PAC

“黄金天使”スーパージュニア全公式戦終了

タイチ、外道、獣神サンダー・ライガー、PACと開幕から4連勝し、これはもしや!?と思わせたアンヘル・デ・オロ。
残念ながら、その後はプリンス・デヴィット、BUSHI、ロッキー・ロメロに敗れ、昨日の栃木県総合文化センターサブホールでKUSHIDAにも敗れ、4勝4敗の5分の星で全公式戦を終了、予選リーグ敗退が決まりました。
そりゃ〜まぁ、そんなに“世界最高峰”と称される新日ジュニアは甘くないですね。
でもオロが勝利した選手を見れば、これは本当に凄いことで、負けてはしまった対戦相手もオロに対して最大級の賛辞を試合後のコメントに残しています。
ちょっとまとめてみました。

【5月27日 東京・後楽園ホール タイチ】
負けたか?どっちだ?どっちでもいい。なんでもいい。俺はアイツの素顔が男前なんだよ、それを見せてやろうと思っただけじゃねぇか。ブーブーブーブー言いやがって。本当は見たいんだろ?アイツの素顔。アイツかっこいいぞ。何人も彼女いたよ。紹介してもらったよ、1人。そんなことはいい。明日は誰だっけ?
あまり本音はコメントしないと思われるタイチ。
しかし、この日の試合後Twitterでこんなつぶやきを。
アンヘルデオロ、あのヤローいつの間にあんなに実力つけやがって…。俺がメキシコに行ってた時はただの若手で俺と試合出来るレベルじゃなかったのにな…。アイツもしかしたらソンブラやボラドールより凄くなるかもな。いや、なると思う。
上から目線は崩さずもボラドールJr.、ラ・ソンブラを超え得る素材であることを認める。


【5月30日 長野・信州スカイパーク体育館 外道】
クソヤロー! だからメキシコ人は嫌いなんだ! 俺の一番嫌いな人種、教えてやろうか? メキシコ人だ、コノヤロー! 賞金の回収は、まだ諦めてねぇぞ。
邪道&外道のメキシコ嫌いは有名。
宿泊先で銃を向けられ、命の危機さえ感じた経験もあるので仕方なし。


【5月31日 福井・ニューサンピア敦賀 獣神サンダー・ライガー】
自分自身は動いてるつもりなんだ、体は。メキシカンに対応できてるはずなんだ。なぜ勝てないか、わからない。初戦、2戦目、そして今日3戦目。なぜ負けるのか。なぜ勝てないのか。わからん。体は動いてる。息だって上がっちゃいないよ。俺はチャレンジャーだ。チャンピオンでもなんでもない。挑戦し続けなきゃいけない身なんだよ。だから諦めない。3連敗しようが、どうしようが、勝ち方がわからない。それでも諦めない。チャレンジャーだから。チャレンジャーが、挑戦することを忘れたら、何も残らない。だから俺は挑戦し続ける。それだけだ。
直接、オロについてはコメントしていませんが、どこかに不調がある訳ではないライガーに勝利したことの裏付けに。


【6月1日 和歌山・岩出市立市民総合体育館 PAC】
力と力、拳と拳の『BEST OF THE SUPER Jr.』、俺はアンヘル・デ・オロと闘って、負けてしまったが、恥じてはいない。彼はいいファイターで、とてもいい競争相手だった。だが、これから俺は、自分自身を駆り立てて、またもう1回やっていく。俺はこの次の試合に集中していく。まだ終わりではない。アリガトウゴザイマス。
今年のスーパージュニアで1番注目されていたガイジン、PACは素直に負けを認めるコメント。


