プリンス・デヴィット

プリンス・デヴィットvsドラゴン・ロホJr. NWA世界ヒストリック・ミドル級タイトルマッチ動画

毎度のことながらかなり遅くなってしまいましたが、9月28日(金)アレナ・メヒコで行われた王者プリンス・デヴィットvsドラゴン・ロホJr.のNWA世界ヒストリック・ミドル級タイトルマッチの動画を紹介します。
〈デヴィットが、ドラゴン・ロホ・ジュニアに敗れ、NWA世界ヒストリック王座から、陥落!!/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉



デヴィットがテクニコ、ロホがルードではあるもののメヒコのルチャファンにとってデヴィットは外敵。
デヴィットが攻勢に出るとブーイングが浴びせられます。
1本目はコーナー最上段からのダイビングフットスタンプでデヴィットが先取。
2本目は得意のトップロープの反動を利用することには失敗しましたが、なんとか力で体勢を立て直し、ライガーボムでロホが奪取してタイスコアに。
決勝の3本目、2本目と同じくトップロープの反動を利用してのロホのライガーボムをデヴィットがウラカンラナで切り返すも更にロホが切り返して3カウント奪取!
デヴィットは3月30日にアレナ・メヒコでボラドールJr.からベルトを奪取後、7月に後楽園ホールでタイチ、ボラドールJr.と防衛に成功、3度目の防衛に失敗、ヒストリックと改称されてからはロホが5代目の王者となりました。
ロホは昨年11月に獣神サンダー・ライガーからCMLL世界ミドル級のタイトルも奪取、現在まで4度の防衛に成功していますので、CMLLとNWAヒストリックのミドル級2冠となりました。
ドラゴン・ロホJr.
前名のディアマンテ・ネグロから2008年にアニメとのタイアップでドラゴン・ロホJr.に改名以降、ブラック・ウォリアー&サングレ・アステカとのポデール・メヒカ、更にその後はゲレーロスの一員としてLUCHA FIESTA 2012に来日するウルティモ・ゲレーロの元で着々と実績を重ねてきました。
そして現在はレイ・エスコルピオンとともにゲレーロスを脱退。
ゲレーロに反旗を翻し、抗争を展開中です。
褐色の肉体はデヴィットに負けず劣らず、鍛え上げられています。
初来日のFANTASTICA MANIA2011では試合後、ジャージなどラフな格好のルチャドールが多い中、画像のようにジャケットを身に纏い、それはそれはカッコ良かったです。
素顔をグアポ(イケメン)だともっぱらの噂ですし、先日、デヴィットvsロホのタイトルマッチのダイジェストが流れたサムライTV「速報!バトル☆メン」にゲスト出演した棚橋弘至もロホについて聞かれ
、具体的に「男前」と答えたか、「カッコいい」と答えたかは忘れましたが、ロホの素顔について同様のコメントをしていました。
ライガーとデヴィットからベルト奪取したとなれば、俄然高まるのはロホ再来日への期待。
初来日となった昨年のFANTASTICA MANIAではマッチメイクに泣いた部分もあり、活きの良さは見せてくれたもののまだまだ本領発揮とは言えませんでした。
期待される2度目の来日後、新日本プロレスのマットに何度か登場するようになれば、日本でも女性ファンも含めて人気が出るでしょうね。


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デヴィット王座転落 ドラゴン・ロホがミドル級2冠に

ドラゴン・ロホJr. プリンス・デヴィット
9月28日アレナ・メヒコ金曜定期戦のメインは王者プリンス・デヴィットvs挑戦者ドラゴン・ロホJr.のNWA世界ヒストリック・ミドル級タイトルマッチ。
第4代王者のデヴィットは3月30日にボラドールJr.からタイトル奪取。
その後、日本でタイチと前王者のボラドールの挑戦を退け、今回の防衛戦が通算3度目にして初のメキシコでの防衛戦。
セコンドはデヴィットにマスカラ・ドラダ、ロホには初代ミスティコ=シン・カラのおじさんでマグヌスの父トニー・サラサール。
詳細はいつものように動画がアップされてから改めてと思っていますが、結果はロホの勝利、デヴィットは残念ながらメキシコにベルトを返却する形となってしまいました。

新王者ロホはCMLL世界ミドル級チャンピオンでもあるので、これでミドル級2冠。
何度も何度も書いていますが、ウルティモ・ゲレーロやミステル・ニエブラ、ネグロ・カサス、アベルノなどなど、超実力者揃いのベテランひしめくルード陣営にようやく彼らと肩を並べそうなルチャドールが出て来ました。
ロホは今年30才でボラドールが1つ上の33才。
ロホは浅黒い肌に割れた腹筋とワイルド系でルックスも良く、数年前にルーシュやアンヘル・デ・オロがアレナ・メヒコに登場する以前はボラドールとロホが現地の女性人気を2分すると言われていました。
この2人に31才のレイ・エスコルピオン、アンヘル・デ・オロの兄で26才のニエブラ・ロハ辺りが続き、ルーシュと2代目ミスティコの兄弟と抗争するようになると面白いと思います。

デヴィットはこの敗戦で意外や意外、丸腰になってしまいました。
ホームリングの新日本プロレスでIWGPジュニアヘビー奪還へ本腰を入れることになりそうです。
デヴィットが挑戦する時に対峙する新日ジュニアの至宝を腰に巻いているのは飯伏幸太か?ロウ・キーか?

