ドクトル・ワグナー・ジュニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ドクトル・ワグナー・ジュニア(Dr. Wagner, Jr.、本名:Juan Manuel Gonzalez Barron、1965年8月12日 - )は、メキシコ・コアウイラ州トレオン出身の覆面レスラー。身長175cm、体重98kg。
実父のドクトル・ワグナーは、「殺人医師」の異名を持つルチャリブレの伝説的な覆面レスラー(ルード)で、実弟のシルバー・キングも著名なプロレスラー。

1986年4月、二十歳の時にメキシコのUWAでデビュー。1988年5月、新日本プロレスに参戦するため初来日。1993年の3月、4月と連続して初代CMLL世界タッグ王座・CMLL世界ライトヘビー級王座を獲得した。
1997年に再び新日本プロレスに参戦し、タッグマッチがメインだったが初参戦の頃よりもスケールの大きな試合をするようになり、選手達や日本のファン、マスコミの評価は一気に高まった。
1998年にベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで準優勝、1999年1月4日にはIWGPジュニア・タッグ王座を獲得するなど活躍。2001年1月には弟のシルバー・キングと共に参戦した。

幼少の頃から、弟のシルバー・キングと共に父のドクトル・ワグナーによってルチャの英才教育を施される。このためプロレスに限らず、スポーツ全般を得意としている。
外見上は父のドクトル・ワグナーのマスクを継承して「殺人医師2世」を名乗っているが、日本ではルードというより実力派の覆面レスラーとして知られる。
軽快な身のこなしで空中殺法を得意とする弟に対して、ジュニア・ヘビー級選手の割には投げ技などのパワー殺法を得意とする。あまりにパワフルなため、プロフィールの体重98kgというのは嘘で、100kgを軽く超えている(ヘビー級)のではないかという噂が出る程である。 2001年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにおいて対戦したAKIRAが、リングに体重計を持ち込み体重超過で失格にさせようとした事もある(なお、ワグナーは当時98kgのAKIRAよりも一回り体が大きかった)。その体重計はAKIRAを殴打するために使われ、結局計量は行われなかった。
驚異的なスタミナを誇り、受け身の技術も高く多様なファイトスタイルに対応できる。難度の高い技の応酬も見事にこなすことから、ジュニア・ヘビー級の選手層の厚い新日本プロレスにおいても非常に高い評価を受けている。

☆☆☆☆☆

私にとって最近のルチャドールの中では1番なじみのあるワグナーJr.です。
Jr.ヘビー離れしたパワーで新日でも大活躍していました。
今回のマスクは実弟シルバー・キングの3代目ブラック・タイガーと同じ模様になってます。
あっ!この3代目ブラック・タイガーはメヒコでは大阪出身の日本人という設定でしたよね!
日本人レスラーが遠征してくると、日本人チームを結成してました。
さて、そんな偽大阪人の兄、ワグナーJr.ですが父から譲り受けた顔前面はそのままにしながらも、様々なカラーリングと模様をあしらっていて非常に好きなマスクマンであります。
でも逆を言うと欲しいデザインが多くて困るんですよ…。
コレクター泣かせのルチャドールかもしれません。