第3試合はCMLL世界ウェルター級選手権試合。
先に入場したチャレンジャー、KUSHIDAは目の縁に94と入ったマスクを被っていました。
リングに入る前に脱いでしまったので写真は取り損ねました。
ただ、このマスク、おそらく喉にゴムの入った簡易的な物だったと思います。
そしてチャンピオン、マスカラ・ドラダは銀ラメ生地のライオンの描かれたオーバーマスクで登場。
オーバーマスクの下は初日と同じ黒生地に金模様のマスク。
ただし、この日は後頭部に模様が追加された喉紐式のマスクでした。
興味深かったのは観客の声援。
必ずと言って良いほど、まずはKUSHIDAコールが起こったのですが、そこにドラダコールが重なり、結局はドラダコールの方が上回るという現象。
2010年5月に初来日して以来、巡業にも帯同して奇想天外な空中戦で観る者の度肝を抜き、時に垣間見える憎めない愛らしい性格で日本のファンを魅了してきた成果がこの声援に現れていたと思います。
こうなるとハッスルするのがメキシカンであり、ドラダ。
観客の声援に後押しされ、この日も多彩な空中弾を披露してくれました。
KUSHIDAが見せたタランチュラ式ゆりかもめは原点の高田道場と師匠TAJIRIを彷彿とさせました。
また、2005年に単身メキシコに渡り、何のツテもない中、アレナ・メヒコで練習し、苦労してやっとルチャドールのライセンスを取得したKUSHIDAのこれまでのキャリアを全て吐き出すかのような技の1つ1つにこの試合に懸ける気持ちは十二分に伝わって来ました。
獣神サンダー・ライガーとYOSHI-HASHIがCMLL遠征から帰国し、現在はここ数年では珍しく新日本プロレスのレスラーがCMLLに上がっていない状況。
ここはKUSHIDAがタイトル奪取して第2の故郷メキシコに旅立つのかな?という予想もありました。
それはそれで面白い展開になりそうだしと、どちらに肩入れすることなくニュートラルな心境で試合を見ていました。
それでもやっぱり、ちょっとドラダ寄りでしたが(笑)
KUSHIDAが繰り出すタランチュラ式ゆりかもめ、バズソーキック、ムーンサルトプレス、そして前夜のフィニッシュだった9469を凌ぎ、勝敗を分けたのはミッドナイトエキスプレスの自爆だったような気がします。
最後はロープを利用しての丸め込み。
KUSHIDAからするといつものように空中弾が来ると思っていた所に不意をつかれた形だと思います。
昨年のFANTASTICA MANIAでは田口隆祐にベルトを奪われたドラダ。
今年は見事に勝利して喜びが大爆発!
こういうドラダの姿を見ていると、なんだかこちらまで嬉しくなります。
文句なく日本におけるドラダのベストバウトでした。
日本でも完全に認められましたね。
試合後のコメント「最高だよ。この第二の故郷で、ファンのみなさんと一緒に闘えて、防衛できたことが凄くうれしいね。」がまた泣かせてくれます。
第3試合 60分1本勝負
CMLL世界ウェルター級選手権試合
〈王者〉○マスカラ・ドラダ(13分22秒 ドラダ式ウラカンラナ)KUSHIDA×〈挑戦者〉
※マスカラ・ドラダが4度目の防衛に成功
〈大会結果詳細/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉
〈試合速報/スポーツナビ〉
先に入場したチャレンジャー、KUSHIDAは目の縁に94と入ったマスクを被っていました。
リングに入る前に脱いでしまったので写真は取り損ねました。
ただ、このマスク、おそらく喉にゴムの入った簡易的な物だったと思います。
そしてチャンピオン、マスカラ・ドラダは銀ラメ生地のライオンの描かれたオーバーマスクで登場。
オーバーマスクの下は初日と同じ黒生地に金模様のマスク。
ただし、この日は後頭部に模様が追加された喉紐式のマスクでした。
興味深かったのは観客の声援。
必ずと言って良いほど、まずはKUSHIDAコールが起こったのですが、そこにドラダコールが重なり、結局はドラダコールの方が上回るという現象。
2010年5月に初来日して以来、巡業にも帯同して奇想天外な空中戦で観る者の度肝を抜き、時に垣間見える憎めない愛らしい性格で日本のファンを魅了してきた成果がこの声援に現れていたと思います。
こうなるとハッスルするのがメキシカンであり、ドラダ。
観客の声援に後押しされ、この日も多彩な空中弾を披露してくれました。
KUSHIDAが見せたタランチュラ式ゆりかもめは原点の高田道場と師匠TAJIRIを彷彿とさせました。
また、2005年に単身メキシコに渡り、何のツテもない中、アレナ・メヒコで練習し、苦労してやっとルチャドールのライセンスを取得したKUSHIDAのこれまでのキャリアを全て吐き出すかのような技の1つ1つにこの試合に懸ける気持ちは十二分に伝わって来ました。
獣神サンダー・ライガーとYOSHI-HASHIがCMLL遠征から帰国し、現在はここ数年では珍しく新日本プロレスのレスラーがCMLLに上がっていない状況。
ここはKUSHIDAがタイトル奪取して第2の故郷メキシコに旅立つのかな?という予想もありました。
それはそれで面白い展開になりそうだしと、どちらに肩入れすることなくニュートラルな心境で試合を見ていました。
それでもやっぱり、ちょっとドラダ寄りでしたが(笑)
KUSHIDAが繰り出すタランチュラ式ゆりかもめ、バズソーキック、ムーンサルトプレス、そして前夜のフィニッシュだった9469を凌ぎ、勝敗を分けたのはミッドナイトエキスプレスの自爆だったような気がします。
最後はロープを利用しての丸め込み。
KUSHIDAからするといつものように空中弾が来ると思っていた所に不意をつかれた形だと思います。
昨年のFANTASTICA MANIAでは田口隆祐にベルトを奪われたドラダ。
今年は見事に勝利して喜びが大爆発!
こういうドラダの姿を見ていると、なんだかこちらまで嬉しくなります。
文句なく日本におけるドラダのベストバウトでした。
日本でも完全に認められましたね。
試合後のコメント「最高だよ。この第二の故郷で、ファンのみなさんと一緒に闘えて、防衛できたことが凄くうれしいね。」がまた泣かせてくれます。
第3試合 60分1本勝負
CMLL世界ウェルター級選手権試合
〈王者〉○マスカラ・ドラダ(13分22秒 ドラダ式ウラカンラナ)KUSHIDA×〈挑戦者〉
※マスカラ・ドラダが4度目の防衛に成功
〈大会結果詳細/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉
〈試合速報/スポーツナビ〉