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9・28 アレナ・メヒコでデヴィットvsロホのNWA世界ヒストリック・ミドル級王座戦とタイチvsマキシモが実現

9月28日 アレナ・メヒコ対戦カード
タイチ マキシモ今週のアレナ・メヒコ金曜定期戦は日本でも注目の対戦カードが組まれました。
まずは第4試合のタイチvsマキシモ。
この2人はご存知の通り、2006年6月6日にアレナ・メヒコでカベジェラ・コントラ・カベジェラで激突。
この対決はマキシモが勝利し、タイチ自慢の長髪を丸坊主にした因縁があります。
タイチの最初のメキシコ遠征での遺恨は海を越え、2011年から開催されている新日本プロレスのFANTASTICA MANIAの前半戦を大いに盛り上げる定番カードにもなっています。
また抗争が再燃し、再びカベジェラ戦での激突があるのか!?
マッチ・レランパゴとなっていますので通常の3本勝負ではなく1本勝負での対戦だと思われます。
マキシモと対戦する度に唇を奪われるタイチ。
よ〜く唇を洗って待っていたまえ!
ウワハハハハハハ!

ドラゴン・ロホJr.そしてメインの第6試合に組まれたのがプリンス・デヴィットvsドラゴン・ロホJr.のNWA世界ヒストリック・ミドル級タイトルマッチ。
14日のアニベルサリオで勃発した抗争がタイトルマッチへと発展。
デヴィットは7月にいずれも後楽園ホールでタイチとボラドールJr.を相手に防衛に成功し、今回が3度目の防衛戦。
そして3月20日にアレナ・メヒコでボラドールJr.から奪取して以来、初めてメキシコでの防衛戦となります。
今回はデヴィットの保持するNWA世界ヒストリック・ミドル級に挑戦という形になりましたが、ロホは現在のCMLL世界ミドル級王者。
ボラドールに次ぐCMLL第2の刺客はベルト奪取なるのか?
CMLL側からすればベルトが流出して早くも半年が経ち、そろそろ穫り返したいところでしょう。
もしデヴィットが防衛に成功し、日本に帰ってくれば、またルチャドールがチャレンジのために新日マット登場というのことになるでしょうけど、今はそういうことがなくても続々とルチャドールが来日していますから。
層の厚いCMLLにあって、ボラドール、テリブレ、ウルティモ・ゲレーロ、アベルノ、ネグロ・カサス、フェリーノなどなど、ことさら層が厚いのがルード陣営。
ルックスも良いロホがデヴィットからベルトを奪取することで、もうワンステップ上がり、あっという間にトップに駆け上がったルーシュと対峙するようになれば、低迷期からようやく盛り返しつつあるCMLL人気の加速度が更に増すような気がしています。


タマ・トンガそして、こちらはまだニュースとしては発信されていませんが、昨夜の新日・神戸大会「DESTRUCTION」第1試合の後、タマ・トンガが「俺は来月メキシコCMLLに遠征する。でも日本に戻ってくる。大きく、速く、強くなって帰ってくるために、飛び立つ。全てを手に入れるために」とコメント。
〈大会結果詳細/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉
他にもCMLL遠征して欲しい選手はいますが、中でもルチャリブレと融合したらどうなるのかと思っていたのが、このタマ・トンガ。
コーナーポスト最上段にひとっ飛びしてしまう高い身体能力は空中戦を見慣れているメヒコのファンでも目を丸めて驚くでしょう。
おそらく棚橋弘至や中邑真輔、後藤洋央紀とは違い、コアなファン以外からの認知度はまだまだ低いでしょう。
でもそれがかえって、予備知識のないメヒコのファンがどういう反応を示すのかという楽しみを増やしてくれます。
そうそう、今夏のG1に参戦したルーシュも「矢野通、タマトンガはメキシコで成功するんじゃないか」と語っていたそうですから。
〈激動の一週間/プロレスカメラマン 大川 昇のブログ〉

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CMLL79周年アニベルサリオ ルーシュvsテリブレ カベジェラ戦 プーマ・キングvsレイ・コメタ マスカラ戦

CMLL年間最大のビッグショー「アニベルサリオ」が9月14日(金)に行われました。
もちろん現地で観戦した訳でも動画を観た訳でもありませんので、結果をざっくりと。

