オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス

今年のCMLL最強戦士はテリブレ選手 カンペオン・ウニベルサル2019決勝戦

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2009年から毎年秋に開催されている各タイトルの王者にのみ出場資格が与えられるカンペオン・ウニベルサル。
昨年は開催されずに今年は例年より早い2月の開催となりました。
CMLLとNWAの世界王者、そしてメキシコ人のみで争われるナショナル王者が覇を競うトーナメント。
それゆえ優勝者に与えられる最強の証の赤いベルトにはスペイン語で宇宙を意味するウニベルサルが冠されています。

2月15日のアレナ・メヒコ金曜定期戦のメインは“宇宙一決定戦”トルネオ・カンペオン・ウニベルサル2019の決勝戦。
予選1週目を勝ち上がったナショナル・ヘビー級王者テリブレ選手と予選2週目を勝ち上がったCMLL世界ライトヘビー級王者ニエブラ・ロハ選手が激突しました。

カンペオン・ウニベルサル2019決勝戦は1時間53分25秒から


いずれもテリブレ選手のセコンドについたラ・ベスティア・デル・リング選手の介入からではありましたが、テリブレ選手が1本目、2本目を連取しストレート勝ち。
介入があったとは言え、体格とキャリアに勝るテリブレ選手の強さが際立った試合だったように感じました。
テリブレ選手は2012年に続いて2度目のカンペオン・ウニベルサル制覇。
2度制覇しているのは初開催の2009年と2014年に制覇しているウルティモ・ゲレーロ選手とテリブレ選手の2人のみ。


もちろん、この結果と内容に納得出来ないのがロハ選手とセコンドについた弟のアンヘル・デ・オロ選手。
試合後にはカベジェラ・コントラ・カベジェラでの決着戦をアピール。
カンペオン・ウニベルサル2019で勃発した因縁はセコンドのベスティア・デル・リング選手、オロ選手を巻き込んで、ロス・インゴベルナブレスとエルマノス・チャベス (ロハ選手とオロ選手の兄弟) との間でカベジェラス・コントラ・カベジェラスへと発展する可能性大。
CMLLは3月にビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」の開催を発表していますが、日程やカードは未発表。
近づくビッグショーを前にそのメインで決着戦が組まれそうな抗争、遺恨が見当たらなかっただけに「オメナヘ」でインゴベルナブレスとエルマノス・チャベスのカベジェラ戦が組まれそうな雲行きです。

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そしてCMLLは2月19日 (火) 午前11時半からアレナ・メヒコのオフィスで記者会見を行うと発表。
これが「オメナヘ」の日程とカード発表の場となるのか?
「EXTRAORDINARIA」=臨時という表現は通常CMLLは使わないため「オメナヘ」に関する発表だけではないのではないかという憶測も飛び交ってはいます。




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クアトレロ選手がマスカラ戦に勝利 アンヘル・デ・オロ選手が素顔に

毎年9月に開催される年間最大興行「アニベルサリオ」に次ぐビッグマッチ、CMLL春の大一番「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」。
3月16日に開催された今年のオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスのメインを飾ったのはアンヘル・デ・オロ選手とクアトレロ選手の20代同士のマスカラ・コントラ・マスカラ。
1月19日ファンタスティカマニア2018後楽園ホールでのCMLL世界ミドル級タイトルマッチの王座移動劇に端を発し、母国メキシコで抗争激化。
敗者はマスクを失う究極の決着戦。
両者の意地と名誉を賭け、死力を尽くした結果はクアトレロ選手の勝利。



昨年、CMLLに彗星の如く登場したヌエバ・ヘネラシオン・ディナミタ。
当初はソベラノJr.選手とのライバルストーリーもあり、兄サンソン選手の方が目立っていましたが、弟クアトレロ選手が大舞台のメインのマスカラ戦勝利という大きな大きな勲章を手にしました。
父はシエン・カラス選手の名門一族の血を継ぐまだ20代前半の若者。
その可能性は無限大。




昨年9月のアニベルサリオで兄二エブラ・ロハ選手がグラン・ゲレーロ選手とのマスカラ戦に敗れてからわずか半年後にマスクを失ってしまったオロ選手。
ロハ選手はマスクを脱ぐ時に父アポロ・チャベスさんをリングに招き入れましたが、今回のオロ選手は父とともに母もリングへと呼び込みました。
家族が見守るなか露わになった表情はマスクを失った悲しみよりも素顔になった今後の決意が漲るものだったように感じました。
本名ミゲル・アンヘル・チャベス・ベラスコ、ゴメス・パラシオ出身の29才、キャリア13年と自らマイクを掴み観客へ伝えました。
この抗争が勃発し、今まではほとんど見せることのなかった感情剥き出しでクアトレロ選手に向かうオロ選手の荒々しい姿は実に魅力的に見えました。
素顔になったことでさらに感情が伝わりやすくなり、且つ兄に負けず劣らずの噂通りのグアポ。
ロハ選手がマスクを失ってから急上昇したようにオロ選手の未来が明るいものになることを願っています。



