史上初の他団体所属、飯伏幸太の優勝で激闘の幕を閉じた「BEST OF THE SUPER Jr. XVIII 〜Bring it on!〜」。
メキシコCMLLから参戦したマスカラ・ドラダは残念ながら予選リーグ敗退、決勝トーナメント進出はなりませんでした。
けれど、全選手が満身創痍になりながらの過酷なリーグ戦をよく完走したと思います。
全公式戦を振り返れば、獣神サンダー・ライガー、田口隆祐、TJP、外道に勝利して8点をマーク。
“世界最高峰”新日ジュニアの中で堂々の結果だと思います。
あわよくば決勝トーナメント進出、でもそう簡単にはいかないだろうと想像していましたので、公式戦最終日の試合前まで進出の望みを繋いでいたのは大健闘だったと思います。

マスカラ・ドラダ 田口隆祐スーパージュニア後のビッグマッチ「DOMINION 6.18」大阪府立体育会館大会の全カードが発表され、1月22日に奪われたCMLL世界ウェルター級のリターンマッチが決定しました。
〈6.18大阪で、デヴィットvs飯伏のIWGP Jr.戦、内藤vs裕二郎、田口vsドラダのCMLL戦!全カード決定!!/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉

初来日の昨年5月、そして11月はタッグマッチで、今年1月のFANTASTICA MANIAではシングルで田口相手に「さぁ!盛り上がりはここからだ!」と思った矢先にころっと負けているシーンを見て「うーん、どうも苦手なタイプなのかな?」と思っていましたが、スーパージュニア公式戦では勝利していますので、ここは5ヶ月ぶりにタイトル奪還を期待しています!

そして更に6月21〜23日のディファ有明3連戦「 J SPORTS CROWN 〜無差別級6人タッグトーナメント〜」に棚橋弘至&KUSHIDAと組んで出場します。
〈今年もやります!『J SPORTS CROWN 〜無差別級6人タッグトーナメント〜』ディファ有明3連戦、開催決定!!/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉

このチーム、3人が3人とも「天才」と形容される超陽性トリオ。
ドラダは「アイツはいい奴」と新日レスラーズから愛されていることが伝わってきていますし、棚橋、KUSHIDAともメキシコマット経験者ですから、これちょっと結果も期待しています。
新日のエースにしてIWGPヘビー級チャンピオンと組む3日間はドラダにとって良い経験になるでしょうね。
まだ22才のドラダ、5年、10年経った時、すげぇルチャドールになっているような気がしてきました。
ディファ3連戦は全て平日と観戦には行けませんが、棚橋&KUSHIDA&ドラダの活躍を願っています!


そういえば、ドラダがCMLL世界ウェルター級タイトルマッチを行う「DOMINION 6.18」の試合前にはCMLLがアレナ・メヒコで開催するビッグショー「Juicio Final」の結果が出ます。(メキシコ現地時間は17日)
ご存知の方も多いと思いますが、全カードを記載しておきます。

(1) OKUMURA&吉橋伸雄vsストゥーカJr.&メトロ
(2) ブラソ・デ・プラタ&イホ・デル・ファンタスマ&バリエンテvsレイ・ブカネロ&エル・テハノJr.&テリブレ
(3) ネグロ・カサス&ディアマンテ&イホ・デル・シグノvsブルー・パンテル&フエゴ&ポルボラ
(4) ショッケル&デルタ&ゲレーロ・マヤJr.vsウルティモ・ゲレーロ&アンヘル・デ・オロ&レイ・エスコルピオン
(5) ラ・ソンブラ&ストロングマン&ルーシュvs中邑真輔&ミステル・ニエブラ&メフィスト
(6) アベルノvsラ・マスカラ[マスカラ・コントラ・マスカラ]

正直、とんでもないマスカラ戦が組まれたもんだと思っています。
既に報じている所もあるので書きますが、アベルノが永遠のライバル、シン・カラ(ミスティコ)を追ってWWE入りの噂が流れています。
ただ、この情報を打ち消すように「WWEに行くなんて言っていない」というアベルノのコメントがルチャ系のサイトに載っていたりと今ひとつハッキリしません。
いったい、どうなってしまうのか!?
マスカラ戦の行方を静かに見守りたいと思います。
大きな大きな金看板を失ったCMLL、ミスティコの実弟であるアストロ・ボーイがアルゴスと改名し、もう1人の弟アルヘニスのいるライバル団体AAAに移籍したりと、そのパワーバランスが少し崩れてきているようで、ちょっと心配しています。








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