【6月3日 兵庫・明石市立産業交流センター プリンス・デヴィット】
アンヘル・デ・オロは嵐のような男だった。この試合で見てわかった通り、彼は素晴らしいレスラーで、もしかしたら、この『BEST OF THE SUPER Jr.』のトーナメントの中で、最高のレスラーかもしれない。CMLLがアンヘル・デ・オロを新日本のリングに送ったことは、とても賢明な策だったと思う。オロが参戦したことで、このトーナメントもより高いレベルになり、よりベストなトーナメントになった。新日本プロレスの『BEST OF THE SUPER Jr.』は、この業界で最高のトーナメントだと思う。新日本プロレスだろうが、K-DOJOだろうが、DRAGON GATEだろうが、どこの団体のヤツも参戦したがるトーナメントだ。その中で、CMLLがオロを送ってきたことは、本当にスゴいと思う。また、新日本もメキシコに選手を参戦させる関係を、今後も続けていきたいと思う。
今年、CMLL遠征を果たした新日ジュニアのエースからとびっきりの賞賛コメントをもらいました。
デヴィットとオロの試合はこの1度だけでなく、今後も日墨で実現してもらいたい好カード。


【6月5日 埼玉・春日部コンベンションホール BUSHI】
アンヘル・デ・オロ! 三つ頂いたぜ! この『BEST OF THE SUPER Jr.』に出る前、そう、メキシコに渡って、メキシコに行きたかったのは、やはりアンヘル・デ・オロ、ヤツがアレナメヒコのメイン張ってるところを見に行ったんだよ。やはり研究しててよかったといま改めて思う。スゲーいい選手! 素晴らしい! ただ、その素晴らしいアンヘル・デ・オロから三つ獲ったのは、俺だから。
スーパージュニア前の渡墨の目的はオロ対策だったのか!
ルチャが出来て同じマスクマンのBUSHIとの対戦が新日ジュニアの名物になるといいですね!!


【6月6日 東京・後楽園ホール ロッキー・ロメロ】
今日は良い例を示してやった。最後のフィニッシングムーブを見ただろう?あの技は“フォーリン・デビル”だ。今日の対戦相手、アンヘル・デ・オロはとても素晴らしい選手だ。メキシコでずいぶんトレーニングを積んだことがわかる。でも世界で一番なのは俺だ。
コメントの締めはやっぱり「フォーエバー!エバー!エバー!」でしたが、ちゃんとオロを認める発言もしてくれていて良かったです。
ロッキーもCMLLマット経験者。
オロの新日マット定着にはロッキーのような海千山千の試合巧者から学ぶことが多いはず。


【6月7日 栃木・栃木県総合文化センターサブホール KUSHIDA】
今日楽しかったッス。グラシアス・アミーゴ、アンヘル・デ・オロ!シー、ビニート。
コメントの前半は決勝トーナメント進出に向け、なんとか踏みとどまった喜びのコメントでした。
もう少し、3年越しの「地球規模の運命的な巡り合せ」について語って欲しかったと思っていたところ、Twitterで改めて試合の感想を。
栃木大会、対戦相手のアンヘルデオロとは3年越しのストーリー(新日携帯サイトコラム参照)。今日の試合を経て、友情が芽生え、ついでにアラスデオロの免許皆伝を許された。そして近い将来アレナメヒコでの再会誓いました。ストーリーを紡いでいく作業。友情とは成長の遅い植物である byキン肉マン
BUSHIと並んで今後オロの良いライバルになりそう。
ツイートにもあるように日墨を股にかけ、組んで良し、戦っても良しのライバルストーリーが紡がれることを願います。
そう遠くないうちにどちらかが保持するタイトルを賭けての激突も見てみたい。

