前週2月26日の6人タッグマッチでドラゴン・リー選手がカマイタチ選手からスリーカウントを奪ったことでマッチメイクされた3月4日、アレナ・メヒコ金曜定期戦でのCMLL世界ライト級タイトルマッチ。
昨年4月5日にドラゴン・リー選手がヴィールス選手からタイトル奪取後、カマイタチ選手との間で行われるタイトルマッチは実に6度目となるライバルストーリー。
今回は初めて王者カマイタチ選手にドラゴン・リー選手が挑む図式となります。
ファンタスティカマニア最終戦で後楽園ホールを大熱狂させた2人の闘いが再びアレナ・メヒコに帰ってきました。

ドラゴン・リー vs カマイタチ
試合画像はこちら→〈RESULTADOS ARENA MEXICO VIERNES ESPECTACULARES/CMLL公式HP〉

カマイタチ選手のセコンドはフウジン選手、ドラゴン・リー選手にはマルコ・コルレオーネ選手が付きました。
1本目はロープに走ってのスパニッシュフライでドラゴン・リー選手が先取。
2本目はカマイタチ選手がダイビング・ダブル・ニードロップでタイスコアに。
決勝の3本目は一進一退の攻防が続き、ファンタスティカマニアのフィニッシュであったカマイタチ選手の変形カナディアン・デストロイヤーで勝負あったかと思いましたが、これをカウント2で返したドラゴン・リー選手がここ一番の必殺技フェニックス・プレックスで3カウント奪取。
カマイタチ選手は残念ながら初防衛ならず、ベルトは再びドラゴン・リー選手の腰に巻かれることになりました。
ドラゴン・リー選手がエプロンに立つ相手をリング内からトップローブ越えでティヘラを見舞う得意技をカマイタチ選手がパワーボムで叩きつけた時もカマイタチ選手の勝利を予感したのですが・・・。
何度も何度も激闘を繰り広げてきた両者、相手の動きは十分に予期して切り返す。
闘う度に前回の対戦を超えてくる両者の攻防に驚きの連続でした。
アレナ・メヒコの観客も、そして実況席も試合中ずっと興奮状態。
試合後には大量のおやひねりが飛び、毎回凄い攻防を見せてくれるライバル対決としてメキシコの人々の心を鷲掴みしていることが伝わります。
その証拠の1つと言えるのが、普段はアーカイブが残らないアレナ・メヒコ金曜定期戦のClaro sportsのライブ配信が昨年12月4日に行われた2人のカンペオナートに続いて、またもアーカイブを残していること。
新日本プロレスとCMLLの交流という化学反応の結果、奇跡的に生まれた結晶が2人が奏でる名勝負数え唄だと思っています。
オンタイムで観られた方は再び、観られなかったという方は是非ご覧いただきたいと思います。
〈Epico mano a mano de Dragon Lee y Kamaitachi/Claro sports〉



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