ファンタスティカマニア2019

神の子の日本での10年史とファンタスティカマニア2019最終戦の白黒ハーフマスク

史上最も豪華な参戦ルチャドール達が作り上げた超幸福空間で幕を閉じたファンタスティカマニア2019。
大熱狂に包まれた後楽園ホールの最終戦から早いもので1ヶ月余りの時が経ちました。
振り返ってみると来日したルチャドール達がそれぞれに持ち味を発揮してくれましたが、やはり主役は初開催の2011年以来8年ぶりにファンタスティカマニアに帰って来てくれた“神の子”カリスティコ選手だったように思います。
本国メキシコでの初代ミスティコ時代の彼のキャッチコピー、ニックネームは現在は2代目へと引き継がれたPrincipe de plata y oro=銀と金の王子。
カリスティコを名乗る現在はRey de plata y oro=銀と金の王。
“神の子”の異名は彼のイメージにピッタリの日本独自のもの。
誤解されがちではありますが、ミスティコのリングネームは2代目に引き継がれましたが、日本でルチャファンの方が“神の子”と言えば、WWE時代のシン・カラ、AAA時代のミステシス、そしてCMLL復帰後の現在のカリスティコとリングネームはその時々で変われども彼のことを指す唯一無二の形容詞。
近年の新日本プロレスブームで新規のプロレスファンが急増し、もしかすると“神の子”を会場やテレビ中継、ネット配信で初めて目撃した方も多かったかもしれません。
また、今年は初代ミスティコとして2009年1月4日の新日本プロレス東京ドームに初飛来してからちょうど10年となる節目。
2004年にCMLLでミスティコのリングネームを名乗り「ミスティコが出るか出ないかで客入りが全然違った」「ルチャに興味のないメキシコ人もミスティコの名前は知っていた」と“ルチャバブル”と呼ばれた一大ブームを巻き起こしたメキシコの国民的英雄“神の子”の日本での足跡を中心に簡単に記します。

2009年のイッテンヨンで「ミスティコ」としては待望の初来日。
2月15日の両国大会で当時保持していたCMLL世界ウェルター級王座をメフィスト選手相手に防衛。
この時は膝の負傷を抱えて、かなりコンディションが悪そうでした。
5月5日&6日の後楽園ホール2連戦に参戦が決定するもメキシコで発生し世界的に猛威をふるった豚インフルエンザの影響で来日中止に。
G1 CLIMAX 2009の8月13日の愛知県体育館と15日の両国国技館に特別参戦。

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試合のなかった14日には闘魂ショップさんでツーショット&サイン会。

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そして15日の両国大会の前にはDEPO MARTさんでもツーショット&サイン会。

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こちらは両国の試合前のTシャツサイン会。
この日、4代目タイガーマスク選手をラ・ミスティカで撃破し第57代IWGPジュニアヘビー級王座を戴冠。
メキシコに新日ジュニアの至宝を持ち帰った神の子は8月30日にアレナ・コリセオでネグロ・カサス選手を挑戦者に迎え初防衛に成功。
9月28日にはアレナ・プエブラで獣神サンダー・ライガー選手を迎え撃ち2度目の防衛に成功。

11月8日のDESTRUCTION’09両国国技館に再来日。

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この日も試合前のTシャツサイン会に登場。

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前王者の4代目タイガーマスク選手とのリターンマッチに敗れ、残念ながら王座陥落。

この年に新日本プロレスとCMLLは現在も続く業務提携を発表。
翌2010年にはラ・ソンブラ (現WWE アンドラーデ) 選手やマスカラ・ドラダ (現WWE グラン・メタリク) 選手などがCMLLから新日に来日するも神の子の来日はなし。

2011年1月22、23日に初開催されたファンタスティカマニア2011で1年2ヶ月ぶりの来日。

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22日にはDEPO MARTさんでツーショット&サイン会もありました。

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23日には互いに認め合う最高の好敵手の1人アベルノ選手とのマノ・ア・マノでその魅力をいかんなく発揮。
大成功に終わったファンタスティカマニアが翌年以降も続くことを願い、本領発揮した神の子がこれでまた日本に頻繁に来るようになるのではないかと期待しました。
しかし、この後CMLLに戻ることはなく2月23日に新たなリングネーム、シン・カラとしてWWE入団記者会見。
CMLL所属のミスティコとして最後の試合が日本でのファンタスティカマニアのアベルノ戦となりました。
2014年にWWEを退団し、母国メキシコへ。
6月にはAAAと契約し、リングネームをミステシスへ。

