マキアベロ

トルネオ・デ・ラ・グラン・アルテルナィバ2018

今年もトップ選手と中堅、若手が組むタッグトーナメントのトルネオ・デ・ラ・グラン・アルテルナィバが開催されています。
マヒア・ブランカ選手の優勝に終わったコパ・ヌエボス・バローレスに続き、次のスペル・エストレージャ候補にスポットライトを当てるグラン・アルテルナィバは5月4日に予選1週目、11日に予選2週目、18日に決勝戦と3週にわたってアレナ・メヒコ金曜定期戦で行われるスケジュール。

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予選1週目の参加はテクニコ、ルード各4チームの計8チーム。

⚫︎アトランティス選手&マヒア・ブランカ選手
⚫︎ボラドールJr.選手&フライエル選手
⚫︎ミスティコ選手&エレクトリコ選手
⚫︎アンヘル・デ・オロ選手&ロビン選手
⚫︎テリブレ選手&イホ・デル・シグノ選手
⚫︎メフィスト選手&ジャゴ選手
⚫︎エフェスト選手&マキアベロ選手
⚫︎エチセロ選手&エスパントJr.選手

グラン・アルテルナティバ予選1週目は1時間26分頃から

組合せを決めるバトルロイヤルではオーバー・ザ・トップ・ロープで失格となるルールをうっかり忘れたロビン選手がノー・タッチ・トペ・コン・ヒーロを放ち、あえなく失格した珍場面がありました。

1回戦第1試合は両チームの4人ともがグラン・アルテルナティバ用のタッグパートナーとのコラボやハーフのマスクで登場したエチセロ選手&エスパントJr.選手vsミスティコ選手&エレクトリコ選手。
普段は絡みのないミスティコ選手とエスパント選手が何故かヒートアップ。
ミスティコ選手が必殺のラ・ミスティカでエチセロ選手を仕留めた直後、勝利よりもインパクトを残すことを決断したのか、エスパント選手がミスティコ選手に急所蹴りを見舞い、さらにはマスクを剥ぎ取る暴挙に出て反則負け。
1回戦第2試合は左右反対の金と緑のハーフマスクのアンヘル・デ・オロ選手&ロビン選手vs普段と変わらぬデザインのマスクで登場したメフィスト選手&ジャゴ選手。
メフィスト選手とジャゴ選手の2人のチームは一昨年もこのグラン・アルテルナティバにエントリーしています。
メフィスト選手の必殺技であるデビルス・ウイングスをメフィスト選手とジャゴ選手が同時に決めて3カウント奪取。
わりとあっさり決着してしまった印象。
1回戦第3試合はコパ・ヌエボス・バローレス優勝のマヒア・ブランカ選手&アトランティス選手vsエフェスト選手&マキアベロ選手。
マヒア・ブランカ選手はマスクとロングタイツの右半分をアトランティス選手のイメージカラーの白と青にしてきました。
マキアベロ選手はエフェスト選手とのコラボマスクを被りましたが、もともとがエフェスト選手もマキアベロ選手も模様が多いデザインで、この2つを組合わせるとかなりごちゃごちゃしてしまった感じです。
アトランティス選手とマヒア・ブランカ選手が同時に丸め込みで勝利。
マヒア・ブランカ選手がベテランのエフェスト選手から3カウントを奪った辺りにヌエボス・バローレス制覇の勢いを感じさせました。
1回戦第4試合はおじと甥の関係にあたるボラドールJr.選手&フライエル選手vsテリブレ選手&イホ・デル・シグノ選手。
ボラドール選手とフライエル選手は左右反対のそれぞれのデザインのハーフマスクを着用。
口の部分は脱着式です。
昨年末にマスクを失い素顔になったシグノ選手はマスクを失った時よりもグッと精悍な顔つきになったように感じます。
ボラドール選手がテリブレ選手にバック・クラッカーを見舞い、ボラドール選手を踏み台にフライエル選手がコーナーのシグノ選手へ串刺しドロップ・キック。
2人同時に3カウントを奪取し、予選1週目唯一の血縁関係のあるチームの好連携を見せつけました。

2回戦第1試合はミスティコ選手&エレクトリコ選手vsメフィスト選手&ジャゴ選手。
1回戦でエスパント選手にマスクを奪われ通常のマスク着用のミスティコ選手は2回戦でも荒ぶり、ジャゴ選手の入場を急襲。
メフィスト選手がミスティコ選手をジャベで仕留めた後、エレクトリコ選手が隙をついた丸め込みでメフィスト選手から3カウント。
しかし、ジャゴ選手がダブル・チキン・ウイングでエレクトリコ選手を持ち上げ膝から叩きつけてピンフォール勝ち。
2回戦第2試合はアトランティス選手&マヒア・ブランカ選手vsボラドールJr.選手&フライエル選手の有力チーム同士の激突。
ボラドール選手はマスクは被らず、キャップを斜めに被り、最近多用しているサスペンダー姿で入場。
序盤に誤爆が目立ったボラドール選手とフライエル選手ですが、ボラドール選手がマヒア・ブランカ選手にカナディアン・デストロイヤー、フライエル選手はアトランティス選手に丸め込みで勝利しました。

予選1週目の決勝はボラドールJr.選手&フライエル選手vsメフィスト選手&ジャゴ選手の対決。
ボラドール選手がジャゴ選手にコーナー最上段からのフランケンシュタイナーで3カウント。
しかし、ボラドール選手がメフィスト選手にコーナー最上段からデビルス・ウイングスで敗退。
勝負はメフィスト選手とフライエル選手となり、これまたコーナー最上段からのスパニッシュ・フライでフライエル選手が実力者メフィスト選手から勝利して、翌々週の18日に行われる決勝戦へ駒を進めました。

