メフィスト

ドラゴン・リー選手がメフィスト選手からCMLL世界ウェルター級王座を奪取

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3月19日のアレナ・メヒコ火曜定期戦のメインで王者メフィスト選手vs挑戦者ドラゴン・リー 選手のCMLL世界ウェルター級王座戦が行われました。
前週12日のミスティコ選手&ドラゴン・リー 選手&ディアマンテ・アスール 選手vsミステル・ニエブラ選手&メフィスト選手&レイ・ブカネロ選手でメフィスト選手から勝利したドラゴン・リー 選手が試合後のリング上での挑戦表明を受けてのもの。

CMLL世界ウェルター級王座戦は1時間50分19秒から

王者メフィスト選手のセコンドは父カオス選手、挑戦者ドラゴン・リー 選手のセコンドは兄ミスティコ選手でした。
一本目はメフィスト選手、2本目はドラゴン・リー 選手が互いに対戦相手の一瞬の隙をつく押さえ込みで取り合った後の勝負の3本目は両者ともに得意技、必殺技を繰り出しカウント2で返す白熱の展開。
メフィスト選手のコーナートップからのデビルス・ウイングスが決まった時にはこれで勝負あり、メフィスト選手の防衛かと思いましたが、これさえもカウント2で跳ね返したドラゴン・リー 選手が最後はデスヌカドーラの体勢からみちのくドライバーで叩きつけて熱戦にピリオドを打ちました。
健闘を称え合う両者に観客から大量のおひねりが降り注ぎました。

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第33代CMLL世界ウェルター級王者となったドラゴン・リー 選手はCMLL世界ライト級と合わせて二冠となりました。
なお、入場時に持参したベルトは右手の赤いベルトがMLA (Mucha Lucha Atlanta) ヘビー級、左手の黒いベルトがKOI (KING OF INDIES) のベルト。
なぜCMLL世界ライト級のベルトは持参しなかったのかは不明ですが、ローカルプロモーションのものを含めるとドラゴン・リー 選手は実に4本ものベルトを保持しています。

残念ながら敗れた前王者のメフィスト選手は2016年5月にマスカラ・ドラダ選手からタイトル奪取後、2年10ヶ月の長きにわたり王者に君臨してきましたが、14度目の防衛に失敗。
この間に退けてきた挑戦者はカリスティコ選手やネグロ・カサス選手、ミスティコ選手、ストゥーカJr.選手、ソベラノJr.選手、ティタン選手など錚々たる顔ぶれでした。

4月6日にマディソン・スクエア・ガーデンで石森太二選手のIWGPジュニアヘビー級王座挑戦が決定しているなかで負けられない闘いを制したドラゴン・リー 選手。
IWGPジュニアに最も近いルチャドールの戴冠を期待せずにはいられません。
1999年のフベントゥ・ゲレーラ選手、2009年の初代ミスティコ (現カリスティコ) 選手に続くIWGPジュニアヘビー級史上3人目のメキシコ人王者誕生なるか?
…とこれを書いていて、ちょうど10年に1人メキシコ人王者が誕生していることに気づきました。
今年は初代ミスティコ選手の戴冠からちょうど10年。
もちろん、もう1人の挑戦者バンディード選手もメキシコ人ですが。
今、ドラゴン・リー 選手の頭にはマディソンでIWGPジュニアを奪取して初防衛戦の相手に相思相愛の最高のライバル“GATITO”を指名することしかないような気がしています。
メキシコで生まれた名勝負数え唄が新たな局面で再び奏でられることを期待しています。


そして、この日もう1つ見逃せない出来事がありました。
それは第4試合に出場したカワト・サン選手の出で立ち。

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昨年2月2日にアレナ・メヒコでCMLLデビュー以来、白と赤の日の丸カラーの入場コスチュームとパンタロンで闘ってきたカワト選手が髪の毛の色と合わせたのか?青を基調としたコスチュームに一新。
青と白銀のハーフカラーの入場コスチュームにこれまでのパンタロンスタイルからロングタイツとなり足元は黒のニーパッドとレガースが剥き出しとなりました。
ロングタイツもニーパッド、レガースも文字や模様は一切なし。
日本もメキシコもコスチュームが複雑に、豪華に、派手になる一方で、こうした懐かしさを感じさせるシンプルなデザインは逆に目立つと思います。
足元がスッキリしたからか、ニーパッドとレガースの黒のせいなのか、カワト選手が得意とする蹴り技が以前よりも鮮やかに映えていたように感じました。
ここのところアレナ・メヒコ火曜定期戦のセミに出場する機会も増え、徐々にポジションを上げてきています。
大阪府池田市出身で同郷の大先輩OKUMURA選手は虫垂炎で欠場中。
孤軍奮闘する日本人ルチャドールの進化にも期待しています。




2月15日のカンペオン・ウニベルサル2019決勝戦はテリブレ選手vsニエブラ・ロハ選手

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2月8日のアレナ・メヒコ金曜定期戦のメインでタイトルホルダーのみに出場資格が与えられるトルネオ・カンペオン・ウニベルサル2019の予選2週目が行われました。
出場選手は以下の8選手。
【テクニコ】
●ボラドールJr.選手 (NWA世界ヒストリック・ウェルター級)
●ニエブラ・ロハ選手 (CMLL世界ライトヘビー級)
●ディアマンテ・アスール選手 (CMLL世界タッグ)
●ソベラノJr.選手 (ナショナル・ウェルター級)
【ルード】
●ウルティモ・ゲレーロ選手 (CMLL世界ヘビー級&CMLL世界6人タッグ)
●サンソン選手 (ナショナル6人タッグ)
●メフィスト選手 (CMLL世界ウェルター級)
●クアトレロ選手 (CMLL世界ミドル級&ナショナル6人タッグ)