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マスカラ戦での決着をみたクアトレロ選手とオロ選手はオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスの翌日の17日アレナ・コリセオ土曜定期戦を皮切りに18日アレナ・メヒコ日曜定期戦、19日アレナ・プエブラ月曜定期戦とマスカラ戦後3日続けて激突することが決まっています。
20日のアレナ・コリセオ・グアダラハラ火曜定期戦のカードは現在のところ未発表ですので、もしかすると4日連続になる可能性もあり、オロ選手としては再戦に向けて是が非でも一矢報いたいところ。


セミで行われた第38代CMLL世界タッグ王者決定トーナメント決勝戦はボラドールJr.選手&バリエンテ選手がテリブレ選手&レイ・ブカネロ選手に勝利し、新王者となりました。
ボラドール選手は2009年1月にラ・ソンブラ選手とのタッグで同タイトルを奪取して以来2度目の戴冠。
バリエンテ選手は初のCMLL世界タッグ王座奪取。




オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスの画像→〈CMLL公式HP〉
オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスのダイジェスト動画→〈VideosOficialesCMLL〉


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春のビッグマッチ「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」全対戦カード発表

通常は開催の1ヶ月程前には発表されるビッグマッチの対戦カード。
今年のオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスは2月7日の記者会見でアンヘル・デ・オロ選手vsクアトレロ選手のマスカラ・コントラ・マスカラが発表され、第37代王者組のネグロ・カサス選手とショッケル選手のCMLL世界タッグ王座返上、新王者決定トーナメントが3月2日と9日に予選、16日のオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスで決勝戦が行われるスケジュールとなった為に開催直前の全対戦カード発表になりました。




CMLL創始者サルバドール・ルッテロ氏とミル・マスカラス選手の功績を讃える2018年のオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスの全対戦カード。

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◎第6試合 マスカラ・コントラ・マスカラ
アンヘル・デ・オロ選手vsクアトレロ選手

ファンタスティカマニア2018のCMLL世界ミドル級王座交代劇から勃発した遺恨の決着戦。
昨年、彗星の如くCMLLに登場したラ・ヌエバ・ヘネラシオン・ディナミタの1人、クアトレロ選手が早くもビッグマッチのメインのマスカラ戦に登場。
昨年9月のアニベルサリオでオロ選手の兄二エブラ・ロハ選手がグラン・ゲレーロ選手に敗れマスクを失ってからまだ半年。
オロ選手にとっては短い期間で兄弟が続けてマスクを失うことは避けたいところでしょう。






◎第5試合 第38代CMLL世界タッグ決定トーナメント決勝戦
ボラドールJr.選手&バリエンテ選手vsテリブレ選手&レイ・ブカネロ選手

2週に渡って行われた予選の結果、勝ち上がって来たのは長年組んでいるこの2チームでした。
ロス・インゴベルナブレス入りしたテリブレ選手がここでも注目。


◎第4試合
アトランティス選手&マット・ターバン選手&二エブラ・ロハ選手vsウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手

提携団体ROHからターバン選手がCMLLに再登場し、ロス・ゲレーロス・ラグネロスと激突します。


◎第3試合
ルーシュ選手&ミスティコ選手&ドラゴン・リー選手vsマスカラ・アニョ・ドスミル選手&サンソン選手&フォラステロ選手

ルーシュ選手が「テクニコでもない、ルードでもない」インゴベルナブレスの為か、なかなか組むことのない3兄弟トリオとディナミタ一族の激突。


◎第2試合
マルセラ選手&プリンセサ・スヘイ選手&小林香萌選手vsダリス選手&セウシス選手&ラ・セドゥクトラ選手

現在CMLLに上がっている日本人選手3人のうち唯一、小林選手がアレナ・メヒコのビッグマッチに登場することになりました。
対戦相手には小林選手が照準を定めているCMLL世界女子王者ダリス選手がいます。

◎第1試合
アウダス選手&フライエル選手&スタルJr.選手vsテンプラリオ選手&ヴィールス選手&ディストゥルビオ選手

ファンタスティカマニア2018で初来日し、日本のファンの好感度を上げたスタル選手とディストゥルビオ選手がビッグマッチに名を連ねていることが何より喜ばしい。
そして前名フィエロからキャラクターチェンジしたアウダス選手、マスクとコスチュームを一新したテンプラリオ選手もオープニングマッチにラインナップされ、団体の期待を感じます。




オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスは日本時間で3月17日午前11時半からinternetv.tvでライブ配信(有料)されます。


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3月16日オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスでアンヘル・デ・オロ選手vsクアトレロ選手のマスカラ戦が決定

2月7日にCMLLがアレナ・メヒコで記者会見を行いました。
発表された内容は2つ。
1つは3月16日に開催されるビッグマッチ「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」について。