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2015年10月9日、突如として故郷と言えるアレナ・メヒコに姿を現す。
当時、CMLLと提携関係にあったリーガ・エリーテにミスティク2.0 (ドス・プント・セロ) の新リングネームで参戦が発表されるもこの名で試合をすることはなく、程なく現在のカリスティコへ再改名。
徐々にエリーテから古巣CMLLへ活動の軸足を移す。

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2016年8月21日、有明コロシアムで開催されたSUPER J-CUP 2016で5年7ヶ月ぶりの来日。
ボラドールJr.選手&ティタン選手とのトリオでウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手のロス・ゲレーロス・ラグネロスと対戦。
多くの観客は久しぶりのラ・ミスティカでカリスティコ選手が鮮やかに勝利することを期待していたように思いますが、そうはいくかと神の子へのライバル心をいつも滾らせているようにしか見えないボラドール選手がグラン・ゲレーロ選手に雪崩式スパニッシュ・フライを決めて勝利。


全くの余談ではありますが、この時のエウフォリア選手と元井美貴さんのやり取りに大爆笑した思い出も。

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9月16日開幕の第6回ふく面ワールドリーグ戦に兄のアルゴス選手とともに出場。
ミスティコを名乗る以前に秋田新幹線をモチーフとしたこまちとして参戦していたみちのくプロレスに凱旋。
1回戦でサンバ・リオデジャネイロ選手、2回戦でジャッキー・リン選手、準決勝でSUGI選手、決勝戦でレボルシオン選手に勝利し、見事に優勝。

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2017年8月19日のウルティモ・ドラゴン30周年記念 LUCHA FIESTA 2017に参戦。

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20日にはDEPO MARTさんでツーショット&サイン会の後、全日本プロレス岡崎市竜美丘会館に出場。

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27日の両国国技館でディアマンテ選手と対戦し、ラ・ミスティカで勝利。

そして今年1月のファンタスティカマニア2019に参戦。
ざっと振り返ってみても、とにかく劇的なルチャドール人生。
きっとこういう星のもとに生まれてきたスペル・エストレージャなんだと思います。
2009年にミスティコとして東京ドームに初飛来して以来、可能な限り神の子の試合とイベントに出掛けて来ました。
神の子の存在があったればこそファンタスティカマニアの開催も新日本プロレスとCMLLの業務提携、そしてソンブラ選手、ドラダ選手、ボラドール選手、ドラゴン・リー選手、ソベラノJr.選手などなどのルチャドール達の来日が現在も続いているのだと思います。

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ファンタスティカマニアに凱旋した神の子が最終戦のメインのボラドール選手とのマノ・ア・マノで着用したのが白黒ハーフのマスクでした。
“銀と金の王子”のミスティコ時代から“銀と金の王”の現在まで、その異名通りに銀 (白) と金のマスクとコスチュームをイメージカラーにしつつも様々な配色を着用してきました。
しかし、白黒ハーフは今までそれほど多くはないはずです。
ファンタスティカマニアの大トリに登場した神の子を見て、頭の片隅にあった記憶が蘇ってきました。
それは2010年3月19日に開催されたCMLL春のビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」での初代ミスティコ選手&フェリーノ選手vsボラドールJr.選手&ラ・ソンブラ選手のマスカラ・コントラ・マスカラ。

この年の1月に開催されたトルネオ・ナシオナル・インクレイブレ・パレハス (出身地別の信じられないタッグトーナメント) に初代ミスティコ選手はアベルノ選手とのタッグでエントリー。

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普段は組むことのないライバル同士の2人は互いのデザインをミックスしたコラボマスクで登場。
このトーナメントを機に神の子はコラボマスクを被り続け、まるでルードに転向したかのようなファイトを見せるようになり、テクニコ同士ながらもボラドール選手との抗争が激化。
ボラドール選手とのマスカラ・コントラ・マスカラの機運が高まる中で迎えたオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスでした。
現在は初代ミスティコ=現カリスティコ選手のみがマスクを守り続け、他の3選手は素顔になっていますが、2009年3月時点では4選手ともマスクマンでした。