トルネオ・カンペオン・ウニベルサル2019予選2週目は1時間29分23秒から

トーナメントの組み合わせを決めるバトル・ロイヤルの結果、1回戦はディアマンテ・アスール選手vsウルティモ・ゲレーロ選手、ソベラノJr.選手vsクアトレロ選手、メフィスト選手vsニエブラ・ロハ選手、ボラドールJr.選手vsサンソン選手に決定。
1回戦はウルティモ・ゲレーロ選手がプルポ・ゲレーロでディアマンテ・アスール選手に勝利。
クアトレロ選手がクアトレロ・ボム (シットダウン式BTボム) でソベラノ選手に勝利。
ロハ選手がカンパーナ・インベルティダでメフィスト選手に勝利。
ボラドール選手がウラカン・ラナでサンソン選手に勝利。
2回戦、ウルティモ・ゲレーロ選手がゲレーロ・スペシャルでクアトレロ選手に勝利。
ロハ選手がカナディアン・デストロイヤーでボラドール選手に勝利。
決勝進出者決定戦はロハ選手がカンパーナ・インベルティダでウルティモ・ゲレーロ選手から勝利し、次週15日に行われる予選1週目を勝ち上がったナショナル・ヘビー級王者テリブレ選手との決勝戦へ駒を進めました。


テリブレ選手が優勝すれば2012年以来2度目の制覇。
2009年から開催されたカンペオン・ウニベルサルを2度制覇しているのはウルティモ・ゲレーロ選手のみ。
ロハ選手は初制覇となります。

この後のCMLLは3月にビッグショー“春の大一番”オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスが控えています。
1月に20人のルチャドールを大挙して送り込んでくれたCMLL。
ファンタスティカマニアの期間中、本国メキシコではルーシュ選手とエウフォリア選手、ストゥーカJr.選手とエチセロ選手の抗争が激化しそうでしたが、どちらも現在は沈静化。
オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスのメインとなるマスカラ戦やカベジェラ戦となりそうな抗争は今のところ見当たりません。
宇宙一決定戦カンペオン・ウニベルサルを経てオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスまでどんな展開が待ち受けているのか注目です。




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トルネオ・カンペオン・ウニベルサル予選2週目

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7月7日のアレナ・メヒコ金曜定期戦のカードが発表されました。
メインは“宇宙一決定戦”トルネオ・カンペオン・ウニベルサルの予選2週目。
参加選手は以下の8人です。

●アトランティス選手 (ナショナル・ライトヘビー級)
●ウルティモ・ゲレーロ選手 (NWA世界ヒストリック・ミドル級)
●マルコ・コルレオーネ選手 (CMLL世界ヘビー級)
●メフィスト選手 (CMLL世界ウェルター級 ナショナル6人タッグ)
●ニエブラ・ロハ選手 (CMLL世界ライトヘビー級)
●ミスティコ選手 (CMLL世界6人タッグ)
●ソベラノJr.選手 (ナショナル・ウェルター級)
●エフェスト選手 (ナショナル6人タッグ)

やはり、今年は提携団体の新日本プロレスとROHからの参戦はなく、CMLL最強戦士決定戦となりました。
前週の予選1週目を勝ち上がったボラドールJr.選手と14日の決勝戦で激突するのは誰になるのか?
なんとなくではありますが、ウルティモ・ゲレーロ選手かメフィスト選手が予選2週目を勝ち上がる気がしています。
心情としてはソベラノ選手を応援していますが、現状ではまだまだここは敷居が高過ぎると感じています。
並み居る強豪との対戦経験はますますソベラノ選手の成長に拍車をかけると思います。

セミには6月30日のアレナ・メヒコ金曜定期戦で「2代目 (?) ラ・ソンブラ」を登場させたルーシュ選手&ピエロー選手のロス・インゴベルナブレスが今度はリッペル選手とのトリオでショッケル選手&テリブレ選手&バンジェリス選手と対戦。
ピエロー選手vsバンジェリス選手のカベジェラ・コントラ・カベジェラを翌週に控えるインゴベルナブレスが次に仕掛ける手はいったい何なのか?
謎の黒覆面の男「2代目ソンブラ」がカードに組み込まれるのか、発表を楽しみにしていました。
リッペル選手とのトリオが発表されたことに加え、衝撃的な登場をしたわりに入場するバンジェリス選手を襲撃したピエロー選手に加勢した後はセコンドに付くこともなく、あっさりとバックステージに消え、その後も姿を現さなかったことを考えると「2代目ソンブラ」が即インゴベルナブレス入りはなさそうな気配。
バンジェリス選手への陽動作戦要員だったのでしょうか?