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ファンタスティカマニア2018の1月19日の後楽園ホールで起こったCMLL世界ミドル級王者交代劇に端を発し、母国メキシコに戻った後に互いのマスクを剥ぎ合うなど、熱く燃え盛るアンヘル・デ・オロ選手とクアトレロ選手の遺恨の決着戦、マスカラ・コントラ・マスカラが実現してしまいます。
正体不明のマスクマンゆえ、素顔になってみたら実は違っていたということもありますが、巷間伝えられるところでは前王者オロ選手は1998年3月生まれの29才。
初めての日本で初のシングルメジャータイトル戴冠のクアトレロ選手は1996年生まれの弱冠21才。
オロ選手は2010年7月に故ファビアン・エル・ヒターノ選手に勝利し、今回が2度目のマスカラ戦。
一方のクアトレロ選手は初めてのマスカラ戦となります。
ファンタスティカマニア2018でのカンペオナートからほぼ2ヶ月後のマスカラ戦。
昨年のアニベルサリオでグラン・ゲレーロ選手に敗れて素顔になった兄ニエブラ・ロハ選手の後を追うようにオロ選手まで素顔となってしまうのか?
エルマノス・ディナミタの父シエン・カラス選手、おじさんのマスカラ・アニョ・ドスミル選手とウニベルソ・ドスミル選手のようにヌエバ・ヘネレシオン・ディナミタも順々にマスクを失うことになってしまうのか?
実績のオロ選手と勢いのクアトレロ選手の運命のマスカラ戦のその時までドキドキしながら見守ることしか出来ません。

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今年のオメナヘ・ア・ドス・レジェンダス、CMLL創始者のサルバドール・ルテロ氏ともに偉大な功績を讃えられるのは“仮面貴族”ミル・マスカラス選手となりました。
大会当日、マスカラス選手がどんな華やかなマスクでアレナ・メヒコのリングに登場されるのか注目です。


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もう1つの発表はリーガ・エリーテとの再合体。
前回の協力関係の時も今ひとつ実態が把握出来なかったエリーテですが、さっそく次の日曜11日からウルティモ・ゲレーロ選手、グラン・ゲレーロ選手、ミスティコ選手、アンヘル・デ・オロ選手、メフィスト選手、エウフォリア選手、エチセロ選手などのCMLLのルチャドールとシベルネティコ選手、シャルリー・ロックスタル選手、ゴールデン・マジック選手、初来日が決まったイホ・デ・ドス・カラス選手などのフリー選手がアレナ・メヒコに登場し、TVアステカで中継されることになりました。
CMLLの普段の定期戦では見ることのない選手や組み合わせは実に楽しみです。





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メインはディアマンテ・アスールvsピエローのマスカラ戦!3.17オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス

CMLLが現地時間2月22日に会見を開き、3月17日 (金) に開催されるビッグマッチ、春の大一番「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」の全対戦カードが発表されました。


●第1試合
エストレジータ&マルセラ&プリンセサ・スヘイvsアマポーラ&ティファニー&セウシス

●第2試合
ドラゴン・リー&ストゥーカJr.&ティタンvsエウフォリア&グラン・ゲレーロ&ニエブラ・ロハ

●第3試合
アトランティス&カリスティコ&マルコ・コルレオーネvsルーシュ&ラ・マスカラ&クラネオ

●第4試合 NWA世界ヒストリック・ミドル級王座戦
(挑戦者) マット・ターバンvsウルティモ・ゲレーロ (王者)

●第5試合 CMLL世界6人タッグ王座戦
(王者組) ボラドールJr.&ミスティコ&バリエンテvsメフィスト&エフェスト&ルシフェルノ (挑戦者組)

●第6試合 マスカラ・コントラ・マスカラ
ディアマンテ・アスールvsピエロー


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顔を合わせる度に互いのマスクを剥ぎ合い、熱く火花を散らしていたディアマンテ・アスール選手とピエロー選手がついにマスカラ戦で雌雄を決することになりました。

記録を調べてみると、ディアマンテ・アスール選手は2007年にロマノのリングネームでデビュー。
2009年に2代目のメトロに改名。
このメトロ時代にマスカラ・ドラダ選手とストゥーカJr.選手とのトリオで第29代ナショナル6人タッグ王者組に。
この時の3人のコラボマスクが印象に残っています。
2012年に現在のディアマンテ・アスールに再び改名し、アトランティス選手と組み第32代CMLL世界タッグ王者組となり、新日本プロレスのワールドタッグリーグにルーシュとのタッグで初来日。
翌2013年には第4代NWA世界ヒストリック・ライトヘビー級王者になっています。
今年がちょうどデビュー10周年の節目に当たりますが、ロマノ、メトロ、そして現在のディアマンテ・アスールはいずれもマスクマンでしたが、マスカラ戦に挑むのは今回が初めてになります。
メジャータイトルの獲得経験はありますが、ケガで欠場してしまうことも多く、今一歩スペルエストレージャへと上り詰められていない印象があります。
183cm、102kgの分厚い肉体から放たれる豪快無比なジャーマンスープレックスホールドが最大の武器。
今回のマスカラ戦は大チャンス到来です。

一方のピエロー選手はご存知の通り、ルーシュ選手、ミスティコ選手、ドラゴン・リー選手の3兄弟の父。
1994年にドクトル・ケントのリングネームでデビュー。
その後、現在はルーシュ選手のニックネームになっているトロ・ブロンコの名を始め、様々なリングネームでキャリアを重ね、2013年からピエローを名乗りました。
2002年のポデール・メヒカ時代にミステル・メヒカ選手と組み、ベネノ選手とビオレンシア選手に敗れてマスクを失ったこともあります。