■ 第1試合
○マルセラ&ゴジャ・コング&ダリス・ラ・カリベーニャvsアマポーラ&プリンセサ・ブランカ&ティファニー×

■ 第2試合
○メフィスト&エフェスト&ニエブラ・ロハvsバリエンテ&ストゥーカJr.&デルタ×

■ 第3試合
○ラ・ソンブラ&アンヘル・デ・オロ&ティタンvsタイチ&OKUMURA&ナマハゲ×

■ 第4試合 マスカラ・コントラ・マスカラ
○プーマ・キングvsレイ・コメタ×

■ 第5試合
○アトランティス&プリンス・デヴィット&ミスティコvsウルティモ・ゲレーロ&ネグロ・カサス&ドラゴン・ロホJr.×

■ 第6試合 カベジェラ・コントラ・カベジェラ
○ルーシュvsテリブレ×

プーマ・キング レイ・コメタ
プーマ・キング
レイ・コメタ
注目の1つ、第4試合のマスカラ・コントラ・マスカラはプーマ・キングが勝利。
テリブレ&レイ・ブカネロとのユニットTRTとして上の方で使ってもらっている兄タイゲル同様、プーマ・キングも今回の勝利をきっかけにステップアップなるか?
弟の方が体格はがっちりしていますし、間もなく来日するフェリーノが父で名門カサス家の一員ですから、今後に期待です。
一方、マスクを失う結果となったコメタは本名マリオ・アルベルト・ゴンサレス、29才。
ケレタロ出身のキャリア13年とアナウンスされました。
ペガソとともにAAAから移籍して来たコメタ、マスクを失って今後の身の処し方はどうするのか?
層の厚いCMLLで生き残ることが出来るのか?
ちょっと心配の方が先に・・・。

セミの第5試合はこれが今回のCMLL遠征初戦となるデヴィットが登場。
アトランティス&デヴィット&2代目ミスティコが勝利したものの3本勝負の1本目をデヴィットから奪取したロホがデヴィットの保持するNWA世界ヒストリック・ミドル級王座挑戦に名乗り。
こうなると近々、両者のタイトルマッチが組まれることは必至でしょう。
日本でのリマッチで奪還出来なかったボラドールJr.はこのタイトル戦線から1歩後退!?

ルーシュ
テリブレ
テリブレ
メインはルーシュとテリブレの遺恨決着戦のカベジェラ・コントラ・カベジェラ。
1対1のタイで迎えた3本目、ルーシュが必殺のマルティージョ・ネグロ(日本名ルーシュドライバー)で激勝、テリブレを丸坊主にしました。
ペロンになったテリブレはやっぱり怖い(笑)
ルーシュはこれでカベジェラ戦3勝無敗。
テリブレはタッグも含めて6度目のカベジェラ戦で初の屈辱を味わうこととなりました。
ルーシュはこれで一気に真のエースへとまた駆け上がったような気がします。
弟の2代目ミスティコとCMLLの看板を背負う存在にきっとなるでしょう。
テリブレの実力は誰しも認めるところではありますが、どうしても名バイプレイヤーの印象が強いです。
初代ミスティコが離脱した、エクトール・ガルサやエル・テハノJr.も出て行ったCMLLをルーシュと2代目ミスティコの兄弟の時代へ繋ぐショートストッパー的な役目をテリブレが果たしたのかもしれない。
そんなことを感じさせる79周年のアニベルサリオでした。
いやいや、テリブレもまだ36才。
これから更に化ける可能性は十分にあります。
でも、やっぱり先の来日で色々と話が出来たナイスガイ、ルーシュが勝って本当に良かったと思っています。
現在のスタイルを貫き通し、アレナ・メヒコの観客のブーイングが大声援に変わる日がいつか必ず来ると信じています。
頑張れ!ルーシュ!!


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CMLL79周年興行アニベルサリオ全カード決定!

とにもかくにも観戦記を最優先にとは思っていますが、ふく面ワールドリーグ戦の開幕戦終了時には観戦記の間に書きたいと思っていたネタは3つ。
そのうちウニベルサルトーナメントの1週目とタイチの遠征初戦のカードについては更新しました。
残るはあと1つ!という所で書きたいネタが2つ増えました(笑)
そんなことはさておき本題に。

9月14日アレナ・メヒコで開催されるCMLL年間最大のビッグショー「アニベルサリオ」の全カードが発表されました!

79アニベルサリオ 対戦カード

先行して発表されていたカベジェラ戦とマスカラ戦に加え、ラインナップは全6試合。
いずれも左側がテクニコで右側がルードです。

■ 第1試合
マルセラ&ゴジャ・コング&ダリス・ラ・カリベーニャvsアマポーラ&プリンセサ・ブランカ&ティファニー

■ 第2試合
バリエンテ&ストゥーカJr.&デルタvsメフィスト&エフェスト&ニエブラ・ロハ

■ 第3試合
ラ・ソンブラ&アンヘル・デ・オロ&ティタンvsタイチ&OKUMURA&ナマハゲ

■ 第4試合 マスカラ・コントラ・マスカラ
レイ・コメタvsプーマ・キング

■ 第5試合
アトランティス&プリンス・デヴィット&ミスティコvsウルティモ・ゲレーロ&ネグロ・カサス&ドラゴン・ロホJr.