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セミ前の第2試合には“他人のマスク被りたがりルチャドール”ミステリオッソJr.選手が登場。
今回の対戦相手にマスクマンはペガソ選手しかいませんが、ソベラノ選手、ゲレーロ・マヤJr.選手、フエゴ選手、ストゥーカJr.選手、ドローン選手に次ぐ6人目の犠牲者になってしまうのか要注目です。
対戦相手のマスクを剥がしては自ら被ってしまう怪行動を続けるミステリオッソ選手。
この怪行動が話題となり、ついにはソベラノ選手のマスク以外を持参して、毎週話題のルチャドールが登場するインフォルマにゲスト出演。
“マスクハンター”というよりもミステリオッソ選手の悪ふざけやイタズラに見えてしまうのは自分だけでしょうか?
前代未聞の怪行動にどこかコミカルさが感じられるのはミステリオッソ選手の陽気な性格がリング上で解放されたからではないかと思うのです。




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トルネオ・デ・ラ・グラン・アルテルナティバ2017 2週目

6月2日からアレナ・メヒコ金曜定期戦で3週にわたって開催されているトップルチャドールと中堅・若手が組むタッグトーナメント「トルネオ・デ・ラ・グラン・アルテルナティバ2017」。
予選1週目はウルティモ・ゲレーロ選手とサンソン選手のチームが勝ち上がりました。〈RESULTADOS VIERNES ARENA MEXICO: !SANSON CERCA DEL ESTRELLATO!/CMLL公式HP〉

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そして、6月9日のアレナ・メヒコ金曜定期戦の対戦カードが発表され「アルテルナティバ」予選2週目にエントリーするタッグチームも発表となりました。

●カリスティコ選手&ソベラノJr.選手
●メフィスト選手&ラシエル組
●ボラドールJr.選手&フライエル選手
●ネグロ・カサス選手&カネロ・カサス選手
●ニエブラ・ロハ選手&ドローン選手
●バリエンテ選手&アストラル選手
●アンヘル・デ・オロ選手&オロJr.選手
●ピエロー選手&アクマ選手

1週目がテクニコ、ルードともに4チームがエントリーされましたが、2週目はテクニコが5、ルードが3チームとなりました。
このうち、血縁関係があるのはボラドール選手とフライエル選手、ネグロ・カサス選手とカネロ・カサス選手の2チームでどちらもおじと甥の関係にあたります。
1週目のウルティモ・ゲレーロ選手&サンソン選手の勝ち上がりをズバリ的中させてしまったので、ちょっと調子に乗って2週目も予想してみますが、“神の子”カリスティコ選手とコパJr.制覇に続き、ナショナル・ウェルター級王座戴冠とまさに飛ぶ鳥を落とす勢いのソベラノ選手のチームが大本命だと思います。
ウルティモ・ゲレーロ選手とカリスティコ選手、サンソン選手とソベラノ選手のライバル関係もあり、決勝戦にふさわしいカードとなりそうです。
対抗はロス・ゲレーロス・ラグネロス離脱、テクニコ転向で注目を集めているニエブラ・ロハ選手と派手ないでたちと特異な技のレパートリーを持つドローン選手がバランスの良いチームだと思います。

予選1週目は普段は組むことの少ないパートナーとのハーフマスクを被って登場した選手が数人いました。
2週目もこれは続くと思われますが、カリスティコ選手とソベラノ選手がハーフやデザインをミックスしたコラボマスクで登場なんてことになったら、めちゃくちゃ欲しくなってしまいそうです。

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まさか、この2人のタッグがこんなに早く実現するとは思いませんでした。
私にとっては「夢のタッグ2017」。
「グラン・アルテルナティバ2017」を制覇すれば、ソベラノ選手のスペル・エストレージャへの道はますます加速度を増しそうです。

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア帰りのドラゴン・リー選手は「アルテルナティバ」にはエントリーされず、セミでアトランティス選手、ミスティコ選手と組み、ウルティモ・ゲレーロ選手、エウフォリア選手、グラン・ゲレーロ選手のゲレーロスと対戦します。




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タマ・トンガCMLL遠征初戦でレジェンダ・デ・アスールにエントリー

10月12日 アレナ・メヒコ 対戦カード
いよいよ今週金曜日から初めてのCMLL遠征をスタートするタマ・トンガ。
その10月12日アレナ・メヒコ金曜定期戦のカードが発表されました。
タマ・トンガはメインイベントの前に行われる第8回レジェンダ・デ・アスールに出場。
「レジェンダ・デ・アスール」は直訳すれば「青の伝説」。
これはルチャリブレの英雄の1人、ブルー・デモンの功績を称えるトーナメントで日本風に表現すれば「ブルー・デモン杯」といった感じでしょう。
ミステル・ニエブラ歴代の優勝者は2000年の第1回がブルー・パンテル、2003年の第2回がタルサン・ボーイ(トスカーノ)、2004年の第3回がウニベルソ・ドスミル、2005年の第4回がリスマルクJr.、2006年の第5回がレイ・ブカネロ、2008年の第6回がテリブレ、2011年の第7回がミステル・ニエブラと今回、これを書くにあたって調べてみたら、実は毎年開催されている訳ではないことに気付き、びっくり。
レジェンダ・デ・アスールと並ぶもう1つ、こちらはエル・サントの功績を称えるレジェンダ・デ・プラタもやはり毎年開催されている訳ではありませんでした。
話をレジェンダ・デ・アスールに戻しますが、優勝者にはブルー・デモンが象られたベルト、そしてマスクの付いた盾が贈られます。
今年の参加選手はテクニコがルーシュ、アトランティス、マルコ・コルレオーネ、ディアマンテ・アスール、ラ・ソンブラ、ショッケル、ブラソ・デ・プラタ、ディアマンテの8人。
ルードがテリブレ、ミステル・ニエブラ、ウルティモ・ゲレーロ、ミステル・アギラ、ミステリオッソJr.、エウフォリア、クラネオの7人。
これにタマ・トンガが加わり、16人でトーナメントを行いますが、対戦カードの並びから言ってもテクニコとルードの人数から言ってもどうやらタマ・トンガはルードとして戦うことになるようです。
ブリンス・デヴィットがテクニコなので陽性キャラクターのタマ・トンガもてっきりテクニコだとばかり思っていました。
ルーシュとのワイルド系イケメンタッグ結成も期待していました。
さあ、ルードとしてどんなファイトを見せてくれるのか?
意外と新たな一面を見せてくれそうな気もしますが、あまりテクニコ、ルードという立ち位置に縛られることなく、日本と同様の底抜けに明るい奔放な闘いをした方が持ち味を存分に発揮出来ると思います。
身体能力の高さはピカイチなだけにアレナ・メヒコの観客がどんな反応を示すのか、楽しみでなりません。
いくら華麗な空中戦を見慣れているメヒコのルチャファンでもコーナーポスト最上段にひとっ飛びなんてルチャドールはおそらく見たことはないはずですから。