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考えてみれば、昨年のオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスで行われたマキシモ・セクシー選手とルーシュ選手のカベジェラ・コントラ・カベジェラでルーシュ選手の影武者的に黒覆面にスーツ姿の出で立ちで入場ゲートに現れたのがピエロー選手でした。
そして、本物のルーシュ選手がマキシモ選手を急襲。
ピエロー選手の介入もあり、ルーシュ選手がマキシモ選手の自慢のピンクのモヒカンを刈ったのです。
この時点でのピエロー選手はルーシュ3兄弟の父であることは一般的には知られておらず、さらにサグラード選手、ミステリオッソJr.選手とのプエルトリコ軍として、一介の中堅ルードにすぎなかったので、何故ルーシュ選手のセコンドに付いたのかが謎でした。
その後、正式にロス・インゴベルナブレスに加入。
あれから僅か1年という期間でCMLLのビッグマッチに堂々のメイン登場です。

どちらにとっても負けらないマスカラ戦。
運命の勝敗の行方はやはり、ルーシュ選手、ラ・マスカラ選手のロス・インゴベルナブレスが鍵を握っていると思います。
会見でもピエロー選手と共に登場し、3人がかりでディアマンテ・アスール選手のマスクを引き裂き、さらにはストンピング。
ほとんど集団リンチのような状態でしたが、おそらくはマスカラ戦にも介入してくると思われます。
はたしてディアマンテ・アスール選手に大ダメージを与える吉と出るのか、はたまたレフェリーに反則を取られる凶とでるのか。


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セミではCMLL世界6人タッグ王者組のスカイチームとナショナル6人タッグ王者組のロス・イホス・デル・インフィエルノが王者対決ですが、ダブルタイトルマッチではなくCMLL世界6人タッグ王座戦として行われます。


セミ前の第4試合ではウルティモ・ゲレーロ選手の持つNWA世界ヒストリック・ミドル級王座にマット・ターバン選手が再びCMLLマットに登場し、挑戦します。


CMLLの創始者であるサルバドール・ルッテロ氏とルチャリブレの歴史に偉大なる功績を残した人物の2人を讃える大会、オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス。
今年は1981年に蔵前国技館で初代タイガーマスク選手とも闘ったビジャノ形手がアレナ・メヒコのリングに招かれ、セレモニーが行われます。
ビジャノ形手と初代タイガーマスク選手の試合は 新日本プロレスワールドで視聴可能です。






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オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2016

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メキシコ時間3月18日(金)アレナ・メヒコで開催された春のビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」。
日本時間では19日(土)の午前11時30分から有料のiPPVでライブ配信されました。
仕事でちょっとしたトラブルが起き、残念ながら帰宅した時点で第1試合が終了していました。

◎第1試合
ソベラノ&オロJr. vs サンソン&クアトレロ

エウフォリア選手の息子であるソベラノ選手が負傷し、担架に乗せられ退場したようで心配です。


◎第2試合
アンヘル・デ・オロ&ティタン&レイ・コメタ vs メフィスト&エフェスト&ルシフェルノ

メフィスト エフェスト ティタン レイ・コメタ
メフィスト エフェスト ルシフェルノ ティタン レイ・コメタ
決勝の3本目、メフィスト選手がコーナーでティタン選手をデビルズ・ウイングスで捕らえ、レイ・コメタ選手に投げつけるという、今までにありそうでなかった攻撃で勝利。
メフィスト選手は久しぶりのベイン風マスクで登場しました。


◎第3試合 メヒコ vs ハポン
マスカラ・ドラダ&ミスティコ&ドラゴン・リー&バリエンテ vs カマイタチ&OKUMURA&フウジン&ライジン

この試合からは既にダイジェスト動画がアップされています。
カマイタチ OKUMURA フウジン ライジン
ドラゴン・リー フウジン
OKUMURA選手は旭日旗をモチーフにした新コスチューム、カマイタチ選手とフウジン選手、ライジン選手はマスクを被って入場しました。
日本人カルテットは合体攻撃を中心に攻め込みますが、最後はドラゴン・リー選手必殺のフェニックス・プレックスがフウジン選手に炸裂。
このメンツでも1番目立ったのはドラゴン・リー選手だったように思います。
フィニッシュのフェニックス・プレックスも強烈でしたが、バレーンバスターの要領で対戦相手を頭上に持ち上げ、そこからシットダウン・パワーボム(ライガーボム)で叩き付ける得意技も強烈です。


