エル・イホ・デル・サントエル・イホ・デル・サント
1963年8月2日生まれ
1982年2月6日デビュー
169cm/85kg

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』※一部加筆しています。

父であるエル・サントの現役引退から一ヵ月後の1982年10月にエル・イホ・デル・サントに改名。
1983年に最優秀新人王と年間最高人気選手賞を同時に獲得し、はやくもトップレスラーの仲間入りを果たす。
1984年10月28日にUWA世界ライト級王座、1990年4月27日にはUWA世界ウェルター級王座を獲得し、UWA史上初の二階級同時制覇を達成した。
この間1986年10月にWWA世界ライト級王座も獲得している。
1990年6月にユニバーサル・プロレスリングに参戦するため初来日(この時の興行で、自分の試合後初めてリングにおひねりが飛び、その事に感激し号泣している)。
後楽園ホールでフェルサ・ゲレーラを破り、WWA世界ウェルター級王座を獲得した。
この他にもナショナルウェルター級王座・PNW王座も獲得し三冠王者となり、AAAの爆発的人気を支えた。
1992年5月にAAA(トリプレ・ア)の旗揚げ戦に参加し、1993年11月5日にオクタゴンとのタッグチームでAAA世界タッグ王座を獲得した。
1994年11月に新日本プロレスで行われた「AAAルチャワールド」に参加したが、1995年8月にAAAを離脱した。
1996年にCMLLにてルードに転向しライバルのネグロ・カサスを坊主頭に刈ると、1998年に再びリンピオに戻り2001年1月28日に全日本プロレスの東京ドーム大会にミル・マスカラスとのタッグで参加した。


もう、上の画像が全てを物語っているような気がして、余計なことは書かなくても十分かなと思ってしまいます。
物凄いオーラが伝わって来ませんか?
メジャー団体CMLL、AAAに上がらない超大物ですね。
つい最近、シルバー・キングなどを率いてイギリスに渡り、純然たるルチャだけの興行を行いました。
こういうニュースを知るにつけ、いつかは日本でも!と思ってしまいます。
ちなみに数ヶ月前からCMLLに登場しているアクセル(ニエト・デル・サント)はエル・サントの孫ですが、イホ・デル・サントの息子ではなく甥にあたります。

それでは動画です。
今回はイホ・デル・サントがCMLLに上がっていた時のものです。
聖なる銀のマスクを受け継ぎし者、ミスティコとネグロ・カサスと組みウルティモ・ゲレーロ、アトランティス、ブラック・ウォリアー組との対戦。
ケモニートもミスティコバージョンで登場します。
それにしても、この観客の熱狂度!
観客のボルテージ以上の白熱の試合!
ミスティコもブラック・ウォリアーもマスクがズタズタです。
ルチャなんて飛んだり跳ねたりの軽いものと思っている方には是非この試合を見てもらいたいですね。
この熱狂のアレナメヒコをいつの日か体感したい!!



さてマスクです。
ホントにシンプルで穴の開いている目、鼻、口、耳だけを革で補強しているといった感じですね。
ワグナーに代表されるような現代のド派手なマスクも大好きですが、こういったシンプルなマスクの持つ魅力に気付かされつつある今日この頃です(笑)
もしかするとキラキラの素材や派手な模様のマスク以上にシンプルこの上ないマスクだからこそ、職人さん達の技量が試されるのかもしれません。
すみません、生意気言いました(--;)