■ 第6試合 カベジェラ・コントラ・カベジェラ
ルーシュvsテリブレ


新日本プロレスから遠征のプリンス・デヴィットとタイチの名も入りました。
デヴィットはセミでアトランティス&ミスティコと組み、ゲレーロ&カサス&ロホJr.と対戦。
2代目ミスティコとの遭遇は楽しみですが、対戦相手は強力です。
保持しているNWAヒストリック・ミドル級の有力な挑戦者候補だと思っていた前王者、ボラドールJr.は対戦相手に含まれていません。
CMLLは今回のデヴィットの遠征に別の挑戦者をぶつけるつもりなのか?
それともミステル・ニエブラと反則行為による出場停止処分が長引いているのか?
いずれにしても人気と実力を兼ね備えたボラドールとニエブラの名はアニベルサリオのカードにないのが事実。

タイチはOKUMURA&ナマハゲと日本人トリオを結成、ソンブラ&オロ&ティタンと激突します。
ソンブラはこの辺りでお茶を濁す選手ではないので巻き返しに期待。
タイチの今回のターゲットは誰になるのか?

見所満載で本当に楽しみなアニベルサリオ。
「他のルチャドールとは違うスタイルで革命を起こしたいんだ」
先の来日でそう語ってくれたナイスガイのルーシュが大舞台のメインで勝利し、もう一段上のルチャドールになることに期待しています。
このアニベルサリオはルーシュにとって、後々振り返った時に重要な意味を持つ戦いになる気がしてなりません。
いよいよ開催まで1週間余り。
ひょっとすると今週金曜日の結果を受けて、若干の選手が入れ替わる可能性がある気もしますが、とにかく楽しみです!!








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7・29 新日本プロレス Last Rebellion 第7試合 デヴィットvsボラドール NWA世界ヒストリック・ミドル級王座戦

ボラドールJr.
ボラドールJr.
プリンス・デヴィット
プリンス・デヴィット ボラドールJr.
プリンス・デヴィット ボラドールJr.
ボラドールJr. プリンス・デヴィット
ボラドールJr. プリンス・デヴィット
ボラドールJr. プリンス・デヴィット
プリンス・デヴィット ボラドールJr.
プリンス・デヴィット ボラドールJr.
ボラドールJr. プリンス・デヴィット
ボラドールJr. プリンス・デヴィット
プリンス・デヴィット ボラドールJr.
プリンス・デヴィット
プリンス・デヴィット ボラドールJr.
プリンス・デヴィット ボラドールJr.
ボラドールJr.
ボラドールJr.にとって3月30日“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコでプリンス・デヴィットに奪われたタイトルを4ヶ月ぶりに奪還するレバンチャの機会が到来。
後楽園ホールへと向かう電車の中で様々なことを考えていました。
メキシコでも激しくやり合ったボラドールとデヴィット。
内容でも十二分に観客を魅了した上でボラドールがベルトをメキシコに持ち帰り。
これを信じて疑っていませんでした。
更に脳裏には3年前の出来事が。
2009年、半ば諦めていた“神の子”ミスティコが最高の好敵手アベルノを伴って初来日。
現在まで続く新日本プロレスとCMLLの関係の本格的な始まりは母国メキシコでは国民的英雄のスペル・エストレージャに用意された舞台は1・4東京ドームの第1試合でした。
あれから3年半という月日が流れ、この間、メフィストやウルティモ・ゲレーロ、マスカラ・ドラダ、バリエンテ、ラ・ソンブラと続々とトップルチャドールが新日マットに登場。
そしてこれも夢の1つだったCMLLからルチャドールが大挙来日してFANTASTICA MANIAが2年連続で開催。
昨年のミスティコvsアベルノの名勝負に今年のソンブラvsボラドールが続き、大会自体は昨年よりは全体的に良い雰囲気に包まれていました。
ドラダが連続参戦した昨年に比べると今年の上半期はルチャドールの来日は少し減りましたが、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに参戦したアンヘル・デ・オロが初来日、続くKIZUNA ROADには2年連続でFANTASTICA MANIAの前半をあたためたマキシモが参戦。
2人とも与えられた仕事をきっちりこなし、各地のファンにもあたたかく迎えられていました。
G1参戦選手の顔見せ的色合いの濃い特別興行ながら、FANTASTICA MANIAではない新日本プロレスの純然たる興行のメインに遂にCMLLのルチャドールが登場する。
そんなことを考えると実に感慨深いものでした。

改めて、この試合のテレビ中継を観るとさほど悪い試合とも思えないのですが、当日の後楽園ホールの雰囲気は前の試合のロウ・キーvs飯伏幸太のIWGPジュニア戦の爆発に完全に食われた印象。
試合内容で魅了した上でベルト奪取、このどちらも叶わなかったことに呆然とし、2009年8月と11月の2度行われたミスティコvs4代目タイガーマスクのなんとも消化不良の内容を思い出し、彼らルチャドールは本当はもっと凄いのに何故、日本ではその実力を全開に出来ないことが多いのかと久しぶりに悔しい思いをしました。