◎第4試合 カベジェラ・コントラ・カベジェラ
マキシモ・セクシー vs ルーシュ

ルーシュ替え玉 ピエロー
ルーシュ ピエロー
マキシモ・セクシー
ロス・インゴベルナブレスの流儀に則り、ここ1番のビッグマッチでは“正装”の全身黒づくめのハット、マスク、スーツでルーシュ選手が入場して来たと思いきや、黒マスクを脱ぎ捨てるとその中身はルーシュ選手ではなくピエロー選手でした。
この瞬間、既にリング上でいきり立っていたマキシモ・セクシー選手を背後から本物のルーシュ選手が急襲。
この勢いのまま、レフェリーの制止も聞かず、まさに“制御不能な白い猛牛”ルーシュ選手が反則負けを宣告され、波乱の幕開けとなりましたが、2本目、3本目を連取し、ルーシュ選手の勝利。
マキシモ選手はちょうど5年前の2011年3月18日に父ブラソ・デ・プラタ選手と組み、テリブレ選手&テハノJr.選手に敗れて以来の4度目のペロン(丸坊主)となってしまいました。


◎第5試合
アトランティス&ブラソ・デ・プラタ&マルコ・コルレオーネ vs ウルティモ・ゲレーロ&ミステル・ニエブラ&シベルネティコ

シベルネティコ ウルティモ・ゲレーロ
ウルティモ・ゲレーロ
誤爆をきっかけにウルティモ・ゲレーロとシベルネティコが仲間割れ。
翌週のマノ・ア・マノをアピール。


イホ・デ・リスマルク
メインイベントの前にはイホ・デ・リスマルク(日本ではリスマルクJr.)選手がリング上に呼び込まれ、昨年12月に亡くなられたリスマルク選手の功績を称える盾を受け取り、挨拶をしました。


◎第6試合 カベジェラ・コントラ・カベジェラ
ボラドールJr. vs ネグロ・カサス

ボラドールJr.
ネグロ・カサス
ボラドールJr.選手はビッグマッチらしい電飾を使ったコスチュームを身に纏い入場。
一方のネグロ・カサス選手は普段と同じ、何も特別な物は身につけずに入場と両者は好対照で、それぞれの生き様がかいま見れました。
勝負はコーナートップに上がったボラドール選手がリバース・フランケンシュタイナーで勝利し、カサス選手がペロンに。
カサス選手は2014年8月にルーシュ選手に敗れて以来の丸坊主。
1979年8月にデビューし、もうすぐ37年になるキャリアを素顔で闘っていますので、今回で実に11度目の坊主頭になるようです。


予想通りと言えば予想通りの結末に終わった2大カベジェラ戦が行われた「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」。
これが抗争の決着であり、また新たな火種を生んだ舞台でもありました。
試合画像はこちら→〈RESULTADOS ARENA MEXICO VIERNES ESPECTACULARES/CMLL公式HP〉


3月25日アレナ・メヒコ金曜定期戦カード
「オメナヘ」から1週間後のアレナ・メヒコ金曜定期戦カードが発表され、セミにはウルティモ・ゲレーロ選手vsシベルネティコ選手のマノ・ア・マノ(シングルマッチ)が組まれました。
そしてセミ前の第4試合にはカリスティコ選手&マルコ・コルレオーネ選手&ブラソ・デ・プラタ選手vsルーシュ選手&ラ・マスカラ選手&ピエロー選手というカードが組まれました。
初代ミスティコのカリスティコ選手は最近、日曜アレナ・メヒコのリーガ・エリテ興行でラ・マスカラ選手とマスクを破き合う抗争を展開中。
コルレオーネ選手はインゴベルナブレスを追放、離脱したばかり。
そしてスペル・ポルキーことプラタ選手はルーシュ選手に敗れ、丸坊主にされたマキシモ選手の父。
因縁が深まる対戦相手にインゴベルナブレスのルーシュ選手&マスカラ選手とトリオを組むのはルーシュ選手の替え玉として登場し、そのままセコンドについたピエロー選手です。
コルレオーネ選手を追放後はレイ・エスコルピオン選手とのトリオが多かったのですが、エスコルピオン選手はドラゴン・ロホJr.選手&ポルボラ選手とのユニット「ロス・レボルシオナリオス・デル・テロール」所属。
ピエロー選手はミステリオッソJr.選手&サグラード選手とのプエルトリコ軍ユニット「ポデル・ボリクア」に所属。
現在2人になってしまったロス・インゴベルナブレスの新メンバー問題はどうなってしまうのでしょうか?
ちなみに2013年と2014年のファンタスティカマニアで2年連続来日し、その時に少し繋がりが出来たエスコルピオン選手に単刀直入にインゴベルナブレスに加入するのかを聞いたところ、返って来た返事は「ノー」でした。
「インゴベルナブレスのスタイルは好きだ」とも言っていましたが・・・。
後日、YouTubeにアップされたエスコルピオン選手のインタビュー動画で記者からも、この件を聞かれ、明確に否定していました。


3月22日アレナ・メヒコ火曜定期戦カード
さらに22日のアレナ・メヒコ火曜定期戦では「トルネオ・デ・ラ・グラン・アルテルナティバ2016」の1週目が行われます。
この「アルテルナティバ」はトップ選手と若手選手がタッグを組み、覇を競うトーナメント。
1週目にエントリーされたのは

ミスティコ&トリトン
ウルティモ・ゲレーロ&マヒア・ブランカ
アトランティス&フライエル (フラジェル)
ネグロ・カサス&ロッキー・カサス
マキシモ・セクシー&スペル・アルコンJr.
レイ・ブカネロ&クアトレロ
バリエンテ&オロJr.
レイ・エスコルピオン&フウジン

