ネグロ・カサス

8月30日にグランプリ開催 メキシコ軍の8人発表

昨年は10月5日にマイケル・エルガン選手が優勝したメキシコ軍vs多国籍軍で争われるグランプリ。
8月14日のインフォルマで今年は8月30日のアレナ・メヒコで開催、多国籍軍を迎え撃つメキシコ軍の8人が発表されました。


メキシコ人の誇りを胸にルチャの殿堂のリングに立つのは以下の8人。

●ボラドールJr.選手 (NWA世界ヒストリック・ウェルター級王者)
●ルーシュ選手
●ネグロ・カサス選手
●ドラゴン・リー選手 (CMLL世界ウェルター級王者)
●ディアマンテ・アスール選手
●バルバロ・カベルナリオ選手 (ナショナル・ライトヘビー級王者)
●ソベラノJr.選手 (ナショナル・ウェルター級王者)
●フォラステロ選手 (ナショナル6人タッグ王者)

1994年から開催されているグランプリではありますが、1998年までの5年間は連続開催。
その後、2002年と2003年は開催され、2005年から2008年までの4年間は連続開催。
しばらく開催されずに2016年から再び連続開催されています。

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今年選出された8選手のうち、カベルナリオ選手、ソベラノ選手、フォラステロ選手の3選手が初のグランプリ出場となります。

メキシコ軍と激突する多国籍軍は21日のインフォルマで発表の予定。
CMLLに参戦中の外国人選手以外に提携団体の新日本プロレスやROHから誰が参戦するのか、とても楽しみです。




ライガー選手のCMLLラストマッチの対戦カード決定

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6月19日のインフォルマで7月19日アレナ・メヒコ金曜定期戦に出場することが発表された“世界の獣神”獣神サンダー・ライガー選手。
26日のインフォルマにはウルティモ・ゲレーロ選手、ネグロ・カサス選手、そしてカリスティコ選手がゲスト出演し、それぞれが最後のCMLLマット登場となるレジェンダ、ライガー選手との思い出を語りました。
CMLLではビッグショーを除き、通常は前週の定期戦後に翌週の対戦カードが発表されますが、この場で司会のフリオ・セサール・リベラ氏から早くもライガー選手が出場する試合のカードが告げられました。

ウルティモ・ゲレーロ選手&ネグロ・カサス選手&カリスティコ選手の出演は1時間10分11秒から


発表されたのは驚きの獣神サンダー・ライガー選手vsカリスティコ選手vsウルティモ・ゲレーロ選手vsネグロ・カサス選手の時間無制限1本勝負。
ただしリングの中は1対1で行われ、コーナーに控える他の選手へのタッチは自由。
フォールやギブアップなどで最初に決着がついた時点で終了となる今までCMLLでは行われていないスペシャルな4WAYマッチとなりました。
少し複雑な試合形式がフリオ氏から発表されるとカサス選手が「なに!? もう1回言って」といった感じで聞き返す一幕もありました。
実力はもちろんのことアレナ・メヒコに集うファンから絶大な支持を受ける超豪華な3選手でライガー選手の引退ロードをおもてなしするCMLL。
4選手が初めての試合形式でどんな夢空間を創出してくれるのか、とても楽しみです。




ルーシュ選手&ベスティア・デル・リング選手が決勝戦進出 コパ・ディナスティアス予選1週目

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6月7日アレナ・メヒコ金曜定期戦で最強のファミリータッグを決める新たなトーナメント、コパ・ディナスティアスがスタート。

コパ・ディナスティアス予選1週目は1時間46分23秒から

●ボラドールJr.選手 (おじ) &フライエル選手 (甥)

●ルーシュ選手 (息子) &ラ・ベスティア・デル・リング選手 (父)

●ネグロ・カサス選手 (兄) &フェリーノ選手 (弟)

●エウフォリア選手 (父) &ソベラノJr.選手 (息子)

上記4チームが参戦し、まずはフライエル選手、ソベラノ選手、フェリーノ選手、ベスティア・デル・リング選手が登場して試合順を決めるバトルロイヤルを行い、1回戦はボラドール選手&フライエル選手vsカサス選手&フェリーノ選手、エウフォリア選手&ソベラノ選手vsルーシュ選手&ベスティア・デル・リング選手と決定。