メキシコのタイトルマッチはもちろん3本勝負。
通常の試合よりもじっくりと間を取り、勝負を決する3本目に向けて徐々に徐々に観客を惹き付けていく展開。
単発の試合となった今回のボラドールが日本とメキシコのギャップに対応出来なかった。

最近、観客動員が好調の新日、早めにチケットを買った新日ファンが多く、ルチャファンはチケットが取れなかったのか、ボラドールへの声援が想像していたよりも少なくボラドールが乗れなかった。

ボラドールが序盤に放ったトペ・スイシーダ、あれが難易度の高い観客を驚かせる空中弾だったならば観客のハートを掴み、声援を受け、もっと違う展開になったのかも。
ただ、ボラドールは難易度の高さで魅せるタイプではなく、醸し出す雰囲気や1つ1つの技の完成度、華麗さが真骨頂のルチャドール。

1つ前の試合が爆発し、大会を締める責任感からデヴィットが少し慎重になった。

色々と考えてみましたが、今ひとつ盛り上がりに欠けた本当の理由はわかりません。
フィニッシュとなったコーナー最上段のデヴィットに2度目のスパニッシュフライか雪崩式フランケンシュタイナーを狙ったボラドールが切り返されて雪崩式ブラディサンデーで敗北。
あくまでも個人的な印象ですけど、ここで終わるのがメキシコのスタイル。
ここをキックアウトして、もう1度観客の目をぐぐっと惹き付ける攻防が続き、フィニッシュに至るのがハポンのスタイルなのかなぁという気がしました。
FANTASTICA MANIAのソンブラ戦ではボラドールもこれに対応していたのですが・・・。

注目のボラドールのマスクとコスチュームは最近、本人のお気に入り(?)のキャプテン・アメリカ仕様でした。
まさかニュージャパンに同じコンセプトのレスラーがいて第1試合に登場するとはボラドールも思っていなかったでしょうね(笑)
同じことをメキシコでもしていましたが、途中でコスチュームと一体となったオーバーマスクを脱ぐとは思っていなかったのでびっくりしました。

もっともっと高い次元のファイトが出来る2人だと思います。
また再びの激突に期待!
その時にはきっと今回の鬱憤、悔しさがかえってプラスになるでしょう。
時に今回のような悔しさを味わうことがあるからこそ、余計にルチャリブレとルチャドールに夢中になってしまうのかもしれません。
さあ!次のCMLLからの刺客は誰だ!?

第6試合 60分1本勝負
ダブルメインイベントII CMLL認定NWA世界ヒストリック・ミドル級選手権試合
〈第4代王者〉○プリンス・デヴィット(13分05秒 雪崩式ブラディサンデー→エビ固め)ボラドールJr.×〈挑戦者〉
※デヴィットが2度目の防衛に成功
〈大会結果詳細/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉
〈試合速報/スポーツナビ〉



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“黄金天使”スーパージュニア全公式戦終了

タイチ、外道、獣神サンダー・ライガー、PACと開幕から4連勝し、これはもしや!?と思わせたアンヘル・デ・オロ。
残念ながら、その後はプリンス・デヴィット、BUSHI、ロッキー・ロメロに敗れ、昨日の栃木県総合文化センターサブホールでKUSHIDAにも敗れ、4勝4敗の5分の星で全公式戦を終了、予選リーグ敗退が決まりました。
そりゃ〜まぁ、そんなに“世界最高峰”と称される新日ジュニアは甘くないですね。
でもオロが勝利した選手を見れば、これは本当に凄いことで、負けてはしまった対戦相手もオロに対して最大級の賛辞を試合後のコメントに残しています。
ちょっとまとめてみました。

【5月27日 東京・後楽園ホール タイチ】
負けたか?どっちだ?どっちでもいい。なんでもいい。俺はアイツの素顔が男前なんだよ、それを見せてやろうと思っただけじゃねぇか。ブーブーブーブー言いやがって。本当は見たいんだろ?アイツの素顔。アイツかっこいいぞ。何人も彼女いたよ。紹介してもらったよ、1人。そんなことはいい。明日は誰だっけ?
あまり本音はコメントしないと思われるタイチ。
しかし、この日の試合後Twitterでこんなつぶやきを。
アンヘルデオロ、あのヤローいつの間にあんなに実力つけやがって…。俺がメキシコに行ってた時はただの若手で俺と試合出来るレベルじゃなかったのにな…。アイツもしかしたらソンブラやボラドールより凄くなるかもな。いや、なると思う。
上から目線は崩さずもボラドールJr.、ラ・ソンブラを超え得る素材であることを認める。


【5月30日 長野・信州スカイパーク体育館 外道】
クソヤロー! だからメキシコ人は嫌いなんだ! 俺の一番嫌いな人種、教えてやろうか? メキシコ人だ、コノヤロー! 賞金の回収は、まだ諦めてねぇぞ。
邪道&外道のメキシコ嫌いは有名。
宿泊先で銃を向けられ、命の危機さえ感じた経験もあるので仕方なし。