ミスティコ選手とトリトン選手のタッグは少しトーナメントの趣旨には合わない気もしますが、まずは8チームがエントリー。
ゲレーロ選手と組むマヒア・ブランカ選手はウルティモ・ゲレーロ・ジムの出身者で前名マグニフィコ。
偶然にもマヒア・ブランカと改名してのデビュー戦をアレナ・プエブラ月曜定期戦のライブ配信で観て、その出で立ちから興味を持った選手です。
故エディ・ゲレロ選手も通ったキャラクター、マスカラ・マヒカの進化版のようなマスクとコスチュームはなかなか良いと思います。
それから、ネグロ・カサス選手と組むロッキー・カサス選手については全くわかりません。
名前から名門カサス家の血を継ぐ者であるとは思います。
そしてフウジン選手がエスコルピオン選手と組んで出場することになりました。
エスコルピオン選手の試合巧者ぶりは定評のあるところですので、色々とルチャリブレを学ぶ機会になりそうです。
2週目の出場チームはもちろん、このトーナメントを機にステップアップし、アレナ・メヒコの常連に、そしてスペル・エストレージャへの道を掴むのか、若手選手の奮闘に注目です。




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「オメナへ・ア・ドス・レジェンダス」全対戦カード発表!

突然の訃報に言葉を失いましたが・・・。
とにかく前に進むしかありません。

オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス
いよいよ2週間後に迫ったCMLL春のビッグショー「オメナへ・ア・ドス・レジェンダス」の全対戦カードが発表されました!
〈PROGRAMA OFICIAL: HOMENAJE A DOS LEYENDAS/CMLL公式HP〉


第1試合
ソベラノ&オロJr. vs サンソン&クアトレロ

第2試合
アンヘル・デ・オロ&ティタン&レイ・コメタ vs メフィスト&エフェスト&ルシフェルノ

第3試合 メヒコ vs ハポン
マスカラ・ドラダ&ミスティコ&ドラゴン・リー&バリエンテ vs カマイタチ&OKUMURA&フウジン&ライジン

第4試合 カベジェラ・コントラ・カベジェラ
マキシモ・セクシー vs ルーシュ

第5試合
アトランティス&ブラソ・デ・プラタ&マルコ・コルレオーネ vs ウルティモ・ゲレーロ&ミステル・ニエブラ&シベルネティコ

第6試合 カベジェラ・コントラ・カベジェラ
ボラドールJr. vs ネグロ・カサス

先に発表されていた2大カベジェラ戦を超えるカードは、やはりありませんでした。
カリスティコ選手の名前がないのが少し意外と言えば意外ですが、ここのところアレナ・メヒコ金曜定期戦にも出ていなかったので、なんとなくは予期していました。
カリスティコ選手以外にも残念ながらカードに名前がない大物もいますが、厳選された選手たちによるビッグショーとなりそうです。


そして、いよいよ明日に迫ったCMLL世界ライト級タイトルマッチ、王者カマイタチvsドラゴン・リーの名勝負数え唄。
既にご覧になった方も多いかもしれませんが、カマイタチ選手は昨日、OKUMURA選手とともにインフォルマに出演。

もはや定着している「ソイ カンペオン! ソイ ヌメロウノ!」の決め台詞を披露。
どうもこの日のインフォルマは話があらぬ方向に脱線傾向ではありましたが、終始リラックスした雰囲気でタイトルマッチへ向けての心の余裕、自信が感じられました。
3月4日アレナ・メヒコ金曜定期戦は日本時間で明日5日午前11時30分から無料のライブ配信があります。
CMLLが行っているライブ配信のうち、アレナ・プエブラ月曜定期戦、アレナ・メヒコ火曜定期戦、そしてインフォルマはYouTubeのCMLLアカウントからなので、アーカイブが残り、オンタイムで見逃しても後で観ることは可能ですが、アレナ・メヒコ金曜定期戦はClaro Sportsでアーカイブは残念ですが、基本的には残りません。
お時間のある方は是非ともオンタイムでご覧下さい。
ファンタスティカマニアの大激闘を超えるルチャを期待しています!!




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ボラドールvsカサスとマキシモvsルーシュのカベジェラ戦!日本人4選手総登場!! オヘナヘ・ア・ドス・レジェンダスの一部カード発表

メキシコ現地時間2月24日 (水) にCMLLが会見を開き、3月18日 (金) に開催される春のビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」の対戦カードのうち3試合が発表されました。
毎年3月に行われる「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」はCMLLの創始者サルバドール・ルテロ氏ともう1人の偉大な功績を讃える大会。
今年の「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」はNWAとナショナルの3階級制覇という偉業を成し遂げ、昨年12月16日に亡くなられたリスマルク選手を讃える大会となります。

