トンデル

ルチャドールとしての生活を断念して母国へ帰ってしまった。

それとも暫く試合には出ずにもう1度基礎から鍛え直して再デビューする。

およそ5ヶ月の間、トンデル選手の試合が組まれていない理由はこの2つのうちのどちらかだろうと思っていました。

2〜3日程前からアルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ選手とのツーショット画像がSNSに上がり始め、コーチとしても知られるアルカンヘル選手に鍛え上げられて再デビューが近いんだなと思っていました。
しかし、昨日もトンデル選手の画像を見かけ、どんなことが書かれているのか翻訳サイトで調べてみたら、そこに書かれていた内容は「cancer」=「癌」。
欠場していた理由を知りました。

今日は朝から休む間もなく仕事に追われ、夕方にようやく一息ついたところ、Twitterで訃報を知りました。
まさか癌だと知った翌日に亡くなるとは・・・。
明かされることがなかった欠場理由が癌であると明かされたのは、今にして思えば、この時点で既に重篤な状態だったからかもしれません。

トンデル選手は2013年1月にCMLLデビュー。
ここがルチャドール、プロレスラーとしての出発点なのか、トンデルになる前の経歴はわかりませんが、195cm120kgの恵まれ過ぎた肉体を惚れ込まれ、デビュー前から一大プロモーションが展開されました。
当初はトンデル (Thunder) ではなくThuderbirdとしてデビューと伝えられていました。
特異なオーストラリア人ルチャドールはテクニコとしてデビューするも、やがてルードに転向。
圧倒的なパワーを武器にウルティモ・ゲレーロ選手、ルーシュ選手、エウフォリア選手などと抗争を展開。
マスクとマスク、髪の毛を賭けた決着戦が噂されるも、何故かいつも立ち消えになっていました。
肉体こそが最大の売りでデビューの時から注目を集める存在ではありましたが、前座戦線からスタートすることなく、いきなり一流ルチャドールたちと闘うのは、かなり厳しいものだったと思います。
当たり前といえば当たり前ですが、技術的な部分では劣る部分があり、技のミスも多かったのが正直なところで、脚光を浴びるデビューが逆に不運だったのかもしれません。

本名ルーク・フォードワード、35才。
あの屈強な肉体を誇るルチャドールのあまりにも早過ぎる突然の出来事に信じられない思いでいっぱいです。

心からご冥福をお祈りします。




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