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1982年4月の蔵前国技館でデビュー。その正体はイギリス中量級で最強を謳われたローラーボール・マーク・ロコ(マーク・ロッコとも)。初代タイガーマスクである佐山聡のイギリス修行時代のライバルでもあった。得意技はツームストーン・パイルドライバー。無尽蔵のスタミナと巧みな試合作りで佐山タイガーを苦しめた。第6代WWF(現WWE)ジュニアヘビー級チャンピオン。佐山タイガーがジャーマンスープレックス狙いでバックをとったところ、足で急所を蹴り上げる反則技を使い封じている。

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初代タイガーマスクにとってダイナマイト・キッド、小林邦明と並ぶ3大ライバルの1人ブラック・タイガーです。
タイガーマスクは現在4代目ですが、ブラック・タイガーの方も4代目までが登場しました。
初代タイガーのライバルが初代ブラックで4代目タイガーのライバルとして登場したのが4代目ブラックですが、2代目と3代目のタイガーとブラックはリンクしてません。
子供の頃はゴールデンタイムのプロレス中継で、次のシリーズに襲来する外国人レスラーを番組の後半でBGMとアナウンサーのコメント付で紹介していましたが、この初代ブラック・タイガーが来日する前の紹介VTRではタイガーマスクをネガフイルムのように反転させた映像を使ってました。
もともとヨーロッパで活躍していたマーク・ロコに黒い虎のマスクを被せ、タイガーのライバルとして新日が作ったキャラですからVTRがないのは当然です。
でも子供心に、それを見て、また正体不明のマスクマンがやってくるんだと単純にわくわくしていたように思います。
2代目と3代目は、それぞれ別のデザインでしたが、4代目は初代のデザインそのものや近いマスクを被っていましたが、様々な事情があったんでしょう、現在は姿を消してしまいました。
中身の選手は某団体によく参戦しているとか。