ウルティモ・ドラゴンザ・タイガー(2代目)ウルティモ・ドラゴン
本名 浅井嘉浩 1966年12月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 173cm/87kg 87年5月13日、メキシコでデビュー。90年3月に帰国し、ユニバーサル・プロのエースとして活躍。91年10月、メキシコEMLLでU・ドラゴンに変身。SWSを経て、92年7月、ARに参加。同年11月、第20代IWGPジュニア王座に輝き、96年10月には第2代ジュニア8冠王者に君臨した。97年5月、闘龍門を旗揚げ。03年5月より念願のWWE進出を果たした。

日本とアメリカを股にかけ、大活躍した日本人レスラーは最近では武藤敬司=グレート・ムタなどわりと沢山いますが、日本・アメリカ・メキシコと3カ国でメジャー団体でこれだけの活躍をした日本人は、このウルティモだけではないでしょうか?
御存知のようにアメリカではラ・ケプラーダをウルティモの本名にちなみアサイ・ムーンサルトと呼びます。
WWEでは脇固めをフジワラ・アームブリーカーと延髄斬りはそのままエンズイギリと呼んでますね。
日米墨だけでなく最近はカナダ・イタリアでも精力的に活躍中。
思えば、この選手も新日道場に入るものの、身長が低いことから日本ではデビュー出来ずメキシコ行き、またWCW時代には左肘関節の手術に失敗して神経の一部を切り、一度は選手生活を断念したりと何度も挫折を乗り越えています。
この負傷がなく充実した選手生活を送っていれば、その後、日本マットにかなりの出来る選手を輩出したプロレス学校・闘龍門を立ち上げていたかどうかわかりません。
まさにピンチをチャンスに変えるウルティモのというか、人間・浅井嘉浩の精神力って凄いなぁと、このブログを書くために色々と調べて、改めて思った次第です。

それからこの人、私と同じで大の初代タイガー好きなんでしょうね。
SWS移籍時など何度かタイガーマスクへの変身を試みますが、様々な事情で変身出来ず、やっと数年前に日本ではU・ドラゴンのキャラ封印、2代目ザ・タイガーやタイガー・ドラゴンと名乗るものの、結局は元のウルティモ・ドラゴンに戻っています。
ハーフマスク好きの私にとってタイガー・ドラゴンは欲しいマスクの1枚です(^_^;)