ランス・アーチャー

7・29 新日本プロレス Last Rebellion オフ・ザ・リング

夏の暑さにも負けず、歯痛にも負けず、今回もなんとかラストまで辿り着きました。

いつものように少し早めに家を出て後楽園ホールへ向かいました。
前回の更新でも書きましたが、この日の電車の中では想像し得る最高の結末を思い浮かべ、それはそれは意気揚々と聖地に向かったのです。
到着後、程なくして友人と合流。

ルーシュ
ボラドールJr.
しばらくするとボラドールJr.&ルーシュが2人でやって来ました。
1月のFANTASTICA MANIAでサインはもらっているので、この日は写真に専念。
2人ともファンからのサインや写真に気さくに応じていました。

ランス・アーチャー
ランス・アーチャー サイン
少し遅れて鈴木軍の“ジ・アメリカン・サイコ”ランス・アーチャー選手も会場入り。
間近で見るとやっぱりデカい!
リングでは観客を威嚇するアーチャー選手ですので、さてどうしたものかと様子を見ているとリングでの恐ろしい姿とは裏腹にファンサービスしていました。
この姿にホッとして(笑)私もサインをもらいました。
でも終始、押し黙ってペンを走らせ、ちょっとでも変なことをするファンがいれば暴れ出すのではないかという空気は持っていました。

ロウ・キー
続いてロウ・キー選手が会場入り。
この選手もリングではただならぬ威圧感を醸し出しますが、普段はとても気さくな選手です。
5月のスーパージュニア開幕戦でサインはもらったので、こちらも写真のみ。


目当てのルチャドールの会場入りを見送ったので、これにて1度、後楽園ホールを離れ、腹ごしらえ・・・のつもりがアイスコーヒーを1杯飲んだだけで後楽園ホールへ。

ボラドールJr.
ボラドールJr.
当日発表となっていた休憩時間のTシャツサイン会はKUSHIDA選手。
でも特にアナウンスされませんでしたが、隣ではボラドール選手がメヒコから持参したイラスト入りのノースリーブシャツを販売していました。
ファンの列が途絶えるとポーズもとってくれました。
この時、既に下半身は試合用のコスチュームに着替えていて白地に青と赤の模様の入ったパンタロンから試合はキャプテン・アメリカバージョンかなと思っていました。

KUSHIDA
隣のKUSHIDA選手と目が合い、5月のスーパージュニア開幕戦のプリンス・デヴィットとの激戦後、少しだけお話し出来たこともあり、軽く会釈しながらこんにちはと言ったらカメラ目線のVサインをくれました。
でもきっと5月のことはお忘れだと思います(笑)
いや、逆に覚えててくれていた方がびっくりです。