【5月31日 福井・ニューサンピア敦賀 獣神サンダー・ライガー】
自分自身は動いてるつもりなんだ、体は。メキシカンに対応できてるはずなんだ。なぜ勝てないか、わからない。初戦、2戦目、そして今日3戦目。なぜ負けるのか。なぜ勝てないのか。わからん。体は動いてる。息だって上がっちゃいないよ。俺はチャレンジャーだ。チャンピオンでもなんでもない。挑戦し続けなきゃいけない身なんだよ。だから諦めない。3連敗しようが、どうしようが、勝ち方がわからない。それでも諦めない。チャレンジャーだから。チャレンジャーが、挑戦することを忘れたら、何も残らない。だから俺は挑戦し続ける。それだけだ。
直接、オロについてはコメントしていませんが、どこかに不調がある訳ではないライガーに勝利したことの裏付けに。


【6月1日 和歌山・岩出市立市民総合体育館 PAC】
力と力、拳と拳の『BEST OF THE SUPER Jr.』、俺はアンヘル・デ・オロと闘って、負けてしまったが、恥じてはいない。彼はいいファイターで、とてもいい競争相手だった。だが、これから俺は、自分自身を駆り立てて、またもう1回やっていく。俺はこの次の試合に集中していく。まだ終わりではない。アリガトウゴザイマス。
今年のスーパージュニアで1番注目されていたガイジン、PACは素直に負けを認めるコメント。


【6月3日 兵庫・明石市立産業交流センター プリンス・デヴィット】
アンヘル・デ・オロは嵐のような男だった。この試合で見てわかった通り、彼は素晴らしいレスラーで、もしかしたら、この『BEST OF THE SUPER Jr.』のトーナメントの中で、最高のレスラーかもしれない。CMLLがアンヘル・デ・オロを新日本のリングに送ったことは、とても賢明な策だったと思う。オロが参戦したことで、このトーナメントもより高いレベルになり、よりベストなトーナメントになった。新日本プロレスの『BEST OF THE SUPER Jr.』は、この業界で最高のトーナメントだと思う。新日本プロレスだろうが、K-DOJOだろうが、DRAGON GATEだろうが、どこの団体のヤツも参戦したがるトーナメントだ。その中で、CMLLがオロを送ってきたことは、本当にスゴいと思う。また、新日本もメキシコに選手を参戦させる関係を、今後も続けていきたいと思う。
今年、CMLL遠征を果たした新日ジュニアのエースからとびっきりの賞賛コメントをもらいました。
デヴィットとオロの試合はこの1度だけでなく、今後も日墨で実現してもらいたい好カード。


【6月5日 埼玉・春日部コンベンションホール BUSHI】
アンヘル・デ・オロ! 三つ頂いたぜ! この『BEST OF THE SUPER Jr.』に出る前、そう、メキシコに渡って、メキシコに行きたかったのは、やはりアンヘル・デ・オロ、ヤツがアレナメヒコのメイン張ってるところを見に行ったんだよ。やはり研究しててよかったといま改めて思う。スゲーいい選手! 素晴らしい! ただ、その素晴らしいアンヘル・デ・オロから三つ獲ったのは、俺だから。
スーパージュニア前の渡墨の目的はオロ対策だったのか!
ルチャが出来て同じマスクマンのBUSHIとの対戦が新日ジュニアの名物になるといいですね!!


【6月6日 東京・後楽園ホール ロッキー・ロメロ】
今日は良い例を示してやった。最後のフィニッシングムーブを見ただろう?あの技は“フォーリン・デビル”だ。今日の対戦相手、アンヘル・デ・オロはとても素晴らしい選手だ。メキシコでずいぶんトレーニングを積んだことがわかる。でも世界で一番なのは俺だ。
コメントの締めはやっぱり「フォーエバー!エバー!エバー!」でしたが、ちゃんとオロを認める発言もしてくれていて良かったです。
ロッキーもCMLLマット経験者。
オロの新日マット定着にはロッキーのような海千山千の試合巧者から学ぶことが多いはず。


【6月7日 栃木・栃木県総合文化センターサブホール KUSHIDA】
今日楽しかったッス。グラシアス・アミーゴ、アンヘル・デ・オロ!シー、ビニート。
コメントの前半は決勝トーナメント進出に向け、なんとか踏みとどまった喜びのコメントでした。
もう少し、3年越しの「地球規模の運命的な巡り合せ」について語って欲しかったと思っていたところ、Twitterで改めて試合の感想を。
栃木大会、対戦相手のアンヘルデオロとは3年越しのストーリー(新日携帯サイトコラム参照)。今日の試合を経て、友情が芽生え、ついでにアラスデオロの免許皆伝を許された。そして近い将来アレナメヒコでの再会誓いました。ストーリーを紡いでいく作業。友情とは成長の遅い植物である byキン肉マン
BUSHIと並んで今後オロの良いライバルになりそう。
ツイートにもあるように日墨を股にかけ、組んで良し、戦っても良しのライバルストーリーが紡がれることを願います。
そう遠くないうちにどちらかが保持するタイトルを賭けての激突も見てみたい。