そして!
この日のメインがまた良いじゃないですか!!
マスカラ・ドラダ&ティタン&2代目ミスティコvsアベルノ&メフィスト&エフェスト!!
バンバン飛べて未来ある若者達が海千山千のイホス・デル・アベルノに挑みます。
何をしたってなんとかしてくれる相手達ですから、細かいことは考えずにぶつかっていって欲しいです。
あぁ、遂にアレナ・メヒコ金曜定期戦にミスティコvsアベルノが形を変えて帰って来るんですね!
もちろん私にとって初代ミスティコ=シン・カラは今でも、いや永遠にスーパーヒーローであり続けるでしょうが、それでもやはりアレナ・メヒコが、そしてCMLLがあの時と同じ熱狂に再び包まれようとしていることは本当に嬉しいことです。


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2代目ミスティコ鮮烈デビュー!!

2代目ミスティコようやく大注目の2代目ミスティコのデビュー戦がYouTubeにアップされました!
新時代のミスティコ、デビューの舞台は8月3日(金)“ルチャの殿堂”アレナ・メヒコ、全6試合中の第4試合でした。
対戦カードはアンヘル・デ・オロ&バリエンテ&ミスティコvsメフィスト&エフェスト&エウフォリア。
現地、メキシコ時間の8月3日の夜は時差があるので日本では8月4日。
“マスクの先生”からメールをもらって気付いたのですが、8月4日と言えば1983年、蔵前国技館での寺西勇戦を最後に初代タイガーマスクが突如として引退を表明、姿を消した日。
初代タイガー最後の日にミスティコの2代目がデビュー、初代タイガーと初代ミスティコが2大アイドル、ヒーローの私には実に不思議な感覚でした。



以前にも書きましたが、この動画がアップされる前、デビュー直後に観客席から撮影された動画を見ました。
緊張でガチガチになってもおかしくないシチュエーションで前名ドラゴン・リーの2代目ミスティコは想像を遥かに超える鮮烈かつ華麗にデビュー。
その興奮を現在メキシコ滞在中できっとこの歴史的なデビュー戦をアレナ・メヒコで目撃したであろう“師匠”にメールしました。
翌日、返信がありましたが、ルードの方が好きな“師匠”もやはり2代目ミスティコを大絶賛。
そして最近は寂しかったアレナ・メヒコの客席が、マスカラ・コントラ・マスカラなどが行われるビッグショーでもないのに久しぶりにお客さんで埋まったと教えてくれました。
実際に動画を見てみても、あの時の熱気が戻っているように思います。
2代目ミスティコの入場や攻勢に出るシーンでは女性や子供から黄色い声援が飛び、男性ファンからはちょっとブーイング(笑)
これ完全に初代の頃と同じ熱狂空間で本当に嬉しく思いました。
圧巻は3本目、入場花道を走ってロープを駆け上がり、リング内のメフィストに何かを仕掛けようとするが、破かれたマスクで視界が悪かった為かミスして前転、立て直してメフィストを投げた後、場外のエウフォリアにスワンダイブのシューティングスターアタック敢行!!
犯したミスを帳消しにする見事な場外ダイブ、これは凄い!!

昨年の9月に新日本プロレス公式携帯サイトの「インタビューAREA」のコーナーで内藤哲也がCMLLのオススメの選手としていの一番に名前を出したのがドラゴン・リーでした。
「軽量級なんですけど、飯伏(幸太)を超える男です、これは。凄いですよ、シューティングスタープレス(の回転)で立ちますからね。彼の兄貴でルーシュというのがいるんですけど、彼もなかなかですね。こっちは完全にヘビー級なんですけど、以前、(吉橋)伸雄を丸坊主にした選手です。この兄弟には、ぜひ来て欲しいですね」
この内藤の言葉が脳裏に蘇りました。
この質問したの私ですし(笑)
つくづく2代目がドラゴン・リーで良かったと思いました。
そう簡単でないのはもちろん十分承知ですが、彼ならもしかすると初代を超えるかもしれないと思わせるデビュー戦の内容でした。