ルーシュ
ルーシュ サイン
試合後、後楽園ホールから出て来たルーシュ選手。
彼はホントにナイスガイです。
ボラドール選手の方が若干ファンに捕まる時間が長く、その間、ルーシュ選手とお話し出来ました。
来日中に弟ドラゴン・リーが2代目ミスティコとしてデビューすること。
帰国後はテリブレとのカベジェラ戦が決まりそうなこと。
マスクマンになろうとは思わなかったの?の超単純な質問には「マスクを被りたかったんだけど、会社からダメだと言われた」と。
そのアグレッシブ過ぎるファイトからルード転向の噂も出ているみたいだけれどルードになるの?には「ならない」と断言していました。
さらに「他のルチャドールとはディフェレンテ(違う)スタイルを築きたい」とも。
「アレナ・メヒコではいつもブーイングされるんだ。コリセオやプエブラではされないのになんでなんだか」と言っていたので「アレナ・メヒコはルードの方が人気があるし、やっかみだから気にしなくていいんじゃない」と答えておきました。
この辺りまでは友人に通訳してもらっていたのですが、この後はスペイン語のわからない私に一生懸命、身振り手振りと擬音、そして簡単な単語で話してくれました。
「バーン(とチョップを真正面から打ち合うようなスタイルでいきたいんだけど) ノー、ノー(と嫌がるルチャドールも多いんだ。でも)ネグロ・カサス(は来いよ、来いよと応えてくれる)」と。
( )の中はジェスチャーできっとこういうことを言いたいんだろうなと思ったことです(汗)
これに私は「ルーシュスタイル ミスモ(同じ) ハポンスタイル。ネグロ・カサス ハポンスタイル」と答えると「おぉ」と深く同意してくれたようでした。
いや、たぶん理解はしてくれたと思います(笑)
そして、この日1番印象に残る出来事が。
ふとルーシュ選手の太い右腕を見るとデスマッチファイターでもないのに無数の傷が刻まれていました。
思わず「凄いね」と日本語で言うとニュアンスが通じたのか「対戦相手が当たったか、落ちたかで前腕部がポキッと折れた」というのをこれまたジェスチャーと擬音で伝えてくれました。
いや〜、ホントに凄い職業だよなと思い、なんとか彼にルチャドールへの尊敬の念を伝えようとしましたが、スペイン語のボキャブラリーはほとんどありません。
うーんとどうして良いかわからず悩みましたが、ダメ元で「アイ リスペクト ルチャドール」と思いつく限りの超簡単な英語を言ってみました。
すると苦し紛れの英語が大正解(笑)
英語のリスペクトとスペイン語のレスペトが発音が似ていたおかげで奇跡的にこちらの思いが通じ「グラシアス」と言いながら胸の前で手を合わせお辞儀をしてくれました。
無数にある傷のうち、手術痕らしき大きなものが2つありました。
常日頃、抱いている自分には到底、出来ない体を張ったルチャドールという職業への尊敬の念を誰の手も借りることなく直接伝えられ、なおかつルーシュ選手が喜んでくれたことに感動して思わず泣きそうでした(笑)

7月29日にこんなやり取りが出来た後、8月3日にはルーシュ選手の実弟が2代目ミスティコとしてデビュー。
このデビュー戦を観客席から撮影した動画が既にYouTubeにアップされています。
これがホントに想像以上に素晴らしい!
新日本プロレス公式携帯サイトで内藤哲也選手が当時はまだドラゴン・リーだった彼を「飯伏幸太を超える男です」と言っていたことに深く納得。
そうそう、内藤選手と言えば今日更新された携帯サイトの日記の中で8月7日、仙台でルーシュとのG1公式戦を凄く楽しみにしていたこと、メキシコ遠征中にともに練習したことなどが綴られていました。
そして「それにしてもルーシュ、凄くカッコイイっすよね。オレ、彼のファンです(笑)」とも書いてありました(笑)
内藤選手の気持ちはよ〜くわかりますし、今回のG1参戦で彼に魅了されてしまった日本のファンも多いと思います。
この2週間、ルーシュと2代目ミスティコの兄弟に魅了されっぱなしで、彼らの好感度は只今絶賛急上昇中!

ボラドールJr.
ボラドールJr. サイン
今回の来日は残念ながら本領発揮とはいかなかったボラドールJr.選手。
若干、足を引きずって歩いていました。
結局、この日も2人からサインをゲットしました。

現在のCMLLのトップ中のトップであるボラドールJr.選手。
だからこそベルト奪還が叶わなかったことが残念でなりません。
試合後に本人が語っていたようにもう1度レバンチャの時を待つしかありません。
その時はこの日の悔しさを晴らして大歓喜したいと思います!



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7・29 新日本プロレス Last Rebellion 第3試合