アンヘル・デ・オロ
対戦相手からの好評価を得て、行く先々で日本のファンから声援を受けたオロ。
素顔はとってもグアポで真面目な好青年であることが、開幕戦の内藤哲也の解説や“ルチャ伝道師”大川昇カメラマンのブログなどなどから伝わって来ますし、再びハポンにやって来たい!と思ってくれているようです。
6月10日(日)の後楽園ホールの最終戦が残っていますが、こちらは決勝トーナメント進出ならなかった選手達とのスペシャルマッチに登場でしょう。
今回のスーパージュニア参戦はオロにとっては今までに経験したことのない遠い異国の地でのマノ・ア・マノの連戦。
激しい戦いが続く公式戦の全日程を怪我なく完走し、ホッと一安心。
正直に書くと、CMLLではボラドールJr.がいてラ・ソンブラ、ラ・マスカラ、マスカラ・ドラダがいてルーシュと並ぶようなポジション。
近未来のエース候補の1人に間違いないけれど“世界最高峰”の新日ジュニアで果たしてどこまでやれるだろうか?という心配もありました。
昨年のFANTASTICA MANIAのマスカラのようなこともありますし、慣れないリングコンディションなど、実際に来日して試合をしてみないことにはわからない部分もあります。
しかし、観戦した開幕戦でミスは1つもなく、そういった不安を払拭してくれましたし、他の試合もファンの声援を追い風に好勝負を展開してくれたようです。
「ハポンのファンがこんなに応援してくれると思わなかった」と感激しているような素振りは開幕戦でも所々で伝わってきました。
早ければ年内、遅くても来年も開催されるであろうFANTASTICA MANIAでオロの再来日が実現するといいですね!
いや、きっと再来日はある!!

スーパージュニアの期間中、連日の試合結果が気になり、オロの勝敗に一喜一憂。
実に楽しい2週間でした。
Por favor, venir a Japon otra vez! Angel de Oro


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BEST OF THE SUPER Jr. XIX開幕戦 第9試合 デヴィットvsKUSHIDA

KUSHIDA
KUSHIDA
プリンス・デヴィット
プリンス・デヴィット
プリンス・デヴィット KUSHIDA
プリンス・デヴィット KUSHIDA
プリンス・デヴィット KUSHIDA
KUSHIDA プリンス・デヴィット
プリンス・デヴィット KUSHIDA
プリンス・デヴィット KUSHIDA
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KUSHIDA プリンス・デヴィット
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KUSHIDA プリンス・デヴィット
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KUSHIDA
KUSHIDA プリンス・デヴィット
最初に書いてしまいますが、この試合は素晴らしかった!!
後で「これが2012年のスーパージュニアの決勝戦だ」と言われて映像を見ても何も違和感のないレベル。
新日所属同士の開幕戦のメインは本当に素晴らしかったです。
“世界最高峰の新日ジュニア”らしい序盤はじっくりとしたグラウンドの展開。
そこから徐々に徐々にギアはシフトアップされ、スピーディーかつ立体的な攻防が繰り広げられる。
中盤にKUSHIDAが放った技はオフィシャルWEBサイトでは「変型エメラルドフロウジョン」と表記されていますが、私には掟破りのリバースブラディサンデーに見えました。
“掟破りの”というフレーズは昭和からのプロレス野郎には常套句です(笑)
終盤の大技のラリーは圧巻!
どちらが勝ってもおかしくない攻防でしたが、最後は粘りに粘ったKUSHIDAがミッドナイトエクスプレスを完璧に決め、デヴィットからスリーカウント奪取!!
プリンス・デヴィット、田口隆祐の2強が牽引してきた新日ジュニアにもう1人、最高峰のIWGPジュニアのベルトをいつでも戴冠出来る選手が現れた瞬間を目撃出来た気がします。
1つの目標であったであろうデヴィット撃破を開幕戦で成し遂げ、喜びを爆発させたKUSHIDA。
この日、白を基調にしたニューコスチュームで登場したデヴィットとがっちり握手を交わし、爽やかなエンディング。
激闘、熱闘続きの開幕戦、やっぱり今年も素晴らしかった新日本プロレスのスーパージュニア!!

第9試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Aブロック公式戦
○KUSHIDA(12分56秒 ミッドナイトエクスプレス→片エビ固め)プリンス・デヴィット×
〈大会結果詳細/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉
〈試合速報/スポーツナビ〉




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ボラドールvsデヴィット NWA世界ヒストリック・ミドル級タイトルマッチ動画

ボラドールJr. プリンス・デヴィットようやく待ちに待ったボラドールJr.とプリンス・デヴィットのNWA世界ヒストリック・ミドル級タイトルマッチの動画がアップされました!
決戦の舞台は3月30日(金)、もちろん“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコ!!
セコンドはボラドール側がメフィスト、デヴィット側にはラ・マスカラが付いています。