現在はメインストーリーであるアレナ・メヒコ金曜定期戦はもちろん、アレナ・プエブラ月曜定期戦、アレナ・メヒコ火曜定期戦と週3回もライブ配信があり、日本にいながらにして第1試合からメインまでを観ることが可能ですが、2009年のオメナヘの時点ではこういったダイジェスト映像が週に3つほどCMLLのHPに載るだけだったことを思い出しました。

最初はタッグマッチで始まり、まずソンブラ選手が敗退。
ここからはソンブラ選手を除く3選手が3wayマッチで闘いフェリーノ選手が敗退。
これで観客が望んだ初代ミスティコ選手vsボラドール選手のマスカラ戦は消滅。
敗退したソンブラ選手とフェリーノ選手の間でマスカラ戦となり、フェリーノ選手がマスクを失う結果となりました。
「ルード転向か!?」と囁かれる中で迎えた2010年のオメナヘで着用したのが白黒ハーフのマスクとコスチューム、リングシューズでした。
マスクの半分は“神の子”の象徴とも言える白生地に金の模様、もう半分は黒生地のアベルノ選手とのコラボデザイン。
まるで「オレはテクニコやルードといった既成概念を超越した存在だ」とでも言わんばかりの善悪両方を合わせ持つマスクでした。

今年のファンタスティカマニアで神の子は最終戦へ向けて各地でレレボス・インクレイブレスでルードのウルティモ・ゲレーロ選手やナマハゲ選手などとトリオを結成し、ボラドール選手と前哨戦を行いました。
2010年の時とは違い、ルード的な攻撃を仕掛けることはありませんでしたが、発表されたファンタスティカマニアのルード側に組み込まれたカードを見て、久しぶりに善悪合わせ持つ白黒ハーフのマスクを発注し、日本へ持参したのではないかと思ったのです。

空中戦での独特な浮遊感と圧倒的なオーラで日本のファンを魅了した神の子。
開催10年目となる来年のファンタスティカマニア参戦を今から期待せずにはいられません。
その時には今回は実現しなたった2代目ミスティコ選手との新旧ミスティコタッグはもちろん、ドラゴン・リー選手やソベラノJr.選手、アウダス選手などと組み、本来のテクニコとしてさらに光り輝く姿を見たいと思います。




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【Campeones de CMLL】Enero 2019

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今年もたくさんの夢が詰まった“ルチャの祭典”ファンタスティカマニアが終了しました。
ハポンへ、ニュージャパンへ、そしてファンタスティカマニアへ行く願いが叶い飛来した史上最も豪華 な参戦ルチャドール達の想いと年に1度の夢空間をずっと待ち侘びていたファンの想いが重なり合って、今年も極上の幸福感たっぷりのシリーズだったと思います。

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最終戦のメインでボラドールJr.選手とのマノ・ア・マノに惜敗したもののボラドール選手から締めのマイクを託され、さらに感動のフィナーレの最後の最後にリングに立っていたのは初開催の2011年以来8年ぶりにファンタスティカマニアに帰って来てくれた“神の子”でした。
改めてカリスティコ選手の空中弾の独特な浮遊感と圧倒的なオーラに酔いしれました。
もうすでに来年の開催が待ち遠しい。

ここからが本題です。
ファンタスティカマニア2日間観戦の写真整理で更新が少し遅れましたが、月に1度、各タイトルの動向を振り返るCampeones de CMLL。
CMLLで防衛戦が行われている主要タイトルの2019年1月末日現在のチャンピオン一覧、カッコ内は防衛回数と1月に行われたタイトルマッチです。

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●カンペオン・ウニベルサル
2009年 ウルティモ・ゲレーロ選手
2010年 獣神サンダー・ライガー選手
2011年 ラ・ソンブラ選手
2012年 テリブレ選手
2013年 棚橋弘至選手
2014年 ウルティモ・ゲレーロ選手
2015年 アトランティス選手
2016年 バリエンテ選手
2017年 ボラドールJr.選手
2018年 未開催


●CMLL世界ヘビー級
第20代 ウルティモ・ゲレーロ選手 (1度防衛)

●CMLL世界ライトヘビー級
第16代 ニエブラ・ロハ選手 (5度防衛 1月28日 アレナ・プエブラでルシフェルノ選手に防衛)

1時間28分11秒からがCMLL世界ライトヘビー級王座戦

●CMLL世界ミドル級
第19代 クアトレロ選手 (3度防衛)

●CMLL世界ウェルター級
第32代 メフィスト選手 (13度防衛)

