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10月5日アレナ・メヒコ金曜定期戦で開催されるグランプリ2018に出場する全選手が発表されました。
CMLLは8月22日の記者会見、そして記者会見後のインフォルマでまずは多国籍軍のデビッド・フィンレー選手、ジェイ・ブリスコ選手、マーク・ブリスコ選手、ダーク・マジック選手、フリップ・ゴードン選手、マイケル・エルガン選手、OKUMURA選手、そしてメシアスの名で知られるヒルベルト・エル・ボリクア選手の8人を発表。

そして先週9月19日のインフォルマで多国籍軍を迎え撃つメキシコチームのウルティモ・ゲレーロ選手、ディアマンテ・アスール選手、サンソン選手、クアトレロ選手の4人を先行発表。

さらに今週9月26日のインフォルマで残る4人がカリスティコ選手、エチセロ選手、エウフォリア選手、テリブレ選手であることが発表されました。
アニベルサリオの主役であったルーシュ選手が選ばれなかったことに驚きましたが、さらなる驚きが待っていました。
当初は8選手vs8選手で争われる予定だったグランプリ。
ここにメキシコチームにボラドールJr.選手、多国籍軍にマット・ターバン選手が加わり、9選手vs9選手と変更されたのです。

ボラドール選手とターバン選手といえば、9月14日に開催された年間最大興行の85アニベルサリオでルーシュ選手&バルバロ・カベルナリオ選手とのカベジェラス・コントラ・カベジェラスの敗者チーム。
アニベルサリオの最高の舞台で勝負を決めたのがターバン選手の誤爆からのルーシュドライバーでした。
ルーシュドライバーの前のターバン選手の蹴りがルーシュ選手を狙ったうえでボラドール選手へ誤爆してしまったのか、それとも初めからボラドール選手を狙ったものだったのかはターバン選手にしかわかり得ませんが、無念の3カウントを聞いたボラドール選手に膝蹴りを放ったのは明らかに決別の証の裏切り行為。
しかも敗者チーム2人ともが丸坊主にならなくてはならないルールを知ってか知らずか、ボラドール選手をリングに置き去りにし、バックステージへ逃げようとする暴挙。
これに激怒したボラドール選手が花道でターバン選手を捕獲。
リング上へと引き戻し、ターバン選手はあえなく髪をハサミで数度切られた後にルーシュ選手によって逃がされました。
本来ならばリング上でバリカンを入れられ丸坊主をアレナ・メヒコの大観衆に晒さねばならないのがカベジェラ戦の掟。
しかも今回は敗者チームのバックステージの姿を伝える画像も動画も一切公開されていません。
本当にターバン選手は丸坊主となったのかと14日のアニベルサリオ以降ずっと疑問に思っています。
アニベルサリオで勃発したボラドール選手とターバン選手の遺恨。
敗戦を喫しただけではなく、強烈な裏切り行為にあったプライド高きボラドール選手はきっと異例の追加参戦の発表に復讐の炎をメラメラと燃やしているような気がしてなりません。
メキシコチームvs多国籍軍の国を背負った団体戦の趣きもあるグランプリですが、リングの上はあくまでも1対1の個人戦。
最後までリングに立ち続けた者が勝者となります。

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なお、グランプリに出場する多国籍軍のうちエルガン選手は他の選手に先駆けてメキシコ入り。
今週28日のアレナ・メヒコ金曜定期戦のセミでカリスティコ選手&ボラドール選手とのトリオでカベルナリオ選手&サンソン選手&クアトレロ選手と対戦します。






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