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こういったタッグトーナメントは各チームがお揃いのハーフやコラボのマスク、コスチュームを着用するのも楽しみの1つ。
ボラドール選手はフライエル選手とのハーフマスクで入場。
エウフォリア選手とソベラノ選手はソベラノ選手が今年のファンタスティカマニア最終戦で被ったものと同じキラキラのスパンコール生地のマスクでした。
ルーシュ選手とベスティア・デル・リング選手はベスティア・デル・リング選手の前身のピエローカラーの黄色と黒のコスチュームでルーシュ選手のショートタイツの後ろには漢字で「猛牛」の文字が入っていました。

最も注目していたエウフォリア選手とソベラノ選手の普段は組むことのない親子タッグはルーシュ選手とベスティア・デル・リング選手の制御不能な親子との1回戦で残念ながら敗退。
親子揃って嬉しそうに入場し、試合に負けてしまった後は互いにいたわり合い、2人揃って両手をあげるとアレナ・メヒコの観客からあたたかい大歓声が降り注いだシーンに胸が熱くなりました。
これを機にたまには組めるようになると良いなと心から思います。

1回戦を勝ち上がったボラドール選手&フライエル選手vsルーシュ選手&ベスティア・デル・リング選手の対戦はルーシュ選手&ベスティア・デル・リング選手が勝利し、21日に予定されている決勝戦へと駒を進めました。
実力的に見れば予選1週目の大本命に思えたルーシュ選手&ベスティア・デル・リング選手ですが、きっといつものようにやりたい放題に暴れるだけ暴れて対戦チームを痛めつけたあとは急所攻撃かマスク剥ぎで反則負けになると予想していたので、この結果はちょっと意外でした。
一族の威信がかかったトーナメントだけに内容だけではなく結果も求めているのかもしれません。


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14日に行われる予選2週目の参加チームは5日に配信されたインフォルマで先行して2チームが、残り2チームは7日のアレナ・メヒコ金曜定期戦のライブ配信中に実況陣から発表されました。

●ミスティコ選手 (兄) &ドラゴン・リー選手 (弟)

●ウルティモ・ゲレーロ選手 (兄) &グラン・ゲレーロ選手 (弟)

●アンヘル・デ・オロ選手 (弟) &ニエブラ・ロハ選手 (兄)

●マスカラ・アニョ・ドスミル選手 (おじ) &サンソン選手 (甥)


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惜しくもIWGPジュニアヘビー級王座から陥落したドラゴン・リー選手はこの日がCMLL復帰戦。
コパ・ディナスティアスと同趣旨でファンタスティカマニアで行われたCMLLファミリータッグトーナメント2019の優勝チームがミスティコ選手&ドラゴン・リー選手。
前年のCMLL兄弟タッグトーナメント2018の優勝チームがウルティモ・ゲレーロ選手&グラン・ゲレーロ選手。
兄弟タッグトーナメント2018の決勝戦はウルティモ・ゲレーロ選手&グラン・ゲレーロ選手vsミスティコ選手&ドラゴン・リー選手でこの時はゲレーロ兄弟が勝利。
ファミリータッグトーナメント2019を優勝したミスティコ&ドラゴン・リー選手が翌日に兄弟タッグトーナメント2018優勝チームのウルティモ・ゲレーロ選手&グラン・ゲレーロ選手とスペシャルマッチで対戦し、この時はミスティコ選手&ドラゴン・リー選手が勝利しました。
この2チームのうちどちらかが予選2週目を突破して決勝戦に進出することが濃厚だと思いますが、5月31日のフイシオ・フィナルでウルティモ・ゲレーロ選手とのカベジェラ・コントラ・カベジェラに敗れて丸坊主となったドスミル選手は虎視眈々と復讐を狙っていることでしょう。
そして、もしミスティコ選手&ドラゴン・リー選手が予選突破となれば決勝戦のカードはまさかのムニョス家対決となります。