●CMLL世界ライト級
第15代 ドラゴン・リー選手 (6度防衛)

●CMLL世界ミニ
第14代 ショッケルシート選手 (4度防衛)

●CMLL世界女子
第19代 マルセラ選手 (1度防衛 1月27日 新木場1stRINGで本間多恵選手に防衛)

●CMLL世界タッグ
第40代 ディアマンテ・アスール選手&バリエンテ選手 (1度防衛 1月29日 アレナ・コリセオ・グアダラハラでルーシュ選手&ラ・ベスティア・デル・リング選手に防衛)



CMLL世界6人タッグ
第30代 ウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手 (1度防衛)


●NWA世界ヒストリック・ライトヘビー級
第7代 ストゥーカJr.選手 (2度防衛 1月13日 アレナ・メヒコでエチセロ選手に防衛)

試合後のバックステージインタビューとダイジェスト動画

●NWA世界ヒストリック・ミドル級
第8代 カリスティコ選手 (1度防衛)

●NWA世界ヒストリック・ウェルター級
第9代 ボラドールJr.選手 (1度防衛)


●ナショナル・ヘビー級
第65代 テリブレ選手 (3度防衛 1月1日 アレナ・コリセオ・グアダラハラでバンジェリス選手に防衛)



●ナショナル・ライトヘビー級
第71代 バルバロ・カベルナリオ選手 (0度防衛)

●ナショナル・ウェルター級
第75代 ソベラノJr.選手 (5度防衛)

●ナショナルライト級
第50代 エレクトリコ選手 (4度防衛)

●ナショナル女子
第20代 メタリカ選手 (0度防衛)

ナショナル6人タッグ
第40代 サンソン選手&クアトレロ選手&フォラステロ選手 (7度防衛 1月21日 後楽園ホールでアトランティス選手&アンヘル・デ・オロ選手&ティタン選手に防衛)

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〈CMLL FANTASTICA MANIA 2019 2019年1
月21日 東京・後楽園ホール 第4試合 ナショナル6人タッグ選手権試合 アトランティス&ティタン&アンヘル・デ・オロ VS サンソン&クアトレロ&フォラステロ/新日本プロレスワールド〉



参照 : 〈CAMPEONES/CMLL公式HP〉 〈Championships/Luchawiki〉



これらのタイトルホルダーのみに出場権利が与えられる“メキシコ版G1”宇宙一決定戦トルネオ・カンペオン・ウニベルサル2019が2月1日のアレナ・メヒコ金曜定期戦で開幕。
今までは秋に開催されてきましたが、昨年はCMLL世界ライト級王者ドラゴン・リー選手の長期のテレビ出演の影響か開催されませんでした。

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2月1日の予選1週目にエントリーされたのが、テクニコがNWA世界ヒストリック・ミドル級王者カリスティコ選手、CMLL世界ライト級王者ドラゴン・リー選手、CMLL世界タッグ王者バリエンテ選手、NWA世界ヒストリック・ライトヘビー級王者ストゥーカJr.選手。
ルードがナショナル・ヘビー級王者テリブレ選手、ナショナル・ライトヘビー級王者バルバロ・カベルナリオ選手、CMLL世界6人タッグ王者グラン・ゲレーロ選手、ナショナル6人タッグ王者フォラステロ選手の計8選手。

トルネオ・カンペオン・ウニベルサル2019予選1週目は1時間29分30秒から

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予選1週目を勝ち上がり15日に行われる予定の決勝戦に駒を進めたのはファンタスティカマニアで小島聡選手をマノ・ア・マノで撃破したロス・インゴベルナブレスのテリブレ選手でした。
2012年に続く2度目の宇宙一の栄冠なるか?

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予選2週目は8日のアレナ・メヒコ金曜定期戦で開催予定。
エントリーされたのはテクニコがNWA世界ヒストリック・ウェルター級王者ボラドールJr.選手、CMLL世界ライトヘビー級王者ニエブラ・ロハ選手、CMLL世界タッグ王者ディアマンテ・アスール選手、ナショナル・ウェルター級王者ソベラノJr.選手。
ルードがCMLL世界ヘビー級&CMLL世界6人タッグ王者ウルティモ・ゲレーロ選手、ナショナル6人タッグ王者サンソン選手、CMLL世界ウェルター級王者メフィスト選手、CMLL世界ミドル級&ナショナル6人タッグ王者クアトレロ選手の計8選手。

獣神サンダー・ライガー選手、棚橋弘至選手も巻いた赤いベルトを今年その腰に巻くのはいったい誰だ?