もう1つ気になったのは今回は何かと引き立て役、良い兄貴分的な振る舞いに徹していたアンヘル・デ・オロ。
今後はタッグを組む機会が増えそうです。
マスカラ・ドラダ&アンヘル・デ・オロ&2代目ミスティコのヌエボ・スカイチーム的なトリオ結成に期待してしまいますが、一方で初代ミスティコとボラドールJr.のように数年後は骨肉の構想を繰り広げていそうな予感もします。
ドラダもオロもまだまだ若いですが、更に若いスペル・エストレージャ候補の登場にうかうかしてはいられません。

そして、やっぱり気になる2代目のマスクについて。
2代目襲名会見から数々のテレビ出演などのプロモーションで被っていたのは2代目用に作られた物ではないと思いますが、このデビュー戦にはさすがにきっちりサイズの合った銀ラメ、金模様のマスクで登場しました。
初代を作っていたフーリガンやアンヘル・アステカ、ブシオ、ローリンではなく、前名のドラゴン・リーの時代からマスクを供給していた新しいメーカーの物のようです。
今のところ、トレードカラーの銀地に金模様のマスクしか見かけていませんが、こちらは初代と同じように今後は様々なカラーで見る者を楽しませてくれるでしょうね。
ゆくゆくは初代のイメージは残しつつ、2代目独自のデザインも取り入れるようになるのでしょうか?
うーむ、楽しみです!!


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2代目ミスティコのデビュー戦のカードが決定!!

2代目ミスティコがデビューする8月3日(金)のアレナ・メヒコのカードが遂に発表されました!

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■第6試合 CMLL世界タッグ選手権試合
〈王者組〉ウルティモ・ゲレーロ&ドラゴン・ロホJr.vsアトランティス&ディアマンテ・アスール〈挑戦者組〉

■第5試合
マスカラ・ドラダ&マキシモ&ショッケルvsボラドールJr.&ミステル・ニエブラ&ネグロ・カサス

■第4試合
アンヘル・デ・オロ&バリエンテ&ミスティコvsメフィスト&エフェスト&エウフォリア

■第3試合
ストゥーカJr.vsフェリーノ

■第2試合
トリトン&ディアマンテ&フエゴvsミステリオッソJr.&OKUMURA&ナマハゲ

■第1試合
スタルマン&モロトフ&ティグレ・ブランコvsアルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ&スカンダロ&ノスフェラトゥ


第4試合というポジションから新たなミスティコの物語はスタート、同じ空中戦士のオロ&バリエンテと組み、メフィスト&エフェスト&エウフォリアの仕事のデキるベテランルードと激突します。
一時は2代目ミスティコ襲名の噂もあったオロにとって、自分よりも若いドラゴン・リーが会社からプッシュされ、脚光を浴びるのは心中穏やかではないかもしれません。
同じチームながら「オレが、オレが」とライバル心を剥き出しにしたファイトになる可能性もあります。
2代目ミスティコとアンヘル・デ・オロ、数年後には初代ミスティコとボラドールJr.のようにテクニコ、ルードの立ち位置を変え、激しく火花を散らす抗争を・・・なんて妄想を今からしてしまいます。
2代目襲名会見からテレビや雑誌などのメディアに露出する時は銀ラメ生地に金ホログラムの同じマスクを被っているようですが、実際のリングデビューではどんな出で立ちで登場するのかも楽しみです。

そういえば29日(日)の新日本プロレス後楽園大会の試合後、ホールの前でルーシュと少し話す機会がありました。
「弟が2代目ミスティコとしてデビューするのにあなたは日本にいるから弟の晴れ舞台が見れないね」と言うと「そうなんだよ」と。
「弟は顔似てるの?」と聞くと「いや、弟の方がグアポ(イケメン)だよ」と言ってました。
ルーシュの謙遜なのか、弟想いの兄だからなのか、ルーシュよりもグアポかどうかはともかく、マスクから唯一覗く眼差しは初代がやんちゃ坊主の目だったのに対し、2代目はすごく優しいかわいい目をしていますね。
近年稀に見る空前絶後の大プロモーションに見事応えることが出来るのか、全く新しい2代目をデビューから追える幸福感を噛みしめつつ、あたたかく見守りたいと思います。
そして本物のスペル・エストレージャへと登り詰めた暁にはFANTASTICA MANIAなど新日本マット登場を期待しています!











この日のメインには前名メトロからキャラクターチェンジ後、トップ戦線に食い込んできているディアマンテ・アスールがアトランティスとのコンビでCMLL世界タッグ王座に挑みます。
マスクとコスチュームはメトロ時代よりもクラシカルなデザインになりましたが、このキャラチェンジは大正解、真のトップ入りなるか注目です。


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Prince Devitt en Mexico

プリンス・デヴィット4月1日(日)のアレナ・コリセオ出場を最後に初のCMLL遠征を終えたプリンス・デヴィット。
3月30日(金)にはボラドールJr.からNWA世界ヒストリック・ミドル級王座を見事に奪取!
メキシコでのデヴィットの試合動画がアップされ始めています。

まずは足の負傷により予定から1週間遅れとなったメキシコデビュー戦、3月23日(金)のアレナ・メヒコ。
対戦カードはマルコ・コルレオーネ&プリンス・デヴィット&ルーシュvsウルティモ・ゲレーロ&ボラドールJr.&メフィスト。