6月7日コパ・ディナスティアス開幕

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5月31日に様々なドラマを見せたビッグショー「フイシオ・フィナル」を終えたCMLL。
6月7日のアレナ・メヒコ金曜定期戦からは新企画のコパ・ディナスティアスが始まります。
コパ・ディナスティアスは今年1月にファンタスティカマニアで行われたファミリータッグトーナメントと同じく血の繋がりのある選手のタッグが出場します。
6月7日と14日の2週にわたってそれぞれ4チームがエントリーし予選が行われ、勝ち上がった2チームが21日に決勝戦で激突するCMLLではお馴染みのスケジュール。

7日の予選1週目には以下の4チームがエントリーされました。

●ボラドールJr.選手 (おじ) &フライエル選手 (甥)

●ルーシュ選手 (息子) &ラ・ベスティア・デル・リング選手 (父)

●ネグロ・カサス選手 (兄) &フェリーノ選手 (弟)

●エウフォリア選手 (父) &ソベラノJr.選手 (息子)

ボラドール選手とフライエル選手はファンタスティカマニアのファミリータッグトーナメントにもエントリーされ、テクニコ同士でエレア・パーク選手やスペル・パルカ選手、イホ・デ・エレア・パーク選手のファミリア・レアルとしてタッグを組むことも多い間柄。
ルーシュ選手とベスティア・デル・リング選手はロス・インゴベルナブレス、カサス選手とフェリーノ選手はラ・ぺステ・ネグラと血縁関係に加えて同じユニットに所属。
他の3チームとは違い、テクニコとルードに別れているため普段は組むことのないのがエウフォリア選手とソベラノ選手の親子。
コパ・ディナスティアスの開催は5月16日に行われたフイシオ・フィナルについての記者会見で発表されましたが、この時に個人的に密かに期待していたのがエウフォリア選手とソベラノ選手の親子タッグの参戦でした。
カサス選手とフェリーノ選手、エウフォリア選手とソベラノ選手の2チーム参戦は他の2チームよりも先行して5月29日のインフォルマで発表。
この日は6月1日のアレナ・メヒコ日曜定期戦で行われるナショナル・ウェルター級王座戦の王者ソベラノ選手と挑戦者カサス選手が前半に、5月31日のフイシオ・フィナルでディアマンテ・アスール選手&バリエンテ選手の保持するCMLL世界タッグに挑戦するエウフォリア選手とグラン・ゲレーロ選手が後半にゲスト出演。
後半のエウフォリア選手とグラン・ゲレーロ選手の出演時に司会のフリオ・セサール・リベラ氏がソベラノ選手を呼び込み、コパ・ディナスティアスに親子での出場が発表されました。
嬉しそうに笑顔を浮かべる息子ソベラノ選手に対して父エウフォリア選手は感極まって言葉に詰まる場面もありました。



2017年のファンタスティカマニアに親子揃って来日。
ソベラノ選手はこの初来日を機に本国メキシコでめきめきと頭角を現し一気にスペル・エストレージャへ駆け上がりました。
インフォルマにゲスト出演した前日にはグアダラハラでカリスティコ選手&ストゥーカJr.選手とのトリオでウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手のロス・ゲレーロス・ラグネロスの保持するCMLL世界6人タッグに挑戦。
鉄壁の連携を誇るゲレーロスが防衛に成功しましたが、最近では息子ソベラノ選手が父エウフォリア選手と同じポジションまで上がってきたことで親子対決が珍しくなくなってきました。
「ソベラノJr.」の名は2007年までエウフォリア選手が名乗っていたリングネーム。
そしてマスク職人でもあるエウフォリア選手は自身のマスクとともにソベラノ選手のマスクのほとんどを製作してもいます。
様々なカラーバリエーションはあるものの頑なにほぼほぼ基本デザインを崩さない親子ですが、コパ・ディナスティアスでコラボやハーフのマスクを被るのか⁉︎
いずれも実力者揃いのトーナメントではありますが、エウフォリア選手とソベラノ選手の親子に大期待しています!

