ラヨ・デ・ハリスコJr.ラヨ・デ・ハリスコJr.
1960年1月1日ハリスコ州グアダラハラ生まれ
1975年11月28日デビュー
186cm/115kg

ラヨ・デ・ハリスコJr. ミステル・アギラアトランティス ラヨ・デ・ハリスコJr.
今年5月16日、アレナ・メヒコでラ・ソンブラを襲撃したインデペンデント軍の後に突如現れ、インデペンデント軍に加勢するかと思いきやソンブラを救出、久しぶりにCMLLマットに復帰したラヨ・デ・ハリスコJr.です。
現在は連日、互いのマスクを剥がし合うなどアトランティスとの抗争が激化しています。

日本とメキシコに共通して、最近はレスラー・ルチャドールの小型化を感じますが、このラヨJr.やほぼ同時期にCMLLマットに復帰したマスカラ・アニョ・ドスミル、ウニベルソ・ドスミルの兄弟やストロングマンにジャイアント・バーナード(メキシコではヒガンテ・ベルナルド)の登場はメキシコマットの大型化傾向を感じさせます。
ここにWWE一軍デビューを果たしたドス・カラスJr.やAAAに移籍したマルコ・コルレオーネが残っていれば、彼らとガンガン渡りあっていたでしょうね。

この選手、一度だけ生で見たことがあります。
残念ながら試合ではなくて、昨年11月5日の新日本プロレス両国大会。
8月15日にIWGPジュニアのベルトを奪取したミスティコの前王者、4代目タイガーマスクとのリターンマッチの日。
試合前に行われるミスティコTシャツサイン会を目がけて門の前で開場を待っていると、関係者入口から黒覆面の巨大な男が!
「誰だ?あれ?」「ガイジンじゃない?」なんてまわりの人は言っていましたが、私は「ラヨだ!!」と心の中で叫んでいました(^_^;)
もう少し開場が早ければ、1枚写真を撮らせてもらいたかったです。
この時は試合があって来日した訳ではなく、全くのプライベートだったようです。
大の親日家だそうですね。

動画は'90年9月21日、アレナ・メヒコでのシエン・カラスとのマスカラ・コントラ・マスカラ。





この試合は“ルチャの殿堂”の史上最多の観客動数2万人を記録。
観客を入れ過ぎて3階席が崩れ負傷者が出た伝説の一戦ですね。

マスクは黒ラメ生地に白の模様。
白の模様は銀のパターンもありますね。
父・ラヨ・デ・ハリスコから引き継いだデザインを基本にしています。
細かくは目の間が直線だったり、曲線だったりと色々あるみたいですが。
このマスクのデザインの面白い所はなんと言ってもラジョ(ラヨ・稲妻)の模様が鼻と口の開いている部分を跨がっていること。
そして、遠目からではハッキリしないのに鼻から口にかけての黒の縁取りの形が面白いと思います。

ラヨJr.自身も名乗っていたリングネーム「ライマン」は現在、息子へと引き継がれていますが、一時期「イホ・デル・ラヨ・デハリスコJr.」を名乗ったら「お前にはまだ『ラヨ・デ・ハリスコ』の名は早い」って言ったという話しは本当でしょうか?



  

  


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