デヴィットがメキシコ入りしてから6人タッグの2戦で激しい火花を散らした両者。
タイトルマッチもさぞや激しいものになるかと思いきや、これがメヒコの格式あるカンペオナートの闘い。
前哨戦では噛み付きまで繰り出したボラドールもクリーンファイトに終始しました。
デヴィットがテクニコ、ボラドールがルードではありますが、ここはやはりメヒコvsアイルランド、ボラドールには大声援が飛び、デヴィットには大ブーイングが飛びます。
試合中は耳に入りませんでしたが、ベルトを奪取したデヴィットに若いお嬢さん達から黄色い声援が浴びせられていましたね。
すっかりメヒコでも女性ファンのハートを掴んでしまったようです。

3本目の終盤、コーナー最上段での攻防はFANTASTICA MANIA2012でボラドールがラ・ソンブラの保持していたNWA世界ヒストリック・ウェルター級に挑んだタイトルマッチのクライマックスシーンを思い起こさせるかのような展開でした。
また、今回のタイトルマッチは厳かな雰囲気で行われましたが、前哨戦でのボラドールの激しい闘いぶりは“世界最高峰”の新日ジュニアに十二分に対応出来ると確信させるものでした。
デヴィットと手が合うのかもしれません。

CMLLで勃発した抗争を新日マットでも是非見たい!!
最近はカードの出し惜しみなど一切ない新日本プロレス。
そして昨年、マスカラ・ドラダが何度も何度も来日したように「良い」と思った選手はとことん使って新日スタイルに馴染ませ、より好ファイトを引き出す傾向にあると思います。

ということで・・・
ボラドールJr.のBEST OF THE SUPER Jr. XIX参戦希望!!
いや!熱望!!!
でも、これはあくまでも個人的な想いですのであしからず(笑)


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Prince Devitt en Mexico

プリンス・デヴィット4月1日(日)のアレナ・コリセオ出場を最後に初のCMLL遠征を終えたプリンス・デヴィット。
3月30日(金)にはボラドールJr.からNWA世界ヒストリック・ミドル級王座を見事に奪取!
メキシコでのデヴィットの試合動画がアップされ始めています。

まずは足の負傷により予定から1週間遅れとなったメキシコデビュー戦、3月23日(金)のアレナ・メヒコ。
対戦カードはマルコ・コルレオーネ&プリンス・デヴィット&ルーシュvsウルティモ・ゲレーロ&ボラドールJr.&メフィスト。



想像以上に熱いファイトが展開されていました。
特にボラドールはIWGPJr.ヘビー級王者デヴィットを意識しまくり!
まずは背後からのミサイルキックで先制!!
激しく襲いかかったかと思えば、場外にエスケープして賺しておいて、ロープに走るデヴィットの足を掬う!!
初めての絡みでデヴィットもボラドールもヒートアップ!!
言葉の問題があるからでしょうけど、デヴィットが日本でマイクアピールというのは記憶にありませんが・・・。
そしてボラドールのこんな激昂したマイクアピールも初めて見た気がします。
「ここは俺の縄張りだ!」「IWGPジュニア王者がなんだ!?」というボラドールの激情の炎がデヴィットに引火したかのような印象です。

続いての動画は3月25日(日)のアレナ・コリセオ。
カードはプリンス・デヴィット&マスカラ・ドラダ&ショッケルvsウルティモ・ゲレーロ&ボラドールJr.&アベルノ。



久しく来日していないショッケル(ショッカー)を除けば、他は皆、ここ数年で新日本プロレスに参戦し、日本のファンにもお馴染みのルチャドールばかり。
特にルード側は強烈な布陣!
入場するなり他には目もくれず、デヴィットへと襲いかかるボラドール!
噛み付きや固定式の椅子を利用した攻撃まで繰り出しました。
後半はマスク剥ぎに出たショッケルとゲレーロが熱い火花を散らしましたが、それでもデヴィットとボラドールの抗争も激化!!

3本目は3月27日(火)のアレナ・メヒコ。
カードはプリンス・デヴィット&ラ・ソンブラ&マキシモvsウルティモ・ゲレーロ&レイ・ブカネロ&レイ・エスコルピオン。



えらい殺伐とした2本を観た後だったので、最初にマキシモのモヒカン付きフードを観て心が和みました(笑)
ボラドールがいないだけでじっくりとした試合展開になっています。
完全に気のせいですが、リングまで広くなったかのような錯覚に襲われるのが不思議です。
けれど逆に言うと、いつものCMLLのリング上のリズムに何の違和感もなく溶け込んでいるデヴィットはやっぱり凄いと思うのです。
また、メキシコ入りしてから3戦の全て対角コーナーにいたゲレーロのことを「100% Respect for Ultimo Guerrero. Top Class.」とデヴィットがTwitterに書いていたのを発見して嬉しく思いました。

コーナーに控えるデヴィットがアップになった場面では前のコリセオの試合で左耳の辺りをボラドールに噛み付かれ負った傷が確認出来ました。
さぁ!早くボラドールとデヴィットのNWA世界ヒストリック・ミドル級王座戦が観たい!!


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デビュー戦/'07年3月17日
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