毎度お世話になっているプロレス専門BLOG:ブラックアイ2さん主催によるネットプロレス大賞2011に投票します。

各賞を選出する前に今年1年間、観戦した大会を撮影した画像とともに振り返ってみます。

棚橋弘至
1・4 新日本プロレス レッスルキングダムV in 東京ドーム

棚橋弘至 プリンス・デヴィット ミスティコ
1・22 新日本プロレス NJPW PRERENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2011 後楽園ホール

アベルノ ミスティコ
1・23 新日本プロレス NJPW PRERENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2011 後楽園ホール

田口隆祐 ザ・グレート・サスケ
5・29 新日本プロレス BEST OF THE SUPER Jr.XVIII 〜Bring it on!〜 後楽園ホール

スーパースター 藤原 初代タイガー ブラック・タイガーV
7・17 流星仮面FIESTA・FINAL 新木場1stRING

ソラール ネグロ・ナバーロ
7・31 府中プロレスルチャ中河原大会旗揚げ戦 わかば幼稚園

ミル・マスカラス ドス・カラス 初代タイガーマスク
10・7 仮面貴族FIESATA2011〜僕らの夢のオールスター戦〜 後楽園ホール

カネック
11・20 帝王降臨 府中プロレスルチャ新木場1stRING大会

今年は完全にルチャリブレに偏った8大会を観戦。
観戦した大会をベースに独断と偏見を含みつつ、日本プロレス界全体の出来事も加味して選出しました。
それでは各賞の発表!

(1) 最優秀選手賞(MVP)・・・2011年、最も活躍したプロレスラー。
個人が望ましいが、タッグチーム・軍団などでも可とする。
個人名とタッグチーム・軍団が重なった場合は、全て「別」として集計。(「飯伏幸太」と「ゴールデンラヴァーズ」は別で集計)。


棚橋弘至
1位 棚橋弘至
今年は文句なしの大活躍!
ぶっちぎりのMVPでしょう。
イッテンヨンで小島聡からIWGPヘビー奪還以来、年間通して10度の防衛。
いずれの防衛戦でも観る者を大満足させ、試合後には観客とともに感動と喜びを共有。
チャラい言動が先行気味だった数年前とは違い、今は完全に有言実行。
新日本プロレス、そして日本のプロレス界を背負う逸材へ成長を遂げました。
初防衛戦が行われた2月の仙台大会からチャラいキャラとは裏腹に涙ぐむシーンが幾度か見られましたが、その体を張った激闘に最近では雑誌などで棚橋の姿を見るだけで私は涙腺が緩みます。
でも!でも!そんな凄い選手がブログで見せる緩〜い一面に思わず脱力したりしますが、そのギャップがまた堪りません(笑)
「本当に1年間ありがとうございました。お疲れさまでした。また来年も新日本プロレスを、そして日本のプロレス界を宜しくお願いします」と伝えたい心境です。

ネグロ・ナバーロ2位 ネグロ・ナバーロ
本来は7月のMWFジュニアヘビー級王者決定戦でナバーロに勝利したソラールの方が良いのかもしれません。
しかし、ソラールの来日は1度きり。
ナバーロは11月にも来日し、手の合うソラール以外の日本人選手相手にもジャベの奥義を繰り出し、好試合を見せてくれました。
ソラール戦には及ばないものの、宇宙銀河戦士アンドロス戦と矢野啓太戦も素晴らしかった!
もっともっと日本で評価されてよいルチャドールだと思います。
リングを降りたナバーロさんは本当に紳士的で優しく、華麗なるジャベの世界と相まって、すっかり魅了されてしまいました。


鈴木みのる3位 鈴木みのる
いつも話題になる選手。
それだけ自己プロデュースに長け、嗅覚が鋭い。
相手を挑発する強烈な一言一言はリング上の戦いが文句のつけようがないからこそ説得力を増す。
そして“世界一性格の悪い男”と言われる鈴木みのるが仲間達と大震災復興支援チャリティ興行を東京と被災地である気仙沼で開催。
来年も新年早々、日本マット界最大イベントのドーム大会のメインをもぎ取り、やっぱりこの選手から目が離せなさそう。
3位ですみません(汗)