鈴木みのる 渡辺高章
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン TAKAみちのく タイチ
ルーシュ MVP
ランス・アーチャー MVP シェルトン・ベンジャミン ルーシュ
MVP ランス・アーチャー アンダーソン ベンジャミン ルーシュ
MVP ランス・アーチャー アンダーソン ベンジャミン ルーシュ
鈴木みのる “ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
ランス・アーチャー シェルトン・ベンジャミン タイチ
TAKAみちのく タイチ シェルトン・ベンジャミン
ルーシュ TAKAみちのく
ルーシュ MVP  カール・アンダーソン シェルトン・ベンジャミン
第3試合からはG1参戦選手が続々登場します。
まずはガイジン選手が全て登場、鈴木軍vsランス・アーチャーを除く外人選手のチームの対戦。
アーチャーは手にした水を頭から被り、長髪を振り乱して観客や尾崎リングアナウンサーにまでぶっかけて登場。
コーナー最上段でいつものようにマシンガンをぶっ放すカール・アンダーソンに背後から忍び寄ったタイチがアンダーソンがコーナーから下りるであろう場所に椅子をセット。
まんまと罠にハマり、コケそうになったアンダーソンはTAKAみちのくとタイチに指を指され笑われていましたが、自分自身も苦笑いしていて面白かったです。
今後、TAKA&タイチと対戦する時は足下をチェックしてからリングに下りるでしょうね(笑)

個人的な注目はやっぱりルーシュです。
メキシコでは大型ではあるが、新日本プロレスの常連ガイジンに混じって体は見劣りするのか?
最初はこの一点に注目していました。
もちろんアーチャーの身長はずば抜けていますが、体の幅、厚みという部分で同じコーナーのMVPやアンダーソン、シェルトン・ベンジャミンに全くひけを取りませんでした。
尾崎リングアナのコールは93kgでしたが、実際はもう少しあるように思います。
ルーシュの出番は序盤のみでタイチとTAKAと向き合いました。
ジュニアの2人としか当たっていないことがルーシュのパワフルさ、アグレッシブさを際立たせたように思います。
間違いなく今後、新日のヘビー級戦線で活躍出来る“メヒコの逸材”だと確信。
そのファイトスタイルは見る者にメキシカンであることを忘れさせますが、この肉体でトペ・コンヒーロ、ミサイルキックと空中弾も華麗に決め、ルチャドールだということを思い出させてくれます。
試合後に本人と少し話したところ「他のルチャドールとはディフェレンテ(スペイン語で違う)スタイル、オレだけのスタイルを極めたい」と言っていました。
と言ってもルーシュが一生懸命、スペイン語がほんの少ししかわからない私に伝えようと身振り手振りのジェスチャーをしてくれ、ディファレンテが英語のディファレントと似た言葉なので、たぶんそう言っているだろうと思っているだけかもしれません。
前後に話した内容から、そう判断しましたが、他のことについては観戦記の最後の「オフ・ザ・リング」で書こうと思います。

さて、CMLL代表として“真夏の祭典”G1にエントリーされたルーシュ。
開幕初戦は第1試合で今年のFANTASTICA MANIAやメキシコでも対戦し、勝手知ったる後藤洋央紀と真正面から激突、7月30日に行われた会見での「メキシコ人にとっては、このような大会は、国の名誉も背負っていると考えている」の言葉を象徴するようなメヒコカラーのコスチュームで登場しました。
一進一退の白熱の攻防から強烈なダブルアーム式パイルドライバー“ルーシュドライバー”で見事に勝利し、白星発進!
説得力十分のこのルーシュドライバーは6月5日、アレナ・メヒコでCMLL遠征していた高橋裕二郎を挑戦者に迎えてのCMLL世界ライトヘビー級タイトルマッチで裕二郎を葬った技。
この試合の動画はこちらで紹介しています→〈ルーシュvs裕二郎 CMLL世界ライトヘビー級タイトルマッチ動画 そして6・24コリセオでCMLL世界ヘビー級に挑戦決定!/Mask Maniaへの道!!〉
過酷なG1を闘う上でルーシュドライバーは最高の武器になりそうです。

ルーシュに偏った内容になりましたが、G1の顔見せ的な試合でもG1参戦外国人選手の充実ぶりは見て取れました。

第3試合 #0分1本勝負
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン&MVP&○シェルトン・ベンジャミン&ルーシュ(10分15秒 ペイ・ダート→エビ固め)鈴木みのる&ランス・アーチャー&TAKAみちのく&タイチ×
〈大会結果詳細/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉
〈試合速報/スポーツナビ〉



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