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レインメーカー圧巻のCMLLデビュー

8月17日のアレナ・メヒコ金曜定期戦の最大の注目は新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手の原点の地メキシコ凱旋。

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オカダ選手はウルティモ・ゲレーロ選手&ネグロ・カサス選手と組み、ミスティコ選手&ディアマンテ・アスール選手&バリエンテ選手とセミで対戦。

オカダ選手出場のセミは1時間21分から

最新の編曲された入場テーマ曲で“ルチャの殿堂”に11年ぶりに姿を現したオカダ選手は風船は持たずに正調のガウンを着用していました。
この試合に登場したルチャドール5人は全員が新日マット経験者。
オカダ選手と組んだウルティモ・ゲレーロ選手とカサス選手は親日家として知られます。
テクニコvsルードの図式ながら、オカダ選手のルード側にそれほどのブーイングが飛ばなかったのは絶大な人気を誇るベテランルード2人とのトリオだったからかもしれません。
ファンタスティカマニアの常連選手であるウルティモ・ゲレーロ選手とは毎年組んでいるだけに抜群の連携を見せてくれました。

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ミスティコのマスクを破かんとするメキシコならではの光景以外はフラップジャック、リバースネックブリーカー、ドロップキック、フィニッシュのレインメーカーと日本でお馴染みの技を繰り出しつつも何の違和感もなくルチャリブレに順応するオカダ選手の凄さを改めて実感。
この辺りの話は後ほど紹介する試合後のインタビューでオカダ選手自身が語っています。
得意技のうちツームストンパイルドライバーだけは出さなかったのはメキシコではマルティネーテと呼ばれるこの技が禁じ手で即反則負けとなるからでしょう。
「ここメヒコはオレの縄張り」とばかりに兄ルーシュ選手譲りの負けん気の強さを見せたミスティコ選手を振り切り、最後はレインメーカーで勝利。
勝負が決まった後に熱くなったディアマンテ・アスール選手に突っかかられる一幕もありました。

この試合の画像はCMLL公式HPにあります。
「LUCHA SEMIFINAL」をクリックorタップしてください。 (次の24日アレナ・メヒコ金曜定期戦戦の後に更新されると見られなくなります)

快勝に大はしゃぎのオカダ選手、ウルティモ・ゲレーロ選手、カサス選手のバックステージインタビュー動画。

そして、こちらが通訳の方が入り日本語でメキシコの各種メディアのインタビューを受けるオカダ選手の動画。
「ずっと憧れていたCMLLのアレナ・メヒコ」
「オカダ・カズチカ=メキシコで学んだこと」
「ルチャリブレの血が流れている」
などなど印象に残る言葉の最後はスペイン語で締めくくると思わせてからの「どうもありがと…」で取材陣の笑いを引き出し、オカダ選手が心からCMLLのリングを楽しんだことが伝わってきました。
今回は1試合のみの参戦でしたが、次の機会には数週間の遠征で様々なルチャドールと組み、また闘って欲しいと思います。

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オカダ選手への応援ボードを掲げる観客もちらほら見受けられました。
ニュージャパンのスペル・エストレージャを大歓迎してくれるメキシコのファンの姿に新日本プロレスとCMLLの交流が更に深まり、選手の往来が増えることを願わずにはいられません。




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オカダ選手が出場する17日アレナ・メヒコ金曜定期戦のカードが変更に

新日本プロレスからオカダ・カズチカ選手が参戦することで注目の8月17日のアレナ・メヒコ金曜定期戦。

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当初発表された対戦カードはこちら↑でしたが

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CMLLではこういうことがよくあるのですが、こちら↑に変更となりました。

メインに出場予定だったキング・フェニックス選手が抜けて、フェニックス選手の所にセミに出場予定だったカリスティコ選手。
セミに出場予定だったカリスティコ選手の所に第3試合に出場予定だったディアマンテ・アスール選手。
第3試合に出場予定だったディアマンテ・アスール選手の所に第2試合に出場予定だったゲレーロ・マヤJr.選手。
第2試合に出場予定だったゲレーロ・マヤJr.選手の所に当初のカードには名前がなかったエスフィンへ選手が入りました。
このカード変更により、セミでオカダ選手が対戦することになるのはミスティコ選手&ディアマンテ・アスール選手&バリエンテ選手となりました。
オカダ選手に上背では劣るものの鍛え上げられた屈強な肉体と圧巻のパワーを誇るディアマンテ・アスール選手はアマチュアレスリングをバックボーンのルチャドール。
2012年のWORLD TAG LEAGUEにルーシュ選手とのタッグで参戦し、これが今までキャリアの中で唯一の来日です。