想像以上に熱いファイトが展開されていました。
特にボラドールはIWGPJr.ヘビー級王者デヴィットを意識しまくり!
まずは背後からのミサイルキックで先制!!
激しく襲いかかったかと思えば、場外にエスケープして賺しておいて、ロープに走るデヴィットの足を掬う!!
初めての絡みでデヴィットもボラドールもヒートアップ!!
言葉の問題があるからでしょうけど、デヴィットが日本でマイクアピールというのは記憶にありませんが・・・。
そしてボラドールのこんな激昂したマイクアピールも初めて見た気がします。
「ここは俺の縄張りだ!」「IWGPジュニア王者がなんだ!?」というボラドールの激情の炎がデヴィットに引火したかのような印象です。

続いての動画は3月25日(日)のアレナ・コリセオ。
カードはプリンス・デヴィット&マスカラ・ドラダ&ショッケルvsウルティモ・ゲレーロ&ボラドールJr.&アベルノ。



久しく来日していないショッケル(ショッカー)を除けば、他は皆、ここ数年で新日本プロレスに参戦し、日本のファンにもお馴染みのルチャドールばかり。
特にルード側は強烈な布陣!
入場するなり他には目もくれず、デヴィットへと襲いかかるボラドール!
噛み付きや固定式の椅子を利用した攻撃まで繰り出しました。
後半はマスク剥ぎに出たショッケルとゲレーロが熱い火花を散らしましたが、それでもデヴィットとボラドールの抗争も激化!!

3本目は3月27日(火)のアレナ・メヒコ。
カードはプリンス・デヴィット&ラ・ソンブラ&マキシモvsウルティモ・ゲレーロ&レイ・ブカネロ&レイ・エスコルピオン。



えらい殺伐とした2本を観た後だったので、最初にマキシモのモヒカン付きフードを観て心が和みました(笑)
ボラドールがいないだけでじっくりとした試合展開になっています。
完全に気のせいですが、リングまで広くなったかのような錯覚に襲われるのが不思議です。
けれど逆に言うと、いつものCMLLのリング上のリズムに何の違和感もなく溶け込んでいるデヴィットはやっぱり凄いと思うのです。
また、メキシコ入りしてから3戦の全て対角コーナーにいたゲレーロのことを「100% Respect for Ultimo Guerrero. Top Class.」とデヴィットがTwitterに書いていたのを発見して嬉しく思いました。

コーナーに控えるデヴィットがアップになった場面では前のコリセオの試合で左耳の辺りをボラドールに噛み付かれ負った傷が確認出来ました。
さぁ!早くボラドールとデヴィットのNWA世界ヒストリック・ミドル級王座戦が観たい!!


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まさかの結末 ブルー・パンテルvsネグロ・カサス カベジェラ戦

しばらく風邪で体調不良でした。
今年の風邪は長引くみたいですから、お気を付け下さい。

さて、まずは前回の「【Campeones de CMLL】Febrero 2012」に貼れなかった2月19日、アレナ・メヒコでのCMLL世界6人タッグタイトルマッチ、アベルノ&メフィスト&エフェストvsマルコ・コルレオーネ&ルーシュ&マキシモの試合動画から。



昨年7月にラ・ソンブラ&マスカラ・ドラダ&ラ・マカスラから奪取以来3度防衛してきたロス・イホス・デル・アベルノが4度目の防衛戦で王座陥落。
一時はそれぞれがシングルのタイトルも保持していましたが、3人ともこれで無冠となってしまいました。
第24代王者組となったコルレオーネ&ルーシュ&マキシモはこのタイトル初戴冠。
3人とも別のパートナーと組んでの戴冠もありません。
また、ルーシュはCMLL世界ライトヘビー級との二冠王となりました。
本国で更に自身のグレードを上げて再びの来日に期待!
やっぱり当たりの激しい日本のスタイルの方がルーシュには合っている気がします。


そして、もう少し早く更新したかった3月2日、アレナ・メヒコで行われたCMLL春のビッグショー「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」。
メインはブルー・パンテルvsネグロ・カサスのカベジェラ・コントラ・カベジェラ。
ベテラン2人の戦いは1本目、ブルパンがワキ固めで先取。
2本目はカサスがカシータ(ラ・マヒストラル)でタイスコアに持ち込む。
そして決勝の3本目はなんとダブルフォール。

ブルー・パンテル ネグロ・カサス


日本的には勝負を決するために延長、もしくは決着は次回に持ち越しで両者とも髪を守るという2つしか考えられないと思いますが・・・。
ブルパン、カサスとも延長での決着をアピールするものの認められず、ドローの裁定は覆らず。
そして、まさかまさかの2人とも髪の毛を切られる結末に!!!

ブルー・パンテル ネグロ・カサス


そんな馬鹿な!てな結末にびっくり。
本格的にルチャを見るようになったのが数年前からですが、こんな両者が髪を切られるカベジェラ戦って、かつてあったのでしょうか!?
これがマスカラ戦だったらと思うと・・・。

2008年に青豹のマスクを失ってからブルパンは初のペロン。
一方、カサスはこれがおそらく8度目のペロン。
ここ数年は2009年9月にミスティコに敗れ、翌2010年にチャーリー・マンソンに敗れて丸坊主になっています。
基本的にはパーマのかかったロングヘアのカサス。
ペロンになった後、いい感じに髪が伸びて元々のイメージが板についてきた頃にまたペロンという印象があります。
「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」の激闘の模様はきっとFIGHTING TV サムライで放送されるでしょう!