(2) 最優秀試合賞・・・2011年、最も素晴らしいと感じた試合。
シングル・タッグ・3WAY・バトルロイヤルなど全ての試合形式が対象。


ミスティコ アベルノ
1位 ミスティコvsアベルノ 1・23 後楽園ホール
私にとってはもうコレしかありません!
今まで会場に足を運び目撃したベストバウトは2つ、'88年8月8日、横浜文化体育館のアントニオ猪木vs藤波辰巳(当時)と'96年4月29日、東京ドームの橋本真也vs高田延彦でしたが、ミスティコvsアベルノはこれに並ぶ一生忘れられない試合となりました。
私にとってミスティコはまさに神の子。
メキシコのルチャリブレ人気を再燃させ、国民的英雄にまで昇りつめたミスティコでしたが、'09年1月の初来日で華麗な空中弾の一端を見せてくれて以降、2月は膝の故障で本来の動きを発揮出来ず、5月はメキシコ発の新型インフルエンザの影響で来日出来ず。
8月に4代目タイガーマスクからIWGPジュニアヘビーのベルトを奪取するも内容は手放しで王座戴冠を喜べるものではありませんでした。
11月には4代目タイガーとのリマッチに敗れ、王座転落。
初来日の東京ドーム以外はどれも“神の子”の本領発揮とは言えない試合が続き、映像で観るメキシコでのカリスマぶりに魅了されまくった者にとっては歯がゆい思いでいっぱいでした。
そして発表されたCMLLのルチャドールが大挙飛来するFANTASTICA MANIAの開催。
1年2ヶ月ぶりに来日する神の子は宿命のライバル、アベルノとの一騎打ちという至高のカードが組まれました。
今度こそ!そんな期待で発表から試合当日まで期待は膨らむ一方でした。
人間の感覚というのは実に身勝手な物で、自分がこしらえた期待、想像が大きければ大きいほど目の前の現実に対してはハードルが高くなり、ちょっとやそっとのことでは良いものを見れたと感動しなくなりがちです。
反対にあまり期待していないと少し良かった試合がやけに良い試合に思えたりします。
この日、行われたミスティコvsアベルノは期待値もパンパンに膨れ上がっていたのに目の前で繰り広げられた試合は期待の更に上を行く極上のルチャリブレでした。
やはりプロレス、ルチャリブレには好敵手の存在が不可欠であること、そしてアベルノも本当に凄いルチャドールだということを再確認させられました。
また、この試合を最後に神の子はWWEに移籍、シン・カラとリングネームを変え、更に付加価値が高まりました。
うーむ、この試合についてはいくらでも語れます(笑)
この試合が観れて本当に良かった!

ソラール ネグロ・ナバーロ2位 ソラールvsネグロ・ナバーロ 7・31 わかば幼稚園
ミスティコvsアベルノが近代ルチャの最高峰ならば、こちらはルチャクラシカの最高峰、“華麗なるジャベの世界”です。
昨年もこの対決は観戦しましたので好試合になることは予想はしていました。
試合開始早々はソラールさんへ声援を送ることに一生懸命だったのですが、試合が進むうち、流れるように続くジャベの応酬に感動して声が出なくなり、半ば呆然としながら2人のグラン・マエストロの動きを目とカメラのレンズで追っていました。
いったい何なんでしょうね、この2人は?って感じです。
また来年もこの対決が見られることを期待しています。
余談ながら、この日に撮影した写真がソラールさんの息子イホ・デ・ソラールの目にとまり、ルチャの本場メヒコの専門誌ルチャス2000に掲載されるという嘘のようなオマケ付き。
まだ入手出来ていないのですが、この雑誌を手にした時、この試合で見せてもらった夢が完結します。

ラ・ソンブララ・ソンブラマスカラ・ドラダマスカラ・ドラダ
3位 獣神サンダー・ライガー&エクトール・ガルサvsラ・ソンブラ&マスカラ・ドラダ 1・4 東京ドーム
当初、3位は思い浮かばなかったので該当なしにしようかと思いました。
1位と2位が突出し過ぎなんです。
さぁてと、よくよく考えてみて最初に浮かんだのが、11月のナバーロvs矢野啓太でしたが、更に記憶を辿ってみると・・・。
ありました、ありました!
年明け直後の大会なので印象が薄れてしまっていましたが、ドームでソンブラ&ドラダが打ち上げてくれた華麗な空中弾の競演!
ソンブラの逆向きトペコンとドラダのロープ渡りからのケブラーダ!!
この2人が来日しだしてから1番見たかったのが、この驚愕の場外空中弾でした。
ソンブラが飛んだ後、ドラダに目を移すとコーナー最上段からロープ渡りに入ろうかという態勢。
うおぉぉーっ!遂に出るのか!と大興奮したのを思い出しました(笑)
おそらくドラダのロープ渡りからのケブラーダは日本ではこの時しか出していないと思います。
また、この2人+ボラドールJr.が来年の新日マットを華やかに盛り上げてくれることを期待!
ガルサがペロス・デル・マールに移籍してしまったのが、ちょっと寂しい・・・。

(3) 最優秀タッグチーム・・・2011年、最も活躍したタッグチームに与えられる。
タッグ(2人)チームだけでなく、ユニット、軍団なども可とする。
重なった場合も全て「別」として集計(「矢野通&飯塚高史」と「CHAOS」は別で集計)。


ジャイアント・バーナード カール・アンダーソン
1位 BAD INTENTIONS ジャイアント・バーナード&“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
IWGPとGHCタッグの二冠王!
文句なしで今年こそ東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞の最優秀タッグチームに選出されると思っていましたが・・・。
新日本プロレス愛を感じさせる2人にネットプロレス大賞でこそ最優秀タッグチームの称号を与えて欲しい。
FANTASTICA MANIAではいつもの挑戦者組とは違うタイプのアトランティス&OKUMURAを相手に予想を大きく上回る好試合を作ってみせ、強さのみならず、巧さをも感じさせてくれました。
来年はシングルでの戴冠も期待しています!

プリンス・デヴィット 田口隆祐2位 Apollo55 プリンス・デヴィット&田口隆祐
このタッグチームも1年を通して好ファイトを見せてくれました。
それぞれがシングルプレイヤーとしても活躍。
田口選手のTwitterにも大いに楽しませてもらいました(笑)
まずはイッテンヨンでIWGPジュニアタッグの奪還ですね!


すみません!
7部門の全てを書き上げ、更新しようとしたら「文字数が多過ぎます」との表示が(汗)
今年から運良く(?)トラックバックでの投票が廃止されましたので、この後パート2に続きます(苦笑)


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