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最終戦のメインはカリスティコ選手vsボラドールJr.選手 FANTASTICA MANIA 2019 対戦カード発表

1月8日のアレナ・メヒコ火曜定期戦にはファンタスティカマニア2019参戦ルチャドール20選手のうちアトランティス選手、バルバロ・カベルナリオ選手、アトランティスJr.選手以外の17選手が出場。
この試合後にルチャドール達は空港に直行し、今日早朝に日本に到着しました。
出発前のメキシコの空港で、また日本に到着後に嬉しそうにSNSに画像や動画をアップするルチャドール達に興奮と感動しっぱなしです。
1年に1度の“ルチャの祭典”を心待ちにしているのは我々日本のファンだけでなくCMLLのルチャドール達にとっても出場することが目標の1つになっているように思います。

今年は16日の幕張メッセ国際展示場からCMLLファミリータッグトーナメント2019が行われ、18日の後楽園ホールで決勝戦、さらにこの優勝チームが20日の後楽園ホールでCMLL兄弟タッグトーナメント2018優勝チームのゲレーロ兄弟と対戦するため全対戦カードは発表されませんでした。
18日と20日の後楽園ホールでどんなカードが組まれるのか?
トーナメントの行方とともに楽しみです。

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そして最大の注目であった21日の最終戦のメインはテクニコ同士のカリスティコ選手vsボラドールJr.選手となりました。
アレナ・メヒコでもそうは組まれない頂上対決。
ここのところは小休止状態ですが、少し前まではこの2人は組んでも仲間割れを繰り返し…と言うよりもボラドール選手が突っかけてカリスティコ選手のマスクを剥ぐ展開が何度も見られました。
ファンタスティカマニア初開催の2011年に参戦後シン・カラとしてWWEに移籍。
その後、ミステシスとしてAAA参戦を経てCMLLに復帰。
8年ぶりのファンタスティカマニア参戦となる“神の子”。
その間CMLLのエースとしてアレナ・メヒコで闘い続けてきたボラドール選手。
両者の闘いは9回目の開催となるファンタスティカマニアの歴史で初めてハッピーエンドにならないのではないかという不安感もあります。
最終戦の一騎打ちに向けて連日のように組まれた前哨戦。
カリスティコ選手がルード陣営と組むレレボス・インクレイブレスはちょっとわかりにくいかもしれませんが、9年目を迎えて見る側が成熟してきたからこその新たな試みかもしれません。
とにかく“聖地”後楽園ホールが大爆発する闘いを期待しています。


最後にライブ配信とテレビ中継の開始時間を含め、全大会の発表済みカードを記しておきます。
また、毎年恒例のFIGHTING TV サムライ「速報!バトル☆メン」にルチャドールのゲスト出場もありそうです。
今年は誰が出演するのか?
こちらも楽しみです。

さあ、いよいよ明日開幕です!


1月11日 (金)
大阪・大阪府立体育会館・第二競技場 (エディオンアリーナ大阪)

17:30開場 18:30開始
新日本プロレスワールド 18:30開始

●第1試合 20分1本勝負
アウダス選手&田口隆祐選手&タイガーマスク選手vsテンプラリオ選手&石森太二選手&外道選手

●第2試合 20分1本勝負
ティタン選手&フライエル選手&獣神サンダー・ライガー選手vsフォラステロ選手&タイチ選手&金丸義信選手

●第3試合 20分1本勝負 アトランティスJr.デビュー戦
アトランティス選手&アトランティスJr.選手vsサンソン選手&OKUMURA選手

●第4試合 30分1本勝負
ミスティコ選手&ドラゴン・リー選手&アンヘル・デ・オロ選手vsウルティモ・ゲレーロ選手&グラン・ゲレーロ選手&クアトレロ選手

●第5試合 30分1本勝負 レレボス・インクレイブレス
ボラドールJr.選手&ソベラノJr.選手&KUSHIDA選手vsカリスティコ選手&バルバロ・カベルナリオ選手&ナマハゲ選手