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NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2012 オフ・ザ・リング Part2

「お前はGKさんかよっ!」と自らに激しくツッコミを入れ、後半戦出発!
今度こそ正真正銘、FANTASTICA MANIA 2012の最終更新です(笑)

OKUMURA
ボラドールJr.
メフィスト
ディアマンテ
大会2日目も前日と同じく、ルードとテクニコに分かれて会場入り。
まとまって選手が来ると、あっという間に一団が過ぎ去り、全選手を写すのは無理です。
この後、開場までの時間を利用して腹ごしらえ。

ラ・ソンブラ ルーシュ
ラ・ソンブラ
ラ・ソンブラ サイン
ルーシュ サイン
大会2日目の試合前サイン会は2部構成。
まずはソンブラ&ルーシュ。
ルーシュのサインをゲットしたことで2日目の試合前にして、過去にサインをもらったことのない選手からサインをもらうという最低ノルマ達成!
開場から試合開始までの時間を2分割した前半の早い時間だったため、サインをもらうファンの人は少なめでした。
2人のサイン会が終わって後半のボラドール&メフィストが登場するまでの間や登場後に「ソンブラのサイン会は?」と売店スタッフに聞く人を数人見かけました。

ボラドールJr. メフィスト
後半は2日連続登場のボラドール&メフィスト。
この頃には売店スペースもファンでごった返し、大盛況。
場内からマリアッチの演奏の音が聞こえて来たので自分の席へと向かいました。

ミステリオッソJr. OKUMURA
ミステリオッソJr. ポートレート
休憩時間のサイン会も前日に続き、ミステリオッソ&OKUMURA。
前日にサインもらっていますが、ミステリオッソの陽気なメキシカンを地でいくようなナイスガイっぷりに魅了されてしまったので500円のポートレートを購入、サインを入れてもらいました。

イバン
イバン
試合後は昨年に続き、会場をメヒコの空気に変えてくれたリングアナウンサーのイバンにご挨拶(もちろん通訳あり)。
前日も試合後、本部席を訪ねましたが、この日はサインしてもらって写真を撮らせてもらいました。
また来年も日本に来て欲しい!

この時、リングを見るとスーツのまま、手袋をして工具を持ち、リングの解体作業をしている菅林社長の姿が!
一言二言だけでもお話ししたい気持ちもありましたが「菅林社長、本当にありがとうございました」と心の中で語りかけ、深々とお辞儀する思いでその場を去りました。

元井美貴
ミキティコ サイン
FIGHTING TV サムライの実況席付近には、もはや多くの説明は不要の“ルチャ女子”“マスク女子”の元井美貴さんがいらっしゃるのを発見し「元井さん、すみません、ミキティコのサインっていただけますか?」とお願いしました。
すると元井さん「ミキティコから書き方を教わっているので代筆で」と(笑)
サムライスタッフの方々の「なんでミキティコのサイン書けるの?」というツッコミがあり、側にいた解説のミラノコレクションA.T.先生からも「なに!?そのサイン?」と言わんばかりの顔をされるという迫害にも負けず代筆してくれました。
こちらはこちらで周りにいた友人達から「(元井さんを前にして)いつもと顔が違う」とか散々ちゃかされていましたが(笑)
前日にもお見かけしましたが「きっと明日も来られるはずだ」と思っていました。
元井さん、今回もありがとうございましたm(__)m

ルーシュ ディアマンテ
後楽園ホールの出口へ向かうとCMLLの近未来エースの2人、ルーシュとディアマンテが売店にいました。
客足が遠のいていると聞く現在のCMLLですが、彼らを見ていると何も心配はいらないと思えました。

マスカラ・ドラダ
マスカラ・ドラダ
外に出るとルチャドール達も続々と出て来ました。
まずはマスカラ・ドラダ。
すっかり日本のファンにもお馴染みになり、愛されていることが2日間感じられました。
着々と肉体改造中、もう少しで上半身のコスチュームは着用しなくなるかもしれませんね。
また今年も驚愕の空中殺法で日本全国を沸かせて欲しいです。
この時にサインももらいました。
しかし、このサインが1番判読出来ない。
帰宅後にカバンの中から色紙を取り出し???
全てのサインを見て「これがボラドールで、これがソンブラ・・・」と消去法でドラダのものだとわかりました(爆)
向きもこれが正しいのかもわかりませんが、右利きだったはずなので筆跡からみてもこれが正解だと思います。
「字には人柄が表れる」と言いますが、まぁ彼らしいサインだと思います(笑)
そこが憎めない、愛される彼の魅力ですから!

マキシモ
マキシモ サイン
この人もFANTASTICA MANIA2年連続参戦。
前半戦に登場し、会場をあたためる陰のMVP。
今年はすっかり人気が定着した感があり、登場しただけで大声援を浴びてました。
マキシモにもサインをもらい、気がつけばCMLL所属全選手からサインゲット!
これにイバンと元井さんの代筆ミキティコまで(笑)

ミステリオッソJr.
この人はホントにいい人でした。
「また日本に来て下さい」と伝えました。
何でも出来る万能型ルード。
新日に参戦するルチャドールは空中戦の出来るテクニコが中心になっていますが、時にはこういう頼れるルードにも来日してもらってCHAOSに加わって欲しいです。
きっとキラリと光るいい仕事しますよ。
2日目の試合ではマキシモ選手に日本語で「オカマ!」と言い、大爆笑を誘っていました。