さて、オメナヘの対戦カード発表会見はライブ配信され、アーカイブが残されています。


カマイタチ OKUMURA フウジン ライジン
まず初めに発表されたのがマスカラ・ドラダ&ミスティコ&ドラゴン・リー&バリエンテvsカマイタチ&OKUMURA&フウジン&ライジンの4対4でのメヒコ・コントラ・ハポン。
通常、組まれるカードは6人タッグかマノ・ア・マノ (シングルマッチ) のCMLLで日本人カルテットが登場。
2月にCMLL遠征をスタートさせたばかりのフウジン選手とライジン選手のビッグショー登場は大抜擢と言えるでしょうし、CMLL側の期待値の高さがうかがえますが、なによりも今年5月でCMLLでのキャリアが12年を迎えるOKUMURA選手の実績とドラゴン・リー選手を撃破し、悲願のCMLL世界ライト級王座奪取のカマイタチ選手の大活躍、そしてCMLLと新日本プロレスが築き上げて来た信頼感によるものが大きいと思えます。
会見には日本人4選手が登場しました。
カマイタチ選手の「ソイ カンペオン (オレがチャンピオンだ) ソイ ヌメロ ウノ (オレがイチバンだ)」がメキシコでも定着しつつある様子がうかがえます。
またライジン選手は雷の神らしく「メキシコ人のヘソをとる」とコメントしましたが、日本人なら思わずニヤリとしてしまうこのコメント、残念ながらメキシコ人には伝わらないでしょうね。
日本とメキシコの文化、風習の違い・・・。
ちなみに「カミナリがヘソをとる」の由来がちょっと気になったのでネット検索してみました。
ご興味ある方はリンク先へ→〈雷でへそを取られると言われるようになった由来/Yahoo!知恵袋〉

この会見の前後に収録されたと思われる4選手のインタビュー動画を見つけましたので、こちらも紹介します。

さらに発表されたのが、遺恨深まるボラドールJr.vsネグロ・カサスとマキシモ・セクシーvsルーシュの2つのカベジェラ・コントラ・カベシェラ (敗者髪切りマッチ) 。
こちらの2つの抗争は新日本プロレスHPにとてもわかりやすく解説されていますので、是非ご一読ください。〈現地時間・3月18日アレナメヒコで開催されるビッグショー『オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス』にて、カマイタチ&オクムラ&風神&雷神がタッグを結成!!/新日本プロレスリング〉
マキシモ・セクシー選手とルーシュ選手の抗争について1つ補足すると2月12日(金)のアレナ・メヒコで組んだ両選手、ルーシュ選手がマキシモ選手のベソ (キス) の誤爆を受け、対戦相手からスリーカウントを奪われたことから因縁が勃発し、翌週のマルコ・コルレオーネ選手との亀裂、そしてオメナヘでの決着戦という流れになります。

カベジェラ戦に臨む4選手のデータを調べてみました。
まずはボラドールJr.選手。
2013年9月13日にラ・ソンブラ選手に敗れて素顔になってからは昨年3月にマキシモ選手と組んでテリブレ選手とレイ・ブカネロ選手に勝利し、髪の毛を守っています。
オメナヘが2度目のカベジェラ戦。
次は対するネグロ・カサス選手。
こちらはデビュー時から素顔ですので、今までに行ったカベジェラ戦は27試合で17勝9敗1分け、勝率6割2分9厘。
最新のカベジェラ戦は新日HPにも記載されているボラドール選手の父スペル・パルカ選手に今年の元日に勝利。
マキシモ・セクシー選手は15試合で12勝3敗、勝率8割。
最新のカベジェラ戦はこちらも今年の元日にカマイタチ選手に勝利しています。
対するルーシュ選手は5試合で5勝とカベジェラ戦の数が少ないものの勝率10割を誇り、最新のカベジェラ戦は2014年8月のネグロ・カサス戦でもちろん勝利。

2月26日アレナメヒコ金曜定期戦カード
明日のアレナ・メヒコ金曜定期戦も2大カベジェラ戦の前哨戦が組まれています。
そして、日本人4選手も登場。
フウジン選手&ライジン選手はこれがCMLLのメインストーリーであるアレナ・メヒコ金曜定期戦に初登場となります。
2月26日アレナ・メヒコ金曜定期戦はClaro Sportsで日本時間27日 (土) 午前11時30分から無料のライブ配信があります。

さぁ!
大一番まで3週間!!
どんな結末を迎えるのか!?
そして追加カードの発表に期待しましょう!!




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CMLL今年初のビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」

ミスティコのWWE移籍で正直、ポッカリと心に穴が空いています。
時間の経過とともにCMLL FANTASTICA MANIAの意味が変わって来て、まだまだ余韻に浸りつつも絶対的な主役不在の現在のCMLLを見ることが、ちょっと辛かったりします。
なかなか以前のようなテンションでメキシコのサイトをチェックする心境にならないと言いますか・・・。
しか〜し!
そんなことは言ってられません!!
世界最大の団体WWEに移籍したシン・カラの動向に注目しつつ、ポスト・ミスティコと目されるマグヌスの成長を見守り、そして他のスペル・エストレージャの活躍を追い、ミスティコの穴を埋めるカリスマの誕生を願ってCMLLの動向を見届けたいと思います。
今年に入ってから既にサングレ・アステカのテクニコ転向、トルネオ・デ・パレハス・インクレイブレスでは2年連続でアトランティス&マスカラ・ドラダが優勝。
タイトル戦線ではルーシュがエフェストからCMLL世界ライトヘビー級を奪取し第12代王者に、またルーシュ&アンヘル・デ・オロ&ディアマンテが第30代ナショナル6人タッグ王者組になっています。

