ふく面ワールドリーグ戦の観戦記の合間に挿みたかったネタの第2弾いきます!

予選リーグの2週目を突破し、8月31日(金)のカンペオン・ウニベルサル2012決勝戦にまで進出するも残念ながら栄冠を逃した棚橋弘至。
テリブレとの決勝戦から1週間後の9月7日(金)のアレナ・メヒコではメキシコならではのカードが実現します。

9月7日アレナ・メヒコ対戦カード

そう、この日からタイチがCMLL遠征を開始し日本人カルテットを結成!
先週のカンペオン・ウニベルサル決勝戦の直後にはこのカードが発表されていましたが、これを今日知ったらしいタイチがTwitterでつぶやく。
セミファイナルの第5試合に組まれたのはメヒコ・コントラ・ハポンのトルネオ・シベルネティコ。
対戦カードは棚橋弘至&タイチ&OKUMURA&ナマハゲvsネグロ・カサス&ラ・マスカラ&ブラック・ウォリアー&バリエンテ。
日本でも対戦相手によっては観客の遊び心からブーイングを食らうこともある棚橋ではありますが、今回で4度目の遠征となるメキシコではいずれもルードとして闘っています。
ですから、棚橋&OKUMURA&ナマハゲ、もしくはタイチ&OKUMURA&ナマハゲのトリオならば全く違和感はないのですが、やはり現在の棚橋とタイチが同じコーナーに並ぶことには違和感がありあり。

棚橋弘至 タイチ OKUMURAしか〜し、タイチも触れているように棚橋&タイチ&OKUMURAはCMLLの歴史に厳然とその名を刻むトリオなのです。
2年前の2010年5月7日、“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコでエクトール・ガルサ&ラ・マスカラ&イホ・デル・ファンタスマを撃破し、第21代CMLL世界6人タッグ王者に君臨しているのです。
このベルト奪取の報をマスカラ・ドラダ&バリエンテが初来日した新日本プロレスの「SUPER J TAG TOURNAMENT 1st」のJCBホール(現TOKYO DOME CITY HALL)に向かう電車内で知り、携帯からブログに速報したので、ドラダ&バリエンテの荷物遅配の一件とともによく覚えています。
結局、このトリオは5月21日に所は同じアレナ・メヒコでラ・ソンブラ&ラ・マスカラ&マスカラ・ドラダに王座を奪われ、僅か2週間の戴冠となってしまいましたが、CMLL世界6人タッグ王座史上、メキシコ人以外の王者組は棚橋&タイチ&OKUMURAだけなのです。
対戦相手のメキシコチームもラ・マスカラとバリエンテがテクニコ、ネグロ・カサスとブラック・ウォリアーはルードと普段はあまり組む機会のない混成チームです。
もっと言うとCMLLは6人タッグが主流で8人タッグはほとんど組まれません。
チームワークに難のある同士の対決、いったいどんな連携プレイが見られるのか?
ひょっとすると珍プレイも!?
トルネオ・シベルネティコという試合形式はおそらくフォール、ギブアップを獲られた者は失格し、退場となる日本ではイリミネーションマッチと呼ばれるものと同様で最後まで生き残ったチームが勝利だと思われます。
遠い異国のメキシコで棚橋とタイチの遠征期間が生んだ偶然のカード。
あっ、そういえば前回、2人の遠征期間が重なった時にはエッチな本で意気投合したな〜んて話もありましたねぇウワハハハハハハハハハ!〈棚橋弘至メヒコで食あたり 光より早く回復した特効薬は?/Mask Maniaへの道!!〉

前回のメキシコ遠征でルード開眼したタイチは帰国後“世界一こずるい男”まっしぐら。
今回は鈴木軍に籍を残したまま「帰国は未定」の遠征ですが、昨年も「無期限」でCMLL遠征した獣神サンダー・ライガーも「紅白歌合戦を見たいから」との理由で(?)その年のうちには帰国していますので、タイチも年内に帰って来るのではと予想しています。

そして、この日のメインは奇しくも棚橋&タイチ&OKUMURAが保持していたCMLL世界6人タッグのタイトルマッチ。
王者組のルーシュ&マルコ・コルレオーネ&マキシモにウルティモ・ゲレーロ&ドラゴン・ロホJr.&レイ・エスコルピオンが挑みます。
こちらは挑戦者組のゲレーロスが仲間割れ、空中分解する気配をプンプン感じます。
前にも書きましたが、ロホはいつまでもゲレーロの傘下でいる訳にはいきません。
ルックスも良く、女性人気も高いロホですから、そろそろ一本立ちし、自分がユニットのリーダーにと野心を抱くのは自然なこと。
この野心がなければ層の厚いCMLLでトップに立つことは到底不可能だと思います。


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