OKUMURA
「日本は寒すぎる」を連呼していたOKUMURA選手。
今回は色々とありがとうございました。
これからナマハゲとのタッグが増えそうです。
今年はオクシデンテ・ライトへビー級のベルトを持参。
海を渡った日本人ルチャドールの更なる活躍を願っています。

ボラドールJr.
“最後の大物”ボラドールJr.。
この時は真っ白なマスク。
昨年くらいまで、この人はこのまま来日せずに終わるのではないかと思っていました。
“今年の主役・目玉”に偽りなし!
ソンブラに負け、タイトル奪取はなりませんでしたが、観客を十二分に魅了しました。

メフィスト
会場の外では父カオスの目の縁の現行オリジナルを被っていたメフィスト。
言葉を交わす機会はありませんでしたが、この人もいい人なんだろうなぁという雰囲気が漂っていました。
ファンからのサインや写真を丁寧に対応する紳士のような振る舞いでした。
次はアベルノ&エフェストとのユニット、イホス・デル・アベルノ揃い踏みが見たい!

ディアマンテ
ルーシュ
新時代の大型空中戦士、ディアマンテと日本で真価を発揮しそうなルーシュの2人。
この2人も本当に素晴らしかった!
リング以外では初めてのハポンが楽しくて楽しくて仕方ないって感じが伝わってきました。
ファンのサインに気軽に応じ、積極的にポーズもとってくれる。
数年後、もっともっと大物になるでしょうけど、こういう所は変わらずにいてもらいたいです。
ルーシュを見て、ミケランジェロの製作したダビデ像を思い出したのは私だけでしょうか?(笑)
古舘伊知郎さんならルーシュを称して“動くダビデ像”なんて実況しそうです。
ルーシュは春のニュージャパンカップや真夏のG1にエントリーしても良いレベル。
ディアマンテはまたアミーゴの内藤とのタッグが見たいです。

ソンブラだけは写真を撮っていませんでした。
2日間通して、それほどファンのサインや写真に応じることなく足早に過ぎていったソンブラ。
ピリピリ感がこちらにも伝わってきました。
2010年の初来日以降、スーパージュニアやG1で実績を積み上げてきたソンブラ。
しかし、この大会の結果によってはその座をボラドールやルーシュ、ディアマンテに持っていかれかねない危機感があったと思います。
実際、ディアマンテは初来日の頃のソンブラに雰囲気が似ていると思います。
でも、こういうピリピリ感、ジェラシーは頂点を目指す選手には必要だと思います。
きっと現状を突き抜けて真のトップへと昇りつめた時、すんごい大物感を漂わせファンサービスするソンブラの姿が見れるんじゃないかと思います。

昨年のラ・マスカラのようなトラブル、アクシデントなく、今年メキシコからやって来た9人のルチャドールは皆、与えられた仕事をきっちりとこなしました。
テクニコとルード、ベテランと新進気鋭の若者のバランスもとても良かったと思います。

“プロレスの聖地”を後にして今度は“マスク好きの聖地”へ(笑)

FOTO LIBRE Numero 28
ヘロヘロの体に鞭打ってDEPO MARTさんへ行きました。
発売されたばかりのFOTO LIBRE Numero 28が一刻も早く買いたかったのです。
1番の目当てはネットを通じて知り合ったトモダチの勇姿!
帰宅してから1度、目を通したのですが、これを書くにあたってもう1度じっくり見てみたら、ウルティモ・ゲレーロのFIESTAモデルに気が付き、びっくり!
ゲレーロのFIESTAモデルと言っても、あの虎のオーバーマスク“ティグレ・ゲレーロ”ではありません。
なんで最初に見た時は気付かなかったんだろ?
DEPOさんで嬉しいことがあり、FANTASTICA MANIA2日間の感動とともに気分良く帰宅しました。


昨年は若干感じた演出面の違和感を2年目は全く感じさせなかったFANTASTICA MANIA。
初日の第1試合から沸きに沸き、大盛況&大成功!
昨年は「来年も是非!」と強く思いましたが、今年の大会を見ると来年以降も恒例となることを確信しました。
今年は男色ディーノを除くと新日にレギュラー参戦しているレスラーとCMLLの9人のルチャドールだけで大熱狂空間を作り出しました。
それでもルチャスタイルに対応出来る選手のみで真壁刀義や永田裕志などは出場しなかったにも関わらず。
この事実は何よりも大きい!
加速度を増す新日本プロレスの勢いを感じた2日間でした。
リング上では棚橋弘至を先頭に走ってきた新日本プロレス。
2日目の試合終了後に社長自らリングを解体する姿を目の当たりにして、暗黒時代からの人気回復は表には出て来ない裏方のスタッフの方々の力もあってのこのだと再認識させられました。
そして、ルチャドールに昨年よりも大きな声援が飛び、日本での彼らの認知度が確実に上がっていることも感じました。
大会直前の火曜日まで2日間通しての観戦が出来るかわからない状況でしたので、無事に観戦出来たことの喜びは一層大きいものになりました。
1年で1番シアワセを感じる2日間だったかもしれません。
ビバ!メヒコ!! ビバ!ルチャリブレ!!
新日本プロレスとCMLLの未来は明るい!!

MUCHAS GRACIAS CMLL SUPER ESTRELLAS Y TODOS





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Special Thanks JUVI & RIKA SAN
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MISTICO TIGER

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生年月日/非公開
デビュー戦/'07年3月17日
身長/170cm
体重/80kg
出身地/非公開
趣味/プロレス観戦
   プロレスマスク収集

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