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レインメーカー出場の8月17日のアレナ・メヒコ金曜定期戦の対戦カード

新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手が登場する8月17日のアレナ・メヒコ金曜定期戦の対戦カードが発表されました。

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オカダ選手はセミに出場、ウルティモ・ゲレーロ選手&ネグロ・カサス選手とのトリオでカリスティコ選手&ミスティコ選手&バリエンテ選手と激突します。
ファンタスティカマニアで何度も組んでいるウルティモ・ゲレーロ選手、そして今年のファンタスティカマニアに参戦予定も残念ながらケガのため久しぶりの来日が流れてしまったカサス選手。
来日経験が豊富で日本のスタイルをも熟知するトップルード2選手とのトリオは久しぶりのメキシコとなるオカダ選手にとって、この上ない心強いことでしょう。
対戦相手のカリスティコ選手は初代ミスティコ時代に「ルチャバブル」を巻き起こし、今もなお絶大な人気を誇るメキシコの国民的スーパースター。
一昨年は5年7ヶ月ふりの来日をSUPER J-CUP 2016で果たした後、みちのくプロレスのふく面ワールドリーグ戦優勝。
昨年はウルティモ・ドラゴン選手のデビュー30周年記念大会を皮切りに全日本プロレスに参戦しました。
ミスティコのキャラクターを受け継いだ2代目は父がラ・ベスティア・デル・リング選手、兄がルーシュ選手、弟がドラゴン・リー選手というルチャ一族。
ここ数年のファンタスティカマニアにはレギュラー参戦していますので日本のファンの方にもお馴染みの選手だと思います。
バリエンテ選手も新日マット経験者。
一昨年の「CMLL版G1」カンペオン・ウニベルサル優勝者であり、鍛え上げられた重厚な肉体で繰り出す空中弾は圧巻。

8月3日に行なわれた王者マット・ターバン選手vs挑戦者ボラドールJr.選手のNWA世界ヒストリック・ウェルター級王座戦の後、ルーシュ選手がボラドール選手を襲撃したことに端を発する現在進行形の抗争にメインこそ譲りましたが、オカダ選手のCMLL登場はそれに勝るとも劣らないメキシコでも大注目のカードだと思います。

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必殺のレインメーカーが“ルチャの殿堂”を切り裂くか!?
プロレスラーとしての原点の地メキシコでオカダ選手がどんな闘いを繰り広げてくれるのか?
そして、IWGPヘビー級のベルトを失ってからすでに変化しつつあるオカダ選手がメキシコの風に吹かれて、さらに変化するのか?
今までもメキシコ遠征を経てガラリとスタイルを変えて帰国する選手が多いので注目です。

17日のアレナ・メヒコ金曜定期戦は日本時間18日 (土) 午前10時半からライブ配信され、日本でも視聴可能です。






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アトランティス選手の復帰とネグロ・カサス選手の欠場

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いよいよ来週12日に待望のファンタスティカマニア2018が開幕します。
そしてファンタスティカマニアに参戦予定で昨年7月から右膝の負傷で長期欠場を余儀なくされていたアトランティス選手が来日直前にメキシコで6カ月ぶりに復活!