そして3月18日(金)にアレナ・メヒコで開催されるCMLL今年最初のビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」の対戦カードが決定しました。

(1) エレクトリコ&ウルティモ・ドラゴンシート&バン・バンvsピエローシート&ペケーニョ・ニトロ&ペケーニョ・ビオレンシア

(2) ストゥーカJr.&メトロ&ディアマンテvsエウフォーリア&カンセルベロ&ラシエル

(3) ブルー・パンテル&バリエンテ&アンヘル・デ・オロvsウルティモ・ゲレーロ&アトランティス&ドラゴン・ロホJr.

(4) ラ・ソンブラ&トスカーノ&ルーシュvsミステル・ニエブラ&ネグロ・カサス&フェリーノ

(5) NWA世界ミドル級選手権試合
〈王者〉アベルノvsマスカラ・ドラダ〈挑戦者〉
※第85代王者9度目の防衛戦

(6) カベジェラ・コントラ・カベジェラ
エル・テハノJr.&テリブレvsスペル・ポルキー&マキシモ

エル・テハノJr. テリブレ スペル・ポルキー マキシモ注目のメインはFANTASTICA MANIAの2日間、第1試合に登場し、大いに客席をあたためたマキシモがスペル・ポルキーとの親子タッグでテハノJr.&テリブレとカベジェラ戦!
4選手のカベジェラ戦を調べてみるとテハノJr.&テリブレは2009年12月4日アレナ・メヒコで裕次郎(当時)&内藤哲也のNO LIMITをペロンにして以来。
スペル・ポルキーは昨年5月25日アレナ・コリセオ・グアダラハラでアセシノ・ネグロをペロンに、マキシモは昨年6月6日にアレナ・メヒコでタイチをペロンにして以来のカベジェラ戦となります。
そして、ちょうど2年前の2009年3月15日にはテハノJr.とマキシモのカベジェラ戦がアレナ・コリセオ・グアダラハラで行われ、この時はテハノJr.が勝利していますからマキシモにとってはテハノJr.の長髪を切り落としレバンチャしたいところでしょう。

そしてセミに組まれたのが、アベルノvsドラダのNWAミドル級タイトルマッチ。
今までの実績から言ってミスティコの穴を埋める最有力はソンブラでしょうが、CMLL首脳陣の思惑としてミスティコ最大のライバルであった試合巧者アベルノと抗争させることでドラダの更なる成長を促したいといったところでしょう。
これはこれで良いと思いますが、初代タイガーマスクと小林邦昭さんの関係のようにアベルノはやっぱりミスティコの最高の好敵手だと思います。
初代タイガーの突然の引退後、小林さんは全日本プロレスに戦いの舞台を変え、2代目タイガーマスクと抗争しましたが、初代との対決以上にはインパクトを残せなかったと思います。
ドラダがアベルノとの抗争で成長した暁にはアベルノより若い、例えばロホなどと自前のライバルストーリーを展開して欲しいと願っています。
それにしてもCMLLのルード陣営は試合巧者のベテラン揃いでロホ以外に今後、台頭して来そうな若手ルードがいないのが、ちょっと残念ですね。



そして注目のマグヌスは残念ながら今回のビッグショーのカードに名前がありませんでした。
ポスト・ミスティコとして急ごしらえのサクセスストーリーを展開するよりもじっくりと本物のオーラを放つ時を待ってから主役の座に据えるCMLLの姿勢に好感が持てます。
さぁ!ミスティコ不在のCMLL、主役の座に登り詰めるのは誰だ!?


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朗報!サムライでCMLL中継復活!!

CMLLロゴ4月13日(火)の23〜25時にFIGHTING TV サムライにてCMLL春の大一番オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスの放送が決定しました!!
リピート放送もあるようです。

この放送からしばらくすると、新日本プロレスの5月8日(日)「SUPER J TAG TOURNAMENT 1st」とその後の5月31日(日)開幕、6月13日(日)に最終戦となる「BEST OF THE SUPER Jr.鶸鷄 〜STRIKE GOLD〜」とCMLLからルチャドールの飛来が期待されますので、CMLL好きには良い流れになりそうです。

今回の放送決定はCMLLのルチャドールが頻繁に新日マットに登場するようになったからだと思いますが、これで少しはルチャドール達の知名度がアップするでしょう。
ルチャドール来日の度に観戦に行きましたが、一般的な日本のプロレスファンにはあまり馴染みがないから登場しても静かだったのが気の毒で気の毒で・・・。
いつかはあの“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコのような熱狂的な大歓声の中で気持ち良く試合してもらいたいと願っています。

さあて、もう少ししたらGスピリッツを買いに行きますかね(^_^;)

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MISTICO TIGER

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生年月日/非公開
デビュー戦/'07年3月17日
身長/170cm
体重/80kg
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