HANZO
1967年6月10日 広島県福山市出身
1992年9月14日デビュー
173cm/85kg

●1987年 日本大学レスリング部在籍中、新日本プロレス・プロレス学校インストラクターを務める。
●1992年 大学卒業後、ユニバーサル・プロレスリングに入門。
 6月 後楽園ホール大会にてブラックマジックの名でプレデビュー。
 8月 後楽園ホール大会にてレオパルド・ネグロとしてデビュー。対戦相手はダイナミック・リン。
●1993年 みちのくプロレス旗揚げに参加。
●1994年10月31日 マスクを脱ぎ、後に中島半蔵に改名し忍者スタイルとなる。
●1995年11月 ブラックマンとのコーナーポスト倒立合戦を行う。
●1997年2月 イギリス遠征。
●1998年9月 帰国、海援隊☆DXに電撃加入する。
 トップ・オブ・スーパージュニアに参戦。
 膝のケガによる長期欠場。
●1999年5月 福山市にてフィットネスジム「フィットネスアリーナNAKASHIMA」を設立。
●2000年12月 ジム主宰によるみちのくプロレス福山大会を開催。
●2001年 HANZOに改名し、みちのくプロレスにはOBとしてスポット参戦する。
●2003年 プロレスラー養成ジム「レッスルゲート」を開設。(プロレス教室・ボクシング教室)
〈HANZO - Wikipedia〉


先週の予告通り、久しぶりのマスク紹介です。
現在、地元の広島県福山市で「子供達が憧れる」バトルエンターテイメントを標榜する団体「レッスルゲート」を主宰するHANZOのかつてのリングネーム、みちのくプロレス時代の中島半蔵です。
一昨年2008年には2月にレッスルゲート初の東京大会を新宿FACEにて開催、6月にみちのくプロレス“15周年記念”ノスタルジックツアー後楽園ホール大会に参戦と2度、東京の大会に出場していますが、その後2年間はじっくりと地元とその近辺で活動し、東京進出は無し。
一度、試合を観てみたい選手の1人ですが、ここに来てちょっと期待出来そうな展開が6月11日、後楽園ホールで行われた、みちのくプロレス「ザ・グレート・サスケ20周年記念大会」の試合後に。
メインでザ・グレート・サスケ&ディック東郷に敗れたTAKAみちのく&FUNAKIの夢狩人のバックステージでのコメント。

TAKA「オレ、個人的にはディック東郷が辞める前に海援隊☆DX、5人、もしくは6人揃えたいね」
FUNAKI「6人?」
TAKA「いたかもしんないじゃん、もう1人、広島の方に。それはKAIENTAI DOJOでやりたいね。これが最後だと思うから。この間、プロレスサミットでやったときは昔の海援隊☆DXだったけど、次揃うときは現在進行形の姿で5人揃えたいなと。もしくは6人」


海援隊DXサスケ20周年大会の後、6月27日にはTAKAがレッスルゲート「バトルシアター50回記念大会」に出場し、海援隊☆DXの旧友HANZOとタッグを結成しています。
〈レッスルゲート福山大会/TAKAみちのくの独り言〉
〈中島半蔵/TAKAみちのくの独り言〉
〈50回記念大会アラカルト(1)/HANZOの倒立しちゃう?〉
〈50回記念大会アラカルト(2)/HANZOの倒立しちゃう?〉

次は海援隊☆DX6人揃い踏みの大会を東京近郊で是非!!


それでは動画を3つ。
今となっては、どれもプレミアものの対戦カード!

まずは1994年に行われた海援隊☆DXの前身、平成海援隊のSATO&テリー・ボーイvs中島半蔵&星川尚浩。
試合前のスキットがちょっと面白いです(笑)


MPRO 1994 Terry BOY SATO vs Hanzo NAKAJIMA Naohiro HASHIKAW


続いては1995年のスーパーJカップトーナメント1回戦。
対戦相手は現WWEスーパースター、クリス・ジェリコのライオン・ハート!



最後は1996年、みちのくがイギリス遠征した際の4代目タイガーマスク戦。
サミー・リー伝説は生きていた!



初代タイガーマスクに憧れ、虎系のレオパルド・ネグロのマスクを被っていたこともあるHANZOらしく、入場しコーナーに立って右手を上げたり、場外の相手へのフェィント「フィンタ・デ・レギレテ」を見せたりと随所にタイガームーブを繰り出していますね。

中島半蔵、HANZOの忍者マスクはマスクの本場メキシコの“マスカラ大百科”Enciclopedia de MASCARASのTOMO13の13ページに紹介されているんです。
これを見たご本人が自身のブログで──

メキシコ雑誌になんと自分の初期の忍者マスクが掲載されてました。
メキシコのマスクマンに憧れ、マスクマンになり日本で作った自分のマスクが海を渡りメキシコの雑誌で紹介されるなんてなんか不思議です。
日本でも紹介されてないのにね!(笑)
なんかこの雑誌"夢"があっていいんです。ページめくりながら完全に童心に戻ってしまいました。(笑)
〈メキシコ雑誌/HANZOの倒立しちゃう?〉


これ読んだ私、いつの日か忍者マスクを入手して、このブログで紹介したい!と小さな野望(笑)を抱いていました。
ええ、ホントに小さな野望で、しかも雑誌で紹介されるのとは月とスッポン、雲泥の差があるのは重々、承知です。それほどタマ数のあるマスクではないですから、入手するのにちょっと苦労しました。
2008年9月にHANZO選手のブログを読んでから1年10ヶ月、やっと紹介出来ることになりました(涙)
中島半蔵他団体時代の今でこそ、忍者をモチーフとしたマスクマンは数多くいますが、インディー黎明期のみちのく時代にこのマスクを被ったということは日本国内では忍者マスクの先駆者ですかね?
もちろんサスケは猿飛佐助をイメージした忍者キャラクターだと思いますが、マスクのデザイン的には歌舞伎の隈取りがモチーフであって忍者とは違うと思います。

マスカラ大百科に掲載されているマスクとほぼ同じデザインですが、違う点は口のメッシュの形状とサイドのHANZOの文字、そして何よりベロの長さです。
基本的なフォルムは残しつつ、現在の忍者マスクはより重厚かつ複雑に進化しているようです。



  

  




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