ディアマンテ・ネグロディアマンテ・ネグロ
1982年11月3日生まれ
ドゥランゴ州ゴメス・パラシオ出身
2001年デビュー
180cm/80kg


今回はサングレ・アステカとミステリオッソJr.とのルードユニット、ポデール・メヒカで活躍中のドラゴン・ロホJr.の前身、ディアマンテ・ネグロです。
この選手、数年前にはラ・ソンブラのいとこだと言われていましたが、どうやら違ったようです。
ただマスクのデザインを見てもソンブラと同じくモロ一族の末裔なのだと思います。
ルチャの世界での血縁関係には時折、こういった話が出てきて、現在のオルスがイホ・デル・ファラオンとしてCMLLに登場しましたが、実の父だと思われていたエル・ファラオンからクレームがあり、血縁関係がないことが発覚、オルスへのキャラ変更を余儀なくされたという話を聞いたことがあります。
その他、イホやJr.を名乗っている選手のマスクを剥いでみたら、全然、血縁関係のない選手だったなんてのが、たまにありますね。

ディアマンテ・ネグロディアマンテ・ネグロ
一時期は額のマークが微妙に違い、後頭部にフリンジが付いている以外はソンブラと同じデザインのマスクを被っていました。テクニコのソンブラとルードのディアマンテ・ネグロがほぼ同じデザインではまずいとCMLL首脳部が判断したのか、ディアマンテ・ネグロ自身が思ったのかは定かではありませんが、後にデザインが簡素化され、ソンブラとの区別がつき易くなりました。

ドラゴン・ロホJr.ドラゴン・ロホJr.2008年7月にアニメとのタイアップでドラゴン・ロホJr.にキャラチェンジ直後は原作のアニメのキャラクターに忠実なデザインのマスクを被っていました。


ドラゴン・ロホJr.ドラゴン・ロホJr.
ドラゴン・ロホJr.やがて、徐々に前名のディアマンテ・ネグロのデザインが色濃くなり、現在は半分がロホで半分がディアマンテ・ネグロのデザインのハーフマスクが多くなっているように思います。

この選手、現地メキシコではボラドールJr.と並び、女性人気の高いルチャドールだと聞いたことがあります。
肌の色の白いボラドールの素顔が男前っぽいのはマスクから覗く目や口からもわかりますが、ロホの方は肌が浅黒く、なんとなくワイルド系ですよね。
ここに来て、ウルティモ・ゲレーロ&アトランティスと組んでラ・ソンブラ&マスカラ・ドラダ&ラ・マスカラの保持するCMLL世界6人タッグに挑戦したりとチャンスを与えられているように思います。
歴戦の強者揃いのルード勢の中では唯一トップ戦線で活躍する若手といった印象があります。
CMLLと新日本プロレスとの近年の本格的提携後に来日したルチャドールはテクニコがミスティコ、マスカラ・ドラダ、バリエンテ、ラ・ソンブラ。
ルードはアベルノ、メフィスト、テリブレ、エル・テハノJr.、ウルティモ・ゲレーロ、ネグロ・カサス。
テクニコに比べるとルードの方がベテランが多いですね。
もうすぐ28才となるドラゴン・ロホJr.。
来年こそは新日本プロレスに是非とも参戦して欲しいルチャドールの1人であります。
CHAOS入りしてデイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロとともに外国人部隊として暴れたら面白そうです。
そして当たりの強い日本マットで経験したことは本国メキシコでも多いに活きると思います。

動画はドラゴン・ロホJr.に改名直後の2008年8月29日アレナ・メヒコで行われたミクトランとのマスカラ戦。
今のところ「ドラゴン・ロホJr.」としては唯一のマスカラ戦です。



現在、新日本の「G1 TAG」に参戦中のテハノJr.のいとこのミクトラン、そしてそのミクトランのセコンドに付いていたマスカラ・プルプラ、2人とも最近、CMLLでは見かけなくなってしまいました。
プルプラはモンテレーを主戦場にしているようですが、ミクトランは何処に?

さて、マスクです。
黒地に金が入ったメタルジャージの2重生地に模様はブシオの代表作、ドクトル・ワグナーJr.のアギラにも使われていた緑系のデコボコした合皮の上に吹き付けの黒が重ねられています。
後ろのフリンジのせいもあり、かなり重みのあるマスクになっています。
ディアマンテ・ネグロのデザインの最大の特徴は片目にだけメッシュが入っていることでしょうか。
この点は現在のロホのマスクにも引き継がれています。
おどろおどろしい、まさにルード!といった雰囲気でお気に入りの1枚です!



  

  


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