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復帰戦の舞台は来週1月9日のアレナ・メヒコ火曜定期戦。
メインでカリスティコ選手&ボラドールJr.選手とのトリオでウルティモ・ゲレーロ選手&エウフォリア選手&グラン・ゲレーロ選手のロス・ゲレーロス・ラグネロスと対戦。
ここのところ不穏な空気が流れるカリスティコ選手とボラドール選手ですが、御大アトランティス選手の復帰戦となれば、さすがに身勝手な行動は取れないのではないかと思います。
このアレナ・メヒコ火曜定期戦にはファンタスティカマニアに参戦のルチャドールが多数出場。
メインに登場するボラドール選手、ウルティモ・ゲレーロ選手、グラン・ゲレーロ選手をはじめ、ルーシュ選手、ドラゴン・リー選手、ソベラノJr.選手、アンヘル・デ・オロ選手、OKUMURA選手、フエゴ選手、そして初来日となるサンソン選手、クアトレロ選手、ディストゥルビオ選手、プーマ選手、ドローン選手、スタルJr.選手。
きっと、この日の試合を終えて日本へ出発するのだろうと思っていたところでとても残念なニュースが届いてしまいました。
この日のセミにも出場予定だった元日のシン・ピエダでサム・アドニス選手とカベジェラ・コントラ・カベジェラで勝利し、長髪のまま来日するはずだったカサス選手が、アドニス選手との試合中に肋骨を折っていたことがわかり、約8年ぶりとなる来日を断念せざるを得なくなってしまいました。
もしかするとアドニス選手が2本目に放った奥の手の450スプラッシュが負傷の原因なのかもしれません。
そうだとすると、肋骨の負傷を感じさせず3本目まで闘い切り、伝家の宝刀ラ・カシータでアドニス選手の髪を刈ったカベジェラ戦が一層重みを増します。
大の親日家で長州力選手を信奉し、長州イズムのハードトレーニングをメキシコに持ち帰ったことで知られるカサス選手。
獣神サンダー・ライガー選手との久しぶりの再開も期待されていただけに非常に残念ですが、まずはケガを治していただいて、来年以降の来日を願うしかありません。
CMLLではカサス選手の代替選手を検討しているようで、弟のフェリーノ選手や甥っ子でプーマ選手の兄のタイゲル選手の代打参戦を期待しますが、ファンタスティカマニア開幕が間近に迫っているなか、いかんせんビザの発給に要する時間がなくCMLLのルチャドールではなく、新日本プロレス所属のレスラーが緊急参戦することになるかもしれません。
イッテンヨンとイッテンゴが終わり、ファンタスティカマニアの全対戦カード発表はまもなくです。


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ネグロ・カサス選手vsサム・アドニス選手のカベジェラ戦 元日決戦「シン・ピエダ」

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CMLLの2018年元日決戦「シン・ピエダ」のメインは“レジェンダ・ビビエンテ (生ける伝説) ”ネグロ・カサス選手vs“トランプ大統領支持者”サム・アドニス選手の遺恨決着戦、カベジェラ・コントラ・カベジェラ。
先に入場したカサス選手のセコンドは奥さんでCMLL世界女子王者のダリス選手。
続いて入場のアドニス選手は外国人部隊のOKUMURA選手とジョニー・アイドル選手を伴って来ましたが、試合前にコミッショナーから「セコンドは1人」と警告を受け、アイドル選手がバックステージへ引き上げ、OKUMURA選手のみがセコンドに付きました。
アレナ・メヒコの観客はもちろんカサス選手へ大声援、アドニス選手へは大ブーイング。
メキシコvsアメリカの国の威信を懸けた闘いが始まりました。

1本目、開始から程なくアドニス選手の足をすくったカサス選手が得意のサソリ固めで先取。
2本目はアドニス選手が劣勢を跳ね返すが如く猛反撃。
コーナー最上段から450スプラッシュでイーブンに。
出来ると言う話は知ってはいましたが、194cmと長身のアドニス選手が放った450を初めて目撃して驚きました。
1対1で迎えた決勝の3本目、2本目の勢いのまま、場外戦でさらにカサス選手を攻め込み、みちのくドライバー、デスバレーボム、コーナーからのブレーンバスターで勝利を掴まんとするアドニス選手。
しかし、これを凌いだ海千山千のベテランのカサス選手が最後は伝家の宝刀ラ・カシータで激勝!
勝利の喜びを爆発させたカサス選手はダリス選手と歓喜のダンス。


