来年1月12日に愛知・名古屋国際会議場・イベントホールで開幕し、22日の後楽園ホールの最終戦まで全8戦が予定されているファンタスティカマニア2018。
2011年に初開催されたファンタスティカマニア、来年は史上最多の20人のルチャドール参戦が発表され、期待は高まるばかりです。
20人の参加ルチャドールのうち、初来日となるのが、テクニコはドローン選手とスタルJr.選手。
ルードがサンソン選手とクアトレロ選手の兄弟にプーマ選手とディストゥルビオ選手の計6選手。
最大の注目は先日のコパJR. VIPでミスティコ選手とドラゴン・リー選手を撃破し、急成長をアピールしたサンソン選手。
4月に行われた若手ルチャドール参加のコパJRでは決勝でソベラノJr.選手に敗れて準優勝。
6月に行われたグラン・アルテルナティバではウルティモ・ゲレーロ選手と組み決勝でカリスティコ選手とソベラノJr.選手に敗れ、またもや準優勝。
しかし、11月の死者の日興行に新設されたレイ・デル・インフラムンドの初代王者を決めるトルネオではついにソベラノ選手を撃破し、紫のベルトを腰に巻きました。
因縁浅からぬソベラノ選手が保持するナショナル・ウェルター級王座にサンソン選手が日本で挑戦する機会が与えられるのか、全大会カードの発表が待たれます。

サンソン選手に限らず、今回の初来日組は注目のルチャドール揃い。
中でも最近、ひょんなきっかけから俄然注目しているのがディストゥルビオ選手です。
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ファンタスティカマニア参戦が発表された直後の10月25日に配信されたCMLLインフォルマに同じくファンタスティカマニアで初来日が決まったプーマ選手とスタルJr.選手とゲスト出演したディストゥルビオ選手は持参した神風の文字が入った日の丸のハチマキを巻きました。
日本行き決定がよほど嬉しかったのでしょう。
しかし、当たり前ですが漢字を知らないディストゥルビオ選手は表裏を逆に巻いてしまい、神風の文字が反転してしまいました。
初来日をこんなにも喜んでくれているディストゥルビオ選手がもし日本でもハチマキをこのまま間違えて巻いてしまっては気の毒だと思い、正しい巻き方の画像を添えてメッセージを送ってみました。
それまでは何も接点がなく、ひょっとしたら怒らせてしまうのではないかと恐る恐るでしたが。
程なくして「教えてくれてありがとう。あなたの美しい国への訪問を楽しみにしています」との返信があり、ホッと安心しました。
そして、それから数週間後に送られて来たのが、現在ディストゥルビオ選手がTwitterやFacebookのプロフィール画像に使用しているものでした。

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ディストゥルビオ選手自身のイラストに大きく日本語で「乱れ」の文字。
リングネームの「DISTURBIO」を日本語にすると「動乱」「暴動」「波乱」「混乱」「騒乱」などの意味だということは知ってはいたので「乱れ」と入っている意味はすぐに理解出来ましたが、それにしてもかなりユーモラスな日本語のチョイスだなと思いました。
この「乱れ」の文字の面白さは日本人でなければ理解することが難しく、正直、度肝を抜かれました。
デザインが既に完成していたので「暴動」や「騒乱」の方が良いんじゃない?とは決して返信出来ずに「Muy buena imagen (とても良いデザインです) 」と伝えました。
このデザインはきっとTシャツになるのだろうとも思いつつ。
しかし、数日経つうちにこれはこれで良いのではないかと思うようになりました。
華麗な空中戦を得意とする訳ではなく、また見た目が華やかなマスクマンでもない中堅ルードのディストゥルビオ選手。
ロングヘアーを部分的に赤く染め、目元に赤と黒のペイントを施していますが、他のファンタスティカマニア参戦ルチャドールと比べれば地味な印象は拭えません。
普段からCMLLのライブ配信を見ている少数派には認知されていると思いますが、一般的な日本のプロレスファンの方々にとってはほぼ無名の存在。
残念ながら決して注目度が高いとは言えないディストゥルビオ選手を予備知識なく見た時に「何故あの選手は『乱れ』の文字の入ったTシャツを着ているのか?」と注目され、話題になるのではないかと考えたのです。
この「乱れ」Tシャツがきっと日本のファンをざわつかせる?

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既に「乱れ」Tシャツは完成し、ファンタスティカマニアまで1カ月以上あるにもかかわらず、早くもディストゥルビオ選手ご本人が試合で着用。
「日本に行けることが今から楽しみで楽しみで仕方ない」と本当に嬉しそうなディストゥルビオ選手の溢れる日本愛が詰まった「乱れ」Tシャツはご本人が着用するだけでなく、きっとファンタスティカマニアの各会場のグッズ売店で販売されるものと思われます。

新日レスラーがCMLL遠征すれば、決まってルード側に組み込まれますが、ディストゥルビオ選手に限らず、ほとんどのCMLLのルチャドール達は日本という国に憧れ、また日本人に対して好意を抱いてくれているように感じます。
日本行きが決まったルチャドールの嬉しそうな姿に接し、日本人で良かったと最も思わせてくれる季節の到来を実感。
ファンタスティカマニア2018開幕までいよいよ1カ月余り。
憧れの国、日本で持てる力をいかんなく発揮せんとするルチャドール達の姿を想像しながら、年に1度のルチャの祭典を心して待ちたいと思います。


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