ビジャノV
本名 ライムンド・ディアス・メンドーサ
1962年3月22日生まれ
1976年デビュー
2009年3月20日アレナ・メヒコでのオメナヘ・ア・ドス・レジェンダスでウルティモ・ゲレーロに敗れ素顔に
現在のリングネームはライ・メンドーサJr.
173cm/100kg
ブルー・パンテル
本名 ヘナロ・バスケス・ネバレス
1960年9月18日生まれ
1978年10月8日デビュー
2008年9月19日アレナ・メヒコでのアニベルサリオ75でビジャノVに敗れ素顔に
171cm/88kg
さて、今回のマスクは私の好きなハーフです。
とりあえずは、なるべく多くのマスクマンを紹介しようと複数枚、所有しているマスクマンについては先送りしていますが、先月はミスティコ追っかけ企画が多く、マスクを1枚も紹介していませんでしたし、このマスクはこのタイミングで出さないと、いつ紹介出来るかわからなくなりますので・・・。
昨年の9月19日、アニベルサリオ75でマスカラ・コントラ・マスカラで激突したビジャノVとブルー・パンテルのハーフマスクです。
まずはこの試合の動画を!
これ、以前に紹介したと思っていたら、してませんでした。
この試合、負傷欠場中だったミスティコとイホ・デ・ペロ・アグアヨがセコンドに付き、CMLL年間最大イベントに華を添えています。
試合のポイントは合計4度放ったブルー・パンテルのトペ。
その1発目を受けたビジャノVが後頭部を観客席の肘掛けに打ち付け、出血するという不運。
互いにマスクを奪い合い1ー1で迎えた3本目、それまでトペしか場外のビジャノに放っていなかったブルー・パンテルがプランチャを狙うも下から足を突き立てられ形勢逆転。
最後はブルパンが2度目の脇固めを狙ったところをグランド・コブラに切り返してビジャノVの勝利。
ブルパンがマスクを脱ぐことになりました。
それではマスクですが、動画を見て頂くとわかると思いますが、両者ともマスクを剥がされ1度ずつ控室に戻ります。
ビジャノVの方は破かれた訳ではないですし、戻って来た時の後頭部の血を見ると同じマスクを被ったようです。
一方のブルパンはビジャノにマスクを破かれた後、観客席に投げられています。
最初に被っていたマスク、観客席に投げられてしまったマスクは青生地と青模様の間と紐通しが白ですが、控室から戻って来た時に被っていたのは白だった部分が銀になっています。
このハーフマスクは文字通りのラストマスクと同じカラーリング、青と青の間と紐通しは銀になっています。
また、ピンクや紫がトレードカラーのビジャノVが黄色のマスクを被ったのは、このアニベルサリオが初めてだと思います。
マスカラ戦を戦った者同士のハーフというのは珍しいですけど、メキシカンのマスクではたまに見かけますよね。
日本だとマスカラ戦ではありませんが、対戦相手とのハーフといえば、スペル・デルフィンが獣神サンダー・ライガー戦で被った“デルイガー”が有名ですね。
画像には写っていませんが、後頭部のベロも黄色と青のハーフになっているなど、随所にこだわりが感じられる作りで昨年のアニベルサリオの記念としてお気に入りの1枚です!
最後にちょっと余談ですが、このビジャノV、本名がRaymundo Diaz Mendoza、現在のリングネームはRay Mendoza Jr.ですから、それぞれカタカナにするとライムンド・ディアス・メンドーサ、ライ・メンドーサが正しいと思います。
ところが週プロなんかを見てみるとレイ・メンドーサJr.って表記されているんですよね。
何故だろうと、かなり不思議に思ってちょっと調べてみると、ビジャノスの父、Ray Mendozaがやっぱりレイ・メンドーサと間違って表記され、定着してしまったようなのです。
こういうパターンはやっかいで、こんなブログをやってると、どっちでカタカナ表記するか悩みます。