●第6試合 30分1本勝負
小島聡選手&トーア・ヘナーレ選手&雷神選手&風神選手vsテリブレ選手&内藤哲也選手&BUSHI選手&鷹木信悟選手


1月12日 (土)
愛媛・テクスポート今治

17:00開場 18:00開始

●第1試合 20分1本勝負
アウダス選手&田口隆祐選手&KUSHIDA選手vsテンプラリオ選手&石森太二選手&外道選手

●第2試合 20分1本勝負
ティタン選手&フライエル選手&vsフォラステロ選手&タイチ選手

●第3試合 20分1本勝負
アトランティス選手&アトランティスJr.選手&タイガーマスク選手vsサンソン選手&OKUMURA選手&金丸義信選手

●第4試合 30分1本勝負
ミスティコ選手&アンヘル・デ・オロ選手&ソベラノJr.選手vsウルティモ・ゲレーロ選手&バルバロ・カベルナリオ選手&クアトレロ選手

●第5試合 30分1本勝負 レレボス・インクレイブレス
ボラドールJr.選手&ドラゴン・リー選手&獣神サンダー・ライガー選手vsカリスティコ選手&グラン・ゲレーロ選手&ナマハゲ選手

●第6試合 30分1本勝負
小島聡選手&トーア・ヘナーレ選手&雷神選手&風神選手vsテリブレ選手&内藤哲也選手&BUSHI選手&鷹木信悟選手


1月13日 (日)
京都・KBSホール

16:00開場 17:00開始

●第1試合 20分1本勝負
アウダス選手&田口隆祐選手&獣神サンダー・ライガー選手vsテンプラリオ選手&石森太二選手&外道選手

●第2試合 20分1本勝負
アンヘル・デ・オロ選手&KUSHIDA選手&vsクアトレロ選手&タイチ選手

●第3試合 20分1本勝負
アトランティス選手&フライエル選手&アトランティスJr.選手vsサンソン選手&OKUMURA選手&金丸義信選手

●第4試合 30分1本勝負
ミスティコ選手&ティタン選手&ソベラノJr.選手vsウルティモ・ゲレーロ選手&バルバロ・カベルナリオ選手&フォラステロ選手

●第5試合 30分1本勝負 レレボス・インクレイブレス
ボラドールJr.選手&ドラゴン・リー選手&タイガーマスク選手vsカリスティコ選手&グラン・ゲレーロ選手&ナマハゲ選手

●第6試合 30分1本勝負
小島聡選手&トーア・ヘナーレ選手&雷神選手&風神選手vsテリブレ選手&内藤哲也選手&BUSHI選手&鷹木信悟選手


1月14日 (月・祝)
岐阜・岐阜産業会館

15:00開場 16:00開始

●第1試合 20分1本勝負
アウダス選手&田口隆祐選手&タイガーマスク選手vsテンプラリオ選手&石森太二選手&外道選手

●第2試合 20分1本勝負
アンヘル・デ・オロ選手&フライエル選手vsクアトレロ選手&タイチ選手

●第3試合 20分1本勝負
アトランティス選手&アトランティスJr.選手&KUSHIDA選手vsサンソン選手&OKUMURA選手&金丸義信選手

●第4試合 30分1本勝負
ドラゴン・リー選手&ティタン選手&ソベラノJr.選手vsグラン・ゲレーロ選手&バルバロ・カベルナリオ選手&フォラステロ選手

●第5試合 30分1本勝負 レレボス・インクレイブレス
ミスティコ&ボラドールJr.選手&獣神サンダー・ライガー選手vsウルティモ・ゲレーロ選手&カリスティコ選手&ナマハゲ選手

●第6試合 30分1本勝負
小島聡選手&トーア・ヘナーレ選手&雷神選手&風神選手vsテリブレ選手&内藤哲也選手&BUSHI選手&鷹木信悟選手


1月16日 (水)
千葉・幕張メッセ国際展示場・11ホール

18:00開場 19:00開始
新日本プロレスワールド 19:00開始
FIGHTING TV サムライ 18:30開始


●第1試合 20分1本勝負
ティタン選手&田口隆祐選手&KUSHIDA選手vsフォラステロ選手&石森太二選手&外道選手

●第2試合 20分1本勝負
雷神選手&風神選手vsBUSHI選手&鷹木信悟選手

●第3試合 30分1本勝負
アンヘル・デ・オロ選手&ソベラノJr.選手&アウダス選手vsバルバロ・カベルナリオ選手&OKUMURA選手&ナマハゲ選手

●第4試合 30分1本勝負
小島聡選手&トーア・ヘナーレ選手vsテリブレ選手&内藤哲也選手

●第5試合 30分1本勝負
カリスティコ選手&獣神サンダー・ライガー選手&タイガーマスク選手vsウルティモ・ゲレーロ選手&グラン・ゲレーロ選手&テンプラリオ選手

●第6試合 時間無制限1本勝負 「CMLLファミリータッグトーナメント2019」1回戦
アトランティス選手&アトランティスJr.選手vsサンソン選手&クアトレロ選手