悔しさを滲ませるアドニス選手は意外にも潔く髪を刈られていましたが、一転、花道のカサス選手に襲いかかり、さらにはダリス選手にまでパンチを振り下ろそうとしました。

↑カベジェラ戦のダイジェスト動画

↑1月1日「シン・ピエダ」全試合ノーカット動画

一応の決着とはなったものの、この抗争はカサス選手のユニット、ペステ・ネグラのミステル・ニエブラ選手とフェリーノ選手、アドニス選手の多国籍軍ユニット、OKUMURA選手とアイドル選手を巻き込んで続行されそうな予感もします。
多国籍軍ユニットは1度はマッチメイクされたものの消滅してしまったボラドールJr.選手&ミスティコ選手&バリエンテ選手のスカイチームとのCMLL世界6人タッグ王座戦も実現させたいところでしょう。
新年早々に髪の毛を失う屈辱を味わってしまったアドニス選手と多国籍軍はCMLLでますます猛威を振るいそうです。
勝利したカサス選手は久しぶりの来日となるファンタスティカマニア2018に長髪のまま参戦が決定。
ファンタスティカマニアのカードは発表されていませんが、獣神サンダー・ライガー選手とのじっくりこってりとしたルチャが披露される場が設けられることを期待します。


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宇宙一決定戦 トルネオ・カンペオン・ウニベルサル

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“CMLL版G1”とも言われる「トルネオ・カンペオン・ウニベルサル」が6月30日のアレナ・メヒコ金曜定期戦で開幕します。
「トルネオ・カンペオン・ウニベルサル」とは2009年から開催されているトーナメントでエントリーされるのはカンペオン=チャンピオンのみ。
カンペオンの中のカンペオンを決める、まさに最強戦士決定戦。
今年は6月30日に予選1週目、7月7日に予選2週目が行われ、1週目と2週目に勝ちがあった選手が7月14日に決勝戦で激突するスケジュール。
まずは6月30日の予選1週目の参加8選手が発表されました。

●ボラドールJr.選手 (NWA世界ヒストリック・ウェルター級 CMLL世界6人タッグ)
●ドラゴン・リー選手 (CMLL世界ライト級)
●アンヘル・デ・オロ選手 (CMLL世界ミドル級)
●バリエンテ選手 (CMLL世界6人タッグ)
●ネグロ・カサス選手 (CMLL世界タッグ)
●ショッケル選手 (CMLL世界タッグ)
●ルシフェルノ選手 (ナショナル6人タッグ)
●エチセロ選手 (NWA世界ヒストリック・ライトヘビー級)

今年は「カンペオン・ウニベルサル」と合わせて「コパ・ボビー・ボナレス」(ボビー・ボナレス杯) とCMLLの前身であるEMLLの創生期に活躍した選手の名を冠したトーナメントになりました。


予選2週目の参戦選手は例によって発表されてはいませんが、今年は提携団体の新日本プロレス、ROHからの参戦は残念ながらないようですので、現在のタイトル保持者から以下の8選手になると思われます。

●アトランティス選手 (ナショナル・ライトヘビー級)
●ウルティモ・ゲレーロ選手 (NWA世界ヒストリック・ミドル級)
●マルコ・コルレオーネ選手 (CMLL世界ヘビー級)
●メフィスト選手 (CMLL世界ウェルター級 ナショナル6人タッグ)
●ニエブラ・ロハ選手 (CMLL世界ライトヘビー級)
●ミスティコ選手 (CMLL世界6人タッグ)
●ソベラノJr.選手 (ナショナル・ウェルター級)
●エフェスト選手 (ナショナル6人タッグ)


過去8年のカンペオン・ウニベルサルを制し、赤いベルトを腰に巻いた歴代覇者を記しておきます。

2009年 ウルティモ・ゲレーロ選手
2010年 獣神サンダー・ライガー選手
2011年 ラ・ソンブラ選手
2012年 テリブレ選手
2013年 棚橋弘至選手
2014年 ウルティモ・ゲレーロ選手
2015年 アトランティス選手
2016年 バリエンテ選手

王者の中の王者を決めるトーナメントだけあって、ライガー選手や棚橋選手をはじめ、強豪の名が並びますが、その中でも複数年このトーナメントを制覇しているのはウルティモ・ゲレーロ選手ただ1人。
今年、宇宙一の栄冠に輝くのはいったい誰だ!?




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MISTICO TIGER

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生年月日/非公開
デビュー戦/'07年3月17日
身長/170cm
体重/80kg
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