アンヘル・デ・オロ
対戦相手からの好評価を得て、行く先々で日本のファンから声援を受けたオロ。
素顔はとってもグアポで真面目な好青年であることが、開幕戦の内藤哲也の解説や“ルチャ伝道師”大川昇カメラマンのブログなどなどから伝わって来ますし、再びハポンにやって来たい!と思ってくれているようです。
6月10日(日)の後楽園ホールの最終戦が残っていますが、こちらは決勝トーナメント進出ならなかった選手達とのスペシャルマッチに登場でしょう。
今回のスーパージュニア参戦はオロにとっては今までに経験したことのない遠い異国の地でのマノ・ア・マノの連戦。
激しい戦いが続く公式戦の全日程を怪我なく完走し、ホッと一安心。
正直に書くと、CMLLではボラドールJr.がいてラ・ソンブラ、ラ・マスカラ、マスカラ・ドラダがいてルーシュと並ぶようなポジション。
近未来のエース候補の1人に間違いないけれど“世界最高峰”の新日ジュニアで果たしてどこまでやれるだろうか?という心配もありました。
昨年のFANTASTICA MANIAのマスカラのようなこともありますし、慣れないリングコンディションなど、実際に来日して試合をしてみないことにはわからない部分もあります。
しかし、観戦した開幕戦でミスは1つもなく、そういった不安を払拭してくれましたし、他の試合もファンの声援を追い風に好勝負を展開してくれたようです。
「ハポンのファンがこんなに応援してくれると思わなかった」と感激しているような素振りは開幕戦でも所々で伝わってきました。
早ければ年内、遅くても来年も開催されるであろうFANTASTICA MANIAでオロの再来日が実現するといいですね!
いや、きっと再来日はある!!

スーパージュニアの期間中、連日の試合結果が気になり、オロの勝敗に一喜一憂。
実に楽しい2週間でした。
Por favor, venir a Japon otra vez! Angel de Oro


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BEST OF THE SUPER Jr. XIX開幕戦 第7試合

PAC
獣神サンダー・ライガー
獣神サンダー・ライガー PAC
PAC 獣神サンダー・ライガー
獣神サンダー・ライガー PAC
獣神サンダー・ライガー PAC
獣神サンダー・ライガー
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PAC 獣神サンダー・ライガー
獣神サンダー・ライガー PAC
PAC 獣神サンダー・ライガー
PAC 獣神サンダー・ライガー
獣神サンダー・ライガー PAC
PAC 獣神サンダー・ライガー
PAC 獣神サンダー・ライガー
今回のスーパージュニアでもっとも注目されていた“ドラゴンゲートの超・鳥人”PAC。
入場が告げられるだけで観客の期待感を表すように歓声が上がる。
でもやっぱり、その後に入場して来たライガーの入場テーマ曲「怒りの獣神」が鳴り響くといつものように観客が一体となって手拍子で“世界の獣神”を招き入れる。
ライガーがリングに上がるとPACは「お願いします」という意味かジュニアのレジェンドに対し深々とお辞儀をしました。
それに対し敬礼で返すライガー。
なんだかとても良い雰囲気で新日ファンにとっては未知の強豪の試合がスタート!
手の取り合いからじっくりとした新日伝統のじっくりとした展開に持ち込もうとするライガーに空間をりようしたスピーディーな攻撃を繰り出すPAC。
ロメロスペシャルからキャメルクラッチで徐々にペースを握るライガー。
PACは初めての新日マット、そしてライガーを相手にやや慎重になっているように感じました。
それともPACのペースにさせなかったのは世界を渡り歩いてきたライガーのキャリアがなせる技なのか?
それでも場外のライガーに向かってトペコンのように踏み切り、体を捻って最終的にはケブラーダの形になる初めて見た空中弾を成功したのを皮切りに立体殺法でペースを掴み出すPAC。
ライガーのフロッグスプラッシュを膝で迎撃した後は一気にラッシュ。
最後は噂の360°シューティングスタープレスでスリーカウント!

PACがマスクマンだったら一気に魅了されていたと思います(笑)
いや〜、でもこの選手も噂通りの物凄いハイフライヤーでした!
衝撃の新日デビューを飾りました!!

第7試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Aブロック公式戦
○PAC(10分20秒 360°シューティングスタープレス)獣神サンダー・ライガー×
〈大会結果詳細/新日本プロレスオフィシャルWEBサイト〉
〈試合速報/スポーツナビ〉




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デビュー戦/'07年3月17日
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