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ボラドール選手&フライエル選手と決勝戦で闘うのはどのチームになるのか?
11にちのアレナ・メヒコ金曜定期戦で行われる予選2週目は1週目と同じテクニコ4チーム、ルード4チームの計8チームが参加します。

⚫︎カリスティコ選手&スタルJr.選手
⚫︎クラネオ選手&アウダス選手
⚫︎ニエブラ・ロハ選手&アストラル選手
⚫︎バリエンテ選手&プリンシペ・ディアマンテ選手
⚫︎ウルティモ・ゲレーロ選手&テンプラリオ選手
⚫︎バルバロ・カベルナリオ選手&コジョーテ選手
⚫︎エウフォリア&アクマ選手
⚫︎マスカラ・アニョ・ドスミル選手&ウニベルソ・ドスミルJr.選手

当初発表されたドラゴン・リー選手が不参加となり、アウダス選手のパートナーはロス・インゴベルナブレスとの抗争でテクニコに転向したクラネオ選手が代打出場することになりました。
カリスティコ選手とスタル選手、ウルティモ・ゲレーロ選手とテンプラリオ選手の師弟コンビが有力かと思います。
奇しくもグラン・アルテルナティバ最多優勝はカリスティコ選手とウルティモ・ゲレーロ選手の3回。
カリスティコ選手は自身が若手時代の2004年にエル・イホ・デル・サント選手、トップ選手となってからは2007年にラ・ソンブラ選手、昨年はソベラノJr.選手と優勝しています。(2004年と2007年は初代ミスティコ時代)
ウルティモ・ゲレーロ選手は若手時代の1999年にブルー・パンテル選手、トップ選手になってからは2008年にドラゴン・ロホJr.、2011年にレイ・エスコルピオン選手と優勝。
先日亡くなられたウニベルソ・ドスミル選手の弔いに兄マスカラ・アニョ・ドスミル選手と息子ウニベルソ・ドスミルJr.選手の奮闘にも期待します。
1週目を勝ち上がったボラドール選手とフライエル選手のチームと同じ、2週目の参加チーム中唯一の血縁関係のあるチーム。

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個人的には浮上のチャンスが訪れたかつてのソベラノJr.選手のパレハ、スタル選手が神の子と決勝戦の舞台に上がることを願っています。




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コパ・ヌエボス・バローレス予選2週目

次世代のスペル・エストレージャ候補を発掘するコパ・ヌエボス・バローレスの予選2週目が4月10日のアレナ・メヒコ火曜定期戦で行われました。
出場ルチャドールはマヒア・ブランカ選手、コジョーテ選手、フガス選手、プリンシペ・ディアマンテ選手、マキアベロ選手、レイコ選手、プリンシペ・ダニエル選手、プリンシペ・オディンJr.選手の8人。


コパ・ヌエボス・バローレス予選2週目は45分頃から

CMLLのトルネオではお馴染みの試合順を決めるバトルロイヤルにより、1回戦の組合せはマヒア・ブランカ選手vsレイコ選手、コジョーテ選手vsフガス選手、プリンシペ・ディアマンテ選手vsマキアベロ選手、プリンシペ・ダニエル選手vsプリンシペ・オディンJr.選手と決定。

1回戦第1試合はウルティモ・ゲレーロ・ジム門下生で今年ドラゴンゲートに初来日したバンディード選手のいとこであるマヒア・ブランカ選手がコーナーでレイコ選手を担いだ状態から叩き落す変形のみちのくドライバーで3カウント奪取。
敗れてしまったグアダラハラを主戦場とするレイコ選手はアンコ体型ながら空中戦を得意とする、どこかストゥーカJr.選手を彷彿とさせるルチャドールでした。
1回戦第2試合はCMLLで多いネコ科キャラクターのコジョーテ選手が流れ星をモチーフとするフガス選手にジャベで勝利。
1回戦第3試合はミニのカテゴリー出身のプリンシペ・ディアマンテ選手が「策士」や「権謀家」を意味するマキアベロ選手にカベルナリアで勝利。
1回戦第4試合はバルバロ・カベルナリオ選手の3才下の弟プリンシペ・ダニエル選手がアルティジェロから一族由縁のキャラクターにチェンジしたプリンシペ・オディンJr.選手の一瞬の隙をつき丸め込みで勝利。

2回戦第1試合はマヒア・ブランカ選手が1回戦と同じくコーナーからの変形みちのくドライバーでコジョーテ選手から3カウント。
敗れてしまいましたが、コジョーテ選手のトップロープとセカンドロープの間を潜り抜けて場外のマヒア・ブランカ選手に向けて放ったトルニージョは独創的で見事でした。
2回戦第2試合はプリンシペ・ディアマンテ選手がプリンシペ・ダニエル選手をフィシャーマンズスープレックスで撃破。

マヒア・ブランカ
予選2週目の決勝戦は既にアレナ・メヒコに上がっている者同士のマヒア・ブランカ選手vsプリンシペ・ディアマンテ選手。
ここでも1回戦、2回戦同様にコーナーで対戦相手を肩に担いだ状態からの変形みちのくドライバーでマヒア・ブランカ選手がプリンシペ・ディアマンテ選手から勝利。
翌週17日のアレナ・メヒコ火曜定期戦で予選1週目を勝ち上がったフライエル選手とテクニコ同士の決勝戦へ駒を進めました。
2012年から2015年まで行われていたエン・ブスカ・デ・ウン・イドロのように明確に「優勝者は翌年のファンタスティカマニアへ参戦」とは謳われてはいませんが、このコパ・ヌエボス・バローレス覇者は現在売り出し中で評価も上々のテンプラリオ選手とアウダス選手と並んで来年とは言わないものの数年の内には初来日の機会が与えられるような気がします。




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デビュー戦/'07年3月17日
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