●第7試合 時間無制限1本勝負 「CMLLファミリータッグトーナメント2019」1回戦
ミスティコ選手&ドラゴン・リー選手vsボラドールJr.選手&フライエル選手


1月18日 (金)
東京・後楽園ホール

17:30開場 18:30開始
新日本プロレスワールド 18:30開始
FIGHTING TV サムライ 18:30開始


●30分1本勝負 ブラックキャット メモリアルマッチ
小島聡選手&トーア・ヘナーレ選手&雷神選手&風神選手vsテリブレ選手&内藤哲也選手&BUSHI選手&鷹木信悟選手

●60分1本勝負 スペシャルシングルマッチ
ソベラノJr.選手vsバルバロ・カベルナリオ選手

●時間無制限1本勝負 「CMLLファミリータッグトーナメント2019」決勝戦
1回戦の勝者チームvs1回戦の勝者チーム

※全7〜8試合予定


1月20日 (日)
東京・後楽園ホール

17:30開場 18:30開始
新日本プロレスワールド 18:30開始
テレ朝ch2 18:30開始


●30分1本勝負
トーア・ヘナーレ選手&雷神選手&風神選手vs内藤哲也選手&BUSHI選手&鷹木信悟選手

●60分1本勝負 スペシャルシングルマッチ
小島聡選手vsテリブレ選手

●時間無制限1本勝負 「CMLL兄弟タッグトーナメント2018」優勝チームvs「CMLLファミリータッグトーナメント2019」優勝チーム スペシャルタッグマッチ
〈兄弟タッグトーナメント優勝チーム〉ウルティモ・ゲレーロ&グラン・ゲレーロvs〈ファミリータッグトーナメント優勝チーム〉

※全7〜8試合予定

1月21日 (月)
東京・後楽園ホール

17:30開場 18:30開始
新日本プロレスワールド 18:30開始
テレ朝ch2 18:30開始


●第1試合 20分1本勝負
フライエル選手&アウダス選手vsバルバロ・カベルナリオ選手&テンプラリオ選手

●第2試合 20分1本勝負
アトランティスJr.選手vsOKUMURA選手

●第3試合 30分1本勝負
小島聡選手&トーア・ヘナーレ選手&雷神選手&風神選手vsテリブレ選手&内藤哲也選手&BUSHI選手&鷹木信悟選手

●第4試合 60分1本勝負 ナショナル6人タッグ選手権
〈チャンピオンチーム〉サンソン選手&クアトレロ選手&フォラステロ選手vs〈チャレンジャーチーム〉アトランティス選手&ティタン選手&アンヘル・デ・オロ選手

●第5試合 30分1本勝負
ミスティコ選手&ドラゴン・リー選手&ソベラノJr.選手vsウルティモ・ゲレーロ選手&グラン・ゲレーロ選手&ナマハゲ選手

●第6試合 60分1本勝負 映画「パパはわるものチャンピオン」スペシャルタッグマッチ
ドラゴンジョージ選手&スイートゴリラ丸山選手vsゴキブリマスク選手&ギンバエマスク選手

●第7試合 60分1本勝負 スペシャルシングルマッチ
ボラドールJr.選手vsカリスティコ選手




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Feliz ano nuevo 2019

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開催初年度の2011年以来8年ぶりにファンタスティカマニアに帰って来る“神の子”

2017年に初参戦後にめきめきと頭角を現し日墨で人気急上昇、3年連続でファンタスティカマニアにやって来る“王子”

2011年以前からCMLLのルチャドールが大挙飛来する大会の実現を願っていた自分にとってはまさしく夢のような“ルチャの祭典”も年々規模を拡大し、今年で9年目。
以前では考えられないほどチケット入手困難の超人気シリーズへと成長しました。

史上最高に豪華な来日メンバーとなったファンタスティカマニア2019の開幕もいよいよ10日後に迫ってきました。


本年も宜しくお願いします。




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Special Thanks JUVI & RIKA SAN
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デビュー戦/'07年3月17日
身長/170cm
体重/80kg
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