー・シャークが体育館から出て来ました。
写真を撮りつつサインも頂いちゃいました。
試合もそうでしたが、この時の受け答えも丁寧で全然ヒールじゃないんですよね。
こういった姿勢は師匠・佐山さんの教えなのかもしれません。


藤波辰爾その後、“炎の飛龍”藤波辰爾登場!
新日時代に腰のケガで欠場していた時期もありますが、今はコンディション良さそうです。


ザ・グレート・サスケザ・グレート・サスケ サインそして“東北の英雄”ザ・グレート・サスケがタクシーに乗ってやって来ました。
もちろんマスク被ってタクシーに乗ってましたよ!
画像は私がお願いした色紙にサインをして頂いているところを正面からパチリ。
少し写っていますが、最近はプライベートで被っているマスクの紐が何故かオレンジなんですよね。
なんででしょう?


関本大介そして大日本プロレスの関本大介。
もっと前に会場入りしていて、練習後に飲み物を買いに行って帰って来たところみたいですね。


佐山聡初代タイガーマスク ツーショット写真サインこの後、だいぶ待ったような気がするのですが、初代タイガーマスク佐山聡さんがにこやかに登場。
一番の目的だった昨年バトルロイヤルでマスクを被ってツーショットして頂いた写真にサインを入れて頂きました(o^∇^o)ノ!
昨年に引き続き私側は見せてもしょうがないので、試合前は500円で売られていたのに大量に余ったからなのか、試合後は無料配布していたウチワで隠してみました(´- `;)
同じく試合前は1000円で売られていた大会ポスターもタダでもらって来ました。


グラン浜田会場内のグッズ売り場でサインをする“小さな巨人”グラン浜田。
この方も元気ですね。


IIIマーク ランプストラップ第3試合終了後の休憩時間にTIGER ARTSから発売されているIIIマーク ランプストラップを買いました。
オーソドックスなフォーエヴァー ランプストラップの方にしようかと思ったのですが、ホームページには載っていない赤金ハーフカラーのIIIマークがあったので、昨年タイガーとツーショットした時に私が被ったこのカラーにしました。
YNの中村之洋さんも三重から来られていて売店に立たれていたので、ちょっとドキドキしましたが「私もマスクが大好きなんです」と勇気を出して話しかけてみました。
物腰の柔らかそうな方で「マスクって奥が深くて魅力的ですよね」など気さくに話してくれました。
中村さんにも宣言しちゃいましたが、いつかはYN欲しいです(^o^;)


石川雄規 サイン試合後に“燃える情念”石川雄規にもサインを頂きました。
サインもらって写真撮るのは忘れちゃいました。


ザ・グレート・サスケ マスクサインそして、タイガーにツーショット写真にサインをもらうのと並んで、もう1つ実現したかったこと。
それは持っているサスケのマスクに本人のサインをもらうことでした。
ええ、会場入りの時は色紙にもらうことで頭がいっぱいでマスクのこと忘れてました(--:)
ちょうど会場前で停まった車の後部座席に座り窓を開けていたので「この時を逃したら次はいつになるかわからない」と思い切って「サスケさん!マスクにサイン頂けますか?」と声を掛けたら物凄く丁寧に対応してくれました。
意外かもしれませんが、所有しているマスクに本人のサインを頂くのは今回が初めてでしたから嬉しかったです(^o^)/

思いっ切り地方大会ならではの醍醐味を満喫して来ました。
鈴木みのるのサインも欲しかったんですけど、これ以上は贅沢ですから、またいつかどこかでもらえる日が来るのを待ちましょう。

さぁて、7月の初代タイガーが終わり・・・
8月は私のもう1人のヒーロー、ミスティコの半年ぶりの来日。
そして9月は・・